オレオサイエンス
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総合論文
ポルフィリン・フラーレン系を用いた人工光合成
今堀 博
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2004 年 4 巻 1 号 p. 19-24,4

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抄録
光合成を模倣したナノサイズの光電変換デバイスの構築は, 分子デバイスを開発していく上で重要な知見を与えるであろう。著者らはポルフィリンとフラーレンを用いると, 光合成のように電荷分離状態を効率よく生成し, 一方で逆電子移動による失活を抑制できることを見出した。その原理を適用して, ポルフイリン・フラーレン連結系で秒レベルの超長寿命電荷分離状態の生成に成功した。さらに光合成のような超分子複合体を人工的に構築するにあたり, 自己組織化単分子膜が有効であることを実証してきた。特に電極上で自己組織化単分子膜を用いて, 人工アンテナ分子と電荷分離分子を共役させ, 高い光電変換効率を達成した。今後, ナノ構造を制御することで, 実用的なレベルの人工光合成を達成することが期待できる。
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© 2004 公益社団法人 日本油化学会
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