食品・臨床栄養
Online ISSN : 2187-3259
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  • 藤井(保科) 由智恵, 菅原 詩緒理, 西川 正純
    2026 年e2025 巻 p. 1-12
    発行日: 2026年
    公開日: 2026/04/25
    ジャーナル フリー
    若年女性の痩身願望による無理な食事制限は,骨粗鬆症や体脂肪率の増加による隠れ肥満の発症に影響を与える。本研究では,女子大学生141名を対象にBIA法による身体計測と食事調査を実施し,隠れ肥満の身体的特徴と摂取栄養素の関連を明らかにすることとした。解析対象は,回答が得られた135名で回答率は95.7%だった。本研究の女子大学生の平均年齢は19.6 ± 0.6歳あった。対象者全体の61.5%に隠れ肥満のリスクを有していた。身体的特徴としては,体重,BMI,体脂肪率,体脂肪量の高値,筋肉量,基礎代謝量の低値が挙げられた。食事調査では,エネルギー調整を行い,肉類の摂取量で隠れ肥満群,隠れ肥満傾向群,肥満群,標準体重群,痩せ群の順で有意に高値が認められ,多重比較の結果,隠れ肥満群は痩せ群と比較し有意に高値が認められた。以上のことから,隠れ肥満の発症には,体脂肪率の高値と筋肉量の低値の身体的な偏りと肉類の摂取量の高値が関連することが示唆された。
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