抄録
植物性食品におけるアレルゲンの数は多く, そのアレルゲンは複雑である。ラテックスにおけるアレルゲンを研究する過程で, これらめ植物性アレルゲンの多くは生体防御タンパク質に関連し, その一種である14種類の感染特異的なタンパク質のうち, 6種類のタンパク質群がアレルゲンと関係していることが提唱されている。また, 多くのアレルゲンはプロテアーゼ/α-アミラーゼインヒビターなどの生理活性タンパク質群にも分類される。最近, アスパラギン結合型糖鎖がその糖鎖を有するアレルゲンにおいて共通エピトープとなることが指摘されている。