日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第60回研究発表大会
セッションID: 4B-07
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剥離子のグリップデザインのデザイン設計要件について
野村 綾菜國本 桂史
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抄録
剥離子とは骨膜や 粘膜を緻密骨から剥離する際に使用される医療 機器である。剥離子は剥離する部位や対象に 対し様々な形状の作業部(先端)を持つ。これは、切開部に垂直に刃を当て、触れる様に切開を おこなうスカルペルの使用方法に対して、様々な角度、力の加え方による患部へのアプローチが必要とされる為である。しかし、グリップ 部分に関しては、フラットな長方形、筒状、 八角の棒状の物に滑り止めを付けた形状が殆どであり、幾つか用途に合わしたデザインを 施された物もあるが、十分に医師の使い易さを考慮されているとは言えない。剥離子のグリップの デザインを検討することによって、患部との接点である作業部のみにデザイン考察が されている現状を改善し、医師、つまり使用者に焦点を当てたデザインを行うことにある。離子のグリップ部分への力の加わり方、作業時の手の角度などの術者の手術中の上肢部運動の分析を行い、 術者の使い易さ、使い心地を向上させる事を 目標としたデザイン設計要件を導き出す事を 最終的な目的とする。
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© 2013 日本デザイン学会
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