主催: 一般社団法人 日本科学教育学会
会議名: 日本科学教育学会第45回年会 鹿児島大会
開催日: 2021/08/20 - 2021/08/22
AI(人工知能)が,私たちの日常生活に浸透している.一方,多くの人々にとって,AIは,「人間の脳の認知や判断を,コンピュータが行う技術」で,映画作品などの影響も相まって,ある種の恐怖を抱かせる技術として受け入れられているように思える.しかし,子供たちが生きる社会はSociety5.0であり,そこはAI技術との共生社会であって,AI技術についての正しい理解に基づくAIとの共生センスを磨くことが求められてくる.ところが,初等教育段階においては,子供たちがAIについて学び,その技術と共生するためのAIリテラシー教育の授業実践は,ほぼ皆無である.本稿では,筆者が行ったRoBoHoNを活用した実践事例を紹介する.そして,その有効性と課題を踏まえ,AIリテラシー教育の必要性と,その具現化を図る小学校段階の「コンピューティング」の教科化の必然について報告する.