理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
原著
超音波装置を用いた肩関節挙上時の肩峰骨頭間距離の検討
─肘屈曲位と肘伸展位の比較─
辰田 明紀端 歩実高倉 諒廣津 昴石束 友輝尾形 恵古川 龍平森原 徹
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2024 年 39 巻 6 号 p. 275-279

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抄録

〔目的〕肩峰下インピンジメントを予防することを目的に,肘屈曲位と伸展位における肩関節他動挙上時の肩峰骨頭間距離(AHI)を比較した.〔対象と方法〕健常成人15例30肩を対象とした.対象者を60°側臥位とし,肘屈曲位および伸展位において,他動的に肩甲骨面上で挙上させた.AHIは超音波診断装置を用いて,肘屈曲位および伸展位における各挙上角度(30°,60°,90°)で測定した.〔結果〕30°,60°,90°における 肘伸展位でのAHIが,肘屈曲位と比較し高値であった.〔結語〕他動挙上の可動域練習では肘伸展位で実施することが,肩峰下インピンジメントを予防するうえで効果的である可能性がある.

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© 2024 by the Society of Physical Therapy Science

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