日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第24回秋季シンポジウム
セッションID: 1E23
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発熱量自己調整機能を有するLa0.77Sr0.23MnO3磁気ハイパーサーミア微粒子の合成
*犬飼 亮弘坂元 尚紀青野 宏通篠崎 和夫鈴木 久男脇谷 尚樹
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抄録
磁気ハイパーサーミアとは、癌細胞周辺部に集積させた磁性粒子(発熱担体)を体外から印加した交流磁場によって選択的に加熱し癌細胞のみを死滅させる治療法である。磁気ハイパーサーミア微粒子には、正常組織への影響を最小限におさえるため、正確な温度制御が要求される。本研究では、La0.77Sr0.23MnO3(LSMO)微粒子に注目した。LSMOは、キュリー温度(Tc)が50 oC 程度であり、Tc以下では磁化が急激に消失するため発熱量自己調整が可能といえる。また、高い発熱特性を得るためには緩和損失を最大限に利用する必要がある。緩和損失は1次粒子径に依存するものである。よって、本研究の目的は、緩和損失を最大限利用できる粒径でLSMO微粒子を合成することである。
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©  日本セラミックス協会 2011
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