新日鐵八幡記念病院
2006 年 15 巻 6 号 p. 565-567
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脾動脈瘤に対して腹腔鏡下に脾動脈瘤切除および脾摘を行った症例を経験した. 症例は66歳, 女性. 乳癌の術後経過観察中に無症候性の脾動脈瘤を認めた. 最大瘤径2cmの嚢状瘤で, 脾門部近傍に存在し, コイル塞栓術が困難であったため腹腔鏡下に手術を行った. 手術は気腹下に脾動脈を動脈瘤中枢側でクリッピング後に切離し, 膵尾部と脾の間の小血管を自動吻合器にて一括切離して, 脾および脾動脈瘤を一塊として摘出した.
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