尚絅大学研究紀要 B.自然科学編
Online ISSN : 2423-9321
Print ISSN : 2187-5243
ISSN-L : 2187-5243
最新号
選択された号の論文の4件中1~4を表示しています
  • 数理・データサイエンス・AI 教育に向けて
    髙橋 文徳, 釜賀 誠一
    2023 年 55 巻 p. 139-145
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2023/08/04
    ジャーナル フリー
    筆者らは次年度から本学全学の学生を対象として,数理・データサイエンス・AI 教育を実施することになった。その準備の一環として,学生の実態把握を目的に3つの調査を実施した。最初は数理・データサイエンス・AI という各用語についての理解度調査,次に AIに対するイメージ調査,最後は AI に対する具体的な不安要素調査を順に実施した。
  • 實松 史幸, 藤田 紗香
    2023 年 55 巻 p. 147-156
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2023/08/04
    ジャーナル フリー
    食事後の血糖値が急激に上昇したのち正常に戻る「血糖値スパイク」と言われる食後の大きな血糖値変動症状が知られている。この血糖値スパイクは , 中高年ではもちろんのこと若年層にとっても , 気づかぬうちに糖尿病を進行させる可能性があることからその予防は医学的にも重要な課題となっている。本研究では , 熊本県の特産品であり水溶性食物繊維が豊富なキクイモの血糖値スパイクへの予防に対する効果について検討した。20代の女子学生を被験者として , 経時的な食後の血糖値測定を行ってその推移を観察し , 150 mg/dL 以上を血糖値スパイクの指標とした。本研究では , キクイモは摂取しやすいように乾燥チップスの形(キクイモチップス)を用いた。キクイモチップスのみでも弱い血糖値抑制効果が見られた一方 , 野菜サラダにキクイモチップスを混合して摂取した場合には有意な血糖値抑制効果が認められた。本研究の結果から , キクイモを他の野菜と併用することにより , 糖尿病の進行予防に優れた食材となりうる可能性が示唆された。
  • 釜賀 誠一, 髙橋 文徳
    2023 年 55 巻 p. 157-170
    発行日: 2023/03/31
    公開日: 2023/08/04
    ジャーナル フリー
    情報処理教室を使用した授業において,学生のディスプレイとディスプレイの間に中間モニタを設置して,教師のディスプレイの画面や教材提示装置の画面を表示して,授業指導を行っている。その中間モニタに表示される映像と教師の音声を録画し,動画に変換したファイルを Google ドライブに保存し,Google Classroom を用いて授業動画の配信を行っている。配信した授業動画の視聴状況について,学生へアンケート調査および授業動画のアクセスログの解析を行った結果,学生が授業動画をどのように捉え利用されているかについて示す。
報告
feedback
Top