脳卒中
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短報
エダラボン製剤の先発医薬品とジェネリック医薬品の2,2-Diphenyl-1-picrylhydrazyl 吸光光度法によるラジカル消去能比較
吉田 研二小林 正和斎藤 秀夫鈴木 太郎吉田 浩二小笠原 邦昭
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2013 年 35 巻 5 号 p. 375-377

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抄録
要旨:エダラボン製剤の先発医薬品とジェネリック医薬品間で,薬効の根幹であるラジカル消去能を2,2-Diphenyl-1-picrylhydrazyl を用いた吸光光度法にて比較検討した.先発医薬品のラジカル消去能を1 としたときのジェネリック医薬品A,B,C,D の効力比はそれぞれ0.952 ± 0.068,0.744 ± 0.083,0.774 ± 0.027,0.748 ± 0.070 であり, ジェネリック医薬品B,C,D において有意に低かった(P<0.05).先発医薬品には抗酸化剤としてL- システインが添加されており,ジェネリック医薬品A にも同様に添加されていたが,B,C,D には添加されていなかった.L- システイン自体にラジカル消去活性があり,この添加の有無がエダラボン製剤全体のラジカル消去能に影響を及ぼしているものと考えられた.
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© 2013 日本脳卒中学会
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