保育学研究
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原著<論文>
中村雄二郎の共通感覚論による遊びの深まりの概念化
―共通感覚のブリコラージュの視点から―
山本 一成
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2025 年 63 巻 2 号 p. 91-102

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抄録
保育学では遊びを深めるための重要な研究が蓄積している。一方で,矢野智司が述べるように,遊びを手段-目的関係に基づいて捉えることは,遊び概念を狭隘化し,一回性の体験である遊びの深さを失わせてしまう可能性もある。本研究では以上の先行研究を踏まえ,遊びを深める子どもの感覚という視点から,遊び論を発展させることを目的とする。その際,中村雄二郎の共通感覚論を手がかりに,臨床教育学的に保育実践を考察する。共通感覚は,五感を超えた感覚,想像力の座,トポスの感覚であり,それらの感覚が遊びを深める過程を明らかにする。最後に,遊びが深まる保育実践理解の視点として「共通感覚のブリコラージュ」概念を提示する。
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© 2025 一般社団法人 日本保育学会
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