日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
Online ISSN : 2189-4760
Print ISSN : 1881-7319
ISSN-L : 1881-7319
原著
当院における終夜睡眠ポリグラフ検査23年の推移・評価
吉野 聡子川名 ふさ江白井 康之中西 成元成井 浩司石山 陽事野沢 胤美
著者情報
ジャーナル フリー

1999 年 9 巻 2 号 p. 236-240

詳細
抄録

当院の終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)23年を振返り,369例のPSG記録について検査目的,件数,記録法等の推移を調べ,今後の課題を検討した.<br> その結果,種々の睡眠障害の診断,治療にはPSGは有用であることが再確認された.検査対象は近年,睡眠時無呼吸症候群が増加しており,PSGを日常生理機能検査として行うためには,PSG専用機の導入および夜間勤務体制の確立とsleep technologistの育成が必要であると思われた.

著者関連情報
© 1999 一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
前の記事 次の記事
feedback
Top