コンピュータ ソフトウェア
Print ISSN : 0289-6540
分散環境におけるプロセス間通信の為の論理型言語GMAL
山崎 航西山 裕之溝口 文雄
著者情報
ジャーナル フリー

2004 年 21 巻 5 号 p. 381-396

詳細
抄録
複雑になりがちな分散環境におけるプロセス間通信を容易に記述するための論理型プログラミング言語GMAL(Grid Multi Agent Language)を提案する.各プロセスは,それぞれエージェントとして定義され,各エージェントは内部状態,メッセージ状態,及びそれらの制約によるルールの集合として記述される.通信は,エージェント間通信として扱われ,エージェント間メッセージのためのオペレータ,並列論理型言語,エージェント/オブジェクト指向といった特徴とあわせて,簡潔にプロセス協調のための通信を記述できる.これらの特徴により,知的なネットワークプログラミングが可能となり,これまで複雑であった手続き型メッセージパッシングがより容易に実現可能となる.本論文では,並列論理型言語をベースとしたシンタックスと,ルールの実行としてのセマンティクスとの対応について示し,言語の設計と実装を行う.
著者関連情報
© 日本ソフトウェア科学会 2004
前の記事 次の記事
feedback
Top