胆道
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症例報告
膵胆管合流異常を合併した胆嚢管癌の1例
武田 洋平澤木 明石川 英樹伯耆 徳之高木 忠之高山 玲子重川 稔清水 泰博谷田部 恭山雄 健次
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2008 年 22 巻 4 号 p. 570-575

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抄録
膵胆管合流異常 (Pancreaticobiliary maljunction : 以下, PBM) に合併した胆嚢管癌の1例を経験した. 症例は58歳, 女性. 検診で胆嚢壁肥厚を指摘され精査目的に来院した. USでは胆嚢頚部に壁肥厚を認め, DIC-CTでも同様の所見を認めた. ERCPではPBMを認めた. また胆嚢は造影されず, 胆嚢管内に陰影欠損を認めた. IDUSでは胆嚢管内に腫瘤像を認め, 胆管は異常所見を認めなかった. EUSはラジアル走査式では胆嚢管の病変は描出困難であったが, コンベックス走査式では胆嚢管内に充実性腫瘤を認めた. PBMに合併した胆嚢管癌と診断し手術を行った. 病理組織学的には主として胆嚢管に存在する乳頭管状腺癌で全周性に漿膜下層まで中分化管状腺癌の形態で浸潤していた. PBMは胆道癌の合併頻度が高いことで知られるが, 一方で胆嚢管癌を術前に診断することは困難である. 術前診断し得たPBMに合併した胆嚢管癌の1例について文献的考察を加えて報告した.
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© 2008 日本胆道学会
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