こころの健康
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19 巻, 1 号
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
  • 松本 零士
    2004 年 19 巻 1 号 p. 9-21
    発行日: 2004/06/10
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
  • 喜多 祐荘
    2004 年 19 巻 1 号 p. 22-35
    発行日: 2004/06/10
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
  • 2004 年 19 巻 1 号 p. 36-46
    発行日: 2004/06/10
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
  • 大辻 隆夫, 平野 かおり
    2004 年 19 巻 1 号 p. 49-60
    発行日: 2004/06/10
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    自己象徴的カウンセラー訓練技法としてのイヌバラ法は, カウンセリング技法の修得と向上を目的にしたロールプレイングによる訓練法である。クライエント役がイヌやバラなど人間以外の役割演技をすることにより, 独自のプロセスと展開を見いだすところに特徴がある。本研究では, カウンセラー役の体験ではなく, クライエント役の体験に焦点をあて, その内容を精神分析的視点から分析し, 治療的意義を検討した。方法として, イヌバラ法訓練セミナーの参加者26名に, セミナー終了後に「クライエント役体験を通して, 演じた役に自己が反映されているか。どこに反映されているか。自己洞察を得る事ができたか。治療効果があったか」の4項目の質問からなる自由記述形式のアンケート調査を行った。得られた22名の回答を検証し, 考察した。その結果, クライエント役を演じることには大きな意味があること, すなわち自己象徴過程が促進され, 自己洞察に至り, 変化に結びつくというような治療的意味を見出した。イヌバラ法によりクライエント役が自己洞察を得て, 変化するという裏付けは, カウンセラー役の訓練効果を測る上で重要な指標となることを示唆するものである。
  • スクールカウソセラーが導入された直後と1年後との比較
    中西 三春, 黒沢 幸子, 森 俊夫
    2004 年 19 巻 1 号 p. 61-72
    発行日: 2004/06/10
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    本研究は, 保護者用包括的ニーズ評価尺度CAN-SCS (P-version) を用いて, スクールカウンセラーの活動内容に対する保護者の要望の変化を明らかにすることを目的として行われた。2000年度4月よりスクールカウンセラーが配置された都内の私立女子中高等学校B校の協力により, 同校の保護者を対象として2000年度 (スクールカウンセラーの導入直後) と2001年度 (1年後) の2時点で無記名式の質問紙調査を行った。回収率は2000年度が66.2%(789/1192), 2001年度が47.7%(563/1178) であった。2001年度の回答者のうち, 「2000年度も調査に回答しましたか」という項目で「はい」と回答し, かつ2000年度のデータと照合して同定できた213人を本研究の分析対象とした。調査の結果, 1年間のスクールカウンセリング活動に対する保護者の評価は「分からない」という回答が多く, もっとも評価の得点が高かったのは「カウンセラー室の知られている程度」であった。この1年間はスクールカウンセラーの存在が保護者に認識されるようになるまでの期間であったと考えられた。2000年度と比べて2001年度の保護者の要望が高くなった活動内容は, 生徒集団への援助や地域との連携など, 2000年度の段階では要望が低かったものである傾向がみられた。このことから, 1年間のスクールカウンセリング活動を通してスクールカウンセラーの役割像が広がったことが示唆された。全体的にスクールカウンセラーに対する要望が高くなった保護者は, スクールカウンセラーに対する関心が高かった者であった。
  • 首都圏5公立中学校における調査
    上別府 圭子, 杉浦 仁美
    2004 年 19 巻 1 号 p. 73-82
    発行日: 2004/06/10
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
    日本のモバイル技術は世界の最先端にあると言われ, 「ケータイ」(日本の携帯電話・PHS) は国際語になるほどユニークな使われ方をしているメディアであるという。ケータイの使用とコミュニケーションの相互関係については研究が少ない上, 心理発達上, 同年代の友人関係が特に重要な時期とされる中学生における実態はほとんど知られていない。筆者らは, 中学生のケータイの所持および使用の実態を明らかにし, ケータイが友人関係や心理面, 生活面に与える影響に関する中学生の意識や, メールの使用頻度との関連について検討することを目的とし, 質問紙調査を実施した。対象は首都圏の5公立中学校の2年生651名であり, 学級担任を通じて生徒に説明し, 同意を得た生徒に対して授業内に実施した。有効回答者578名 (有効回答率88.8%, 男子304名, 女子272名) のうち, ケータイ所持者は285名 (49.3%), 非所持者は293名 (50.7%) で約半数がケータイを所持していた。電話としての使用頻度は少なく, 比較的近くにいる友人との非用件 (いわゆるおしゃべり) のメール使用が中心で, その使用頻度は『1日に11通以上』の者が148名 (54.3%) と過半数であった。もともと友人の多い生徒が, ケータイを頻繁に利用しており, 友人関係上, 有効活用できていると思われた。一方, メール使用に関係して情緒不安を経験している者も約半数あり, メールの使用頻度が高い者ほど, 生活時間が不規則になったり, ケータイなしではやっていけないと感じるなど, 心理的な依存のリスクが潜在している実態が明らかになった。生徒自身が意識している問題点を手がかりに, 上手な使い方について考えるためのメディア教育が必要と思われた。
  • 渡辺 大介
    2004 年 19 巻 1 号 p. 83-86
    発行日: 2004/06/10
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
  • 上林 靖子
    2004 年 19 巻 1 号 p. 101-102
    発行日: 2004/06/10
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
  • 2004 年 19 巻 1 号 p. 107
    発行日: 2004年
    公開日: 2011/03/02
    ジャーナル フリー
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