千葉大学大学院薬学研究院 [日本]
2017 年 17 巻 8 号 p. 373-378
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難水溶性薬物の経口吸収性を改善する目的で,固体分散体を用いた薬物の溶解性改善が20世紀後半から検討されてきた。薬物の溶解性改善が必ずしも吸収性改善に結びつかないケースも存在することから,製剤からの薬物溶出挙動及び溶解状態を考慮した製剤設計が重要である。本稿では,固体分散体からの薬物溶出挙動および薬物の溶解状態に焦点をあて,添加剤の種類及び組成が薬物溶出に及ぼす影響について検討した結果を紹介する。
日本油化学会誌
油化学
油脂化学協会誌
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