日本臨床救急医学会雑誌
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調査・報告
令和6年能登半島地震における三重県災害拠点病院のDMAT隊員に対する感染症予防の実態調査
西川 嘉広畑田 剛今井 寛栗田 祥司小出 哲朗今西 義紀伊藤 久美子谷口 健太郎
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2025 年 28 巻 5 号 p. 804-809

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抄録

目的:令和6年能登半島地震に派遣されたDMAT隊員の感染症に対する意識および三重県の各災害拠点病院で実施された感染症予防の実態を明らかにし,課題を抽出すること。方法:三重県の各災害拠点病院のDMAT隊員にアンケート調査を行った。結果:すべての災害拠点病院より回答を得た。施設調査結果は17施設中,予防接種 2施設,抗体価検査 1施設,派遣される隊員用の抗インフルエンザウイルス薬(オセルタミビル)の準備は5施設で実施された。被災地派遣に際して感染症予防に関する取り決めのある施設はなかった。意識調査結果は,平時からの予防接種は「すべて必要」7施設,「一部必要」7施設であり,抗体価検査は「すべて必要」4施設,「一部必要」5施設であった。考察:平時より抗体価検査および予防接種を実施する必要があると考えられた。今後,災害医療にかかわる医療従事者の感染症予防の取り決めを自治体も含めて議論されることが期待される。

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