筑波大学大学院ビジネス科学研究科
2019 年 53 巻 1 号 p. 18-36
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本稿は,国内経験が長い中小企業が馴染みのない外部専門家を活用して急速に国際化する複数事例に着目し,支援に成功している専門家は先行研究で指摘されている組織慣性にいかに対処しているのかについて探索的に分析し,その支援プロセスの概念モデルを提示する.それにより支援成功のためには信頼関係が必要であり,その信頼関係構築のためには,専門家が一旦自制して相手の組織慣性に同調することが鍵となることが明らかになった.
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