日本消化器がん検診学会雑誌
Online ISSN : 2185-1190
Print ISSN : 1880-7666
ISSN-L : 1880-7666
経験
「DRおよびフィルムレス時代の胃がん検診」日立メディコのDRシステムに対するコンセプト
石黒 隆
著者情報
ジャーナル フリー

2009 年 47 巻 3 号 p. 373-379

詳細
抄録
当社は他社に先駆けてDigital Radiographyシステムを製品化した。その際, 従来のX線フィルムと比較して同等以上の診断能を確保することを最優先とした開発を心がけ, 常に従来システムとのROC評価を行い, 診断能を検証してきた。また, 消化管検査においては, 画質を決定する要因は多岐に渡り, 撮影手技, 読影者の好みなど人的な要因も加わる。したがって施設毎に良好と判断される画質は異なり, 納める施設に適した画質調整ができることを基本コンセプトとしている。
透視撮影装置のデジタル化は今後も進むことは間違いない。理想的には, どのメーカーの装置で撮影しても高いレベルの画質が得られることが望ましい。そのためには, ユーザー側では撮影法の標準化, 共通した精度管理の確立が必要である。一方, メーカー側では標準化された撮影法の対応, 読影を含めた院内トータルシステムとしての共通規格への対応, 低被ばく&高画質のための要素技術の開発が不可欠である。
著者関連情報
© 2009 一般社団法人 日本消化器がん検診学会
前の記事 次の記事
feedback
Top