プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
2001年度春季
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2-12 変更管理の実践的なプロジェクト管理 : 統合プロジェクト管理ツールを用いて
福田 祥久
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会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 144-149

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抄録
システム開発のプロジェクト遂行上の管理として, プロジェクト管理を構成している主な対象領域は, 進捗管理, 問題管理, 変更管理およびリスクマネジメントである. そこで, これらのプロジェクト管理全般については, 実践的な管理技法と仕掛けであるPMIS (Project Management Information System)について基礎理論およびメソドロジーと位置付け, 2000年度春期研究発表大会で「グループウェアによる実践的な管理技法」として統合プロジェクト管理ツールCPMT (Consolidated Project Management Tools)を用いたプロジェクト管理技法について発表した. また, その続編で実際のプロジェクトへの適用方法として, 2000年度秋期研究発表大会で「問題管理の実践的なプロジェクト管理事例」について発表した. 本論文では秋季大会の続編として, 変更管理の適用方法について述べる. この仕組みへはIBMだけではなく, お客様, 業務委託会社にも参画してもらい, 共通認識を持つためのコミュニケーション・ツールの位置付けを含め, 実践的かつ効果的なPMISとして活用している, これから初めてプロジェクト管理を経験される方や, 既にプロジェクト・マネジャーとして活躍されている方で, 即に役立つ変更管理技法とPMISを探している方へ最適な解決策を示す.
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© 2001 プロジェクトマネジメント学会
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