日本海水学会誌
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炭酸カルシウムの生成および転移過程におよぼす塩化カルシウム結晶溶解熱の影響
鵜飼 健司水野 隆夫豊倉 賢
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1999 年 53 巻 2 号 p. 99-106

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抄録
炭酸ナトリウム水溶液中に塩化カルシウム結晶を添加する事によって生成する炭酸カルシウム結晶について, 塩化カルシウム結晶の溶解熱に着目した検討を行った. 本反応系においては, 添加結晶の溶解熱が生成する炭酸カルシウム結晶の多形現象に影響を及ぼしており, 同一添加量の条件においては溶解熱量が最も大きい無水塩を添加した場合に, 最安定形のカルサイト形炭酸カルシウムを選択的に生成することができた. この無水塩結晶を添加する条件においては, 298Kから328Kの操作温度範囲においてカルサイトが選択的に生成し, 操作温度298Kの条件においては, カルサイトの生成個数が添加量の1.3乗に比例することを見いだした. また, 撹拝回転数による影響についての検討を行った.
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