抄録
本研究では,木材による波形単板コアパネルを作製し,軽量家具の材料として使用することを目的とした。まず,波形単板コアの成形方法を考案し,表裏材を接着させて波形単板コアパネルを作製した。次に,作製した波形単板コアパネルを試験片とし,圧縮強度と曲げ強度を測定した。試験片の種類としては,波形単板コアの樹種はスギ,ヒノキ,ブナの3種類,表裏材はシナ共芯合板とリサイクルボードの2種類を使用した。測定の結果,圧縮強度,曲げ強度ともにヒノキとシナ共芯合板の組み合わせが有効であることがわかった。今後は,作製した波形単板コアパネルを用いて軽量家具をデザインし,制作を行う予定である。