日本計算工学会論文集
Online ISSN : 1347-8826
ISSN-L : 1344-9443
Eisenstat技法によるDICCG法の適用性拡張と収束性向上
染原 一仁藤野 清次
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2008 年 2008 巻 p. 20080004

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抄録
本論文では,元のEisenstat技法が式変形による計算量削減技法であるため,その収束性が前処理の近似の度合いに大きく依存し,Eisenstat版DICCG法の収束性がDICCG法と同等の性能にすぎないことに着目した.そして,DIC分解に加速係数つきIC分解を適用し,Eisenstat版DICCG法の収束性向上を目指す.
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© 2008 The Japan Society For Computational Engineering and Science
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