日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
セッションID: 169
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論文集
理科授業におけるワークショップ型検討会の形式の違いが発話内容に及ぼす影響
-良い点改善点法と時系列2色付箋紙法の比較を通して-
*中野 日陽大島 崇行桐生 徹
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抄録

本研究では,2つの形式のワークショップ型授業検討会(良い点改善点法,時系列2色付箋紙法)を実施し,発話内容や授業者滞在の影響を比較した.その結果,良い点改善点法では,「教授」に関する発話が多く,授業者滞在時には「学習者」に関する発話,不在時には「教材」に関する発話が多くみられ,参観者が授業者の存在を意識し,発話内容を選択していた可能性が示唆された.一方,時系列2色付箋紙法では,「学習者」に関する発話が一貫して多く,授業者滞在の影響は認められなかった.以上より,授業検討会の形式や授業者滞在の在り方が知識領域別の発話内容に影響を及ぼすことが示された.

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