主催: 一般社団法人 日本科学教育学会
会議名: 日本科学教育学会第45回年会 鹿児島大会
開催日: 2021/08/20 - 2021/08/22
自然現象における「原因と事象」はプログラミングにおける「入力と出力」に1対1対応させることができ,正しい順序でプログラムを組むことは,自然現象を論理的に説明することに相当すると考えることができる.この考えを基に,本研究では,プログラミング教育のねらいの2つを達成することを目的として,中学校理科の「気象とその変化―霧や雲の発生―」の単元を題材に,プログラミング教育を実施する.その研究の第一段階としてデジタル教材を,Pythonを用いて開発した.開発した教材を本学学生に試してもらい,その感想から教材の改良を行った.加えて,本教材の有用性についても議論する.