2018 年 4 巻 1 号 p. A_38-A_46
近年,高速道路上の可変式道路情報板の高度化が進められてきている.しかし,設置・更新時期の違いなどが原因で,情報板のシンボルデザインや文字情報の表記方法などの統一がなされていない.特に,現行のシンボルの中には道路利用者に正しく理解されていないものが存在すると指摘されている.そこで先行研究では,シンボルデザインを考案するとともに,2 事象情報板の判読性評価を行った.本研究では,まず先行研究の結果を精査することで,2 事象情報板の表示方法の課題を明らかにした.そして,その課題に基づき情報板表示を新たに考案し,判読性評価を通じて効果を検証した.その結果,重要度の高い課題である第 2 事象の理解度向上は,1 事象情報板を左右に並べたレイアウトにより克服されることが示唆された.