抄録
要旨:左頭頂葉のcerebral venous angiomaと診断した1症例を報告する.症例は,数年来の右半身感覚異常を主訴とする75歳男性で,MRIルーチン検査で,左頭頂葉深部白質にT2強調画像で高信号の病変が指摘されていた.今回,MRIの新たな撮像法T2 star weighted angiography(SWAN)を用いることで,造影剤を使用することなくcerebral venous angiomaを的確に診断できたので報告する.また,脳血管撮影とは違い非侵襲性であることから外来での日常診療に非常に有用だと考えられた.