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7,136件中 1-20の結果を表示しています
  • ―小型補聴器専門店X社における事例―
    庵谷 治男, 近藤 大輔
    経営会計レビュー
    2024年 4 巻 1 号 1-14
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/11/06
    ジャーナル フリー

    本稿は、小型補聴器専門店X社における

    アメーバ
    経営導入事例に基づき、日常的にフィロソフィがどのように活用されているかを解明する。結論として、
    アメーバ
    経営に内在する目標達成などのプレッシャーだけでなく、外在する顧客からのプレッシャーに対してもフィロソフィが作用することを経験的に示した。

  • 指山 浩志, 辻仲 康伸, 浜畑 幸弘, 堤 修, 星野 敏彦, 矢野 匡亮, 田中 浩司, 松尾 恵五, 中島 康雄, 新井 健広, 北山 大祐, 高瀬 康雄, 赤木 一成
    日本大腸肛門病学会雑誌
    2011年 64 巻 4 号 224-229
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/04/01
    ジャーナル フリー
    当院とその関連施設で経験した
    アメーバ
    性大腸炎50症例について検討した.性別は男性48例,女性2例,平均年齢は43.3歳.初回内視鏡検査の正診率は62%(31/50例)であり,IBDと誤診された症例が10例見られた.罹患部位は回盲部のみが14例(28%),直腸のみが12例(24%),回盲部と直腸が13例(26%),広範囲の大腸が11例(22%)であった.症状として顕性出血を認めた症例は36例(72%)あったが,便潜血陽性精査の検査で発見された例も8例(16%)あった.便潜血陽性例は,いずれも病変が回盲部に限局している症例であった.内視鏡所見は白苔,出血,発赤,浮腫をともなう"汚い潰瘍",多発するアフタ,タコイボ様びらん,ヘビタマ様潰瘍などが特徴的所見であった.誤診,診断遅延症例が多いことから,初回検査時に
    アメーバ
    虫体が検出されなくとも,臨床的に疑わしい場合は腸管
    アメーバ
    症を念頭において治療すべきである.
  • 伊勢 憲人, 安藤 秀明, 古屋 智規, 佐藤 勤, 斉藤 由理, 小山 研二
    日本臨床外科学会雑誌
    2001年 62 巻 1 号 197-200
    発行日: 2001/01/25
    公開日: 2009/08/24
    ジャーナル フリー
    赤痢
    アメーバ
    症と診断に難渋し救命しえなかった1例と,血清検査で確定診断し,抗
    アメーバ
    薬投与にて良好な結果を得た1例を報告する.症例1,主訴:発熱・右下腹部痛.腹部US,腹部CTにて盲腸周囲膿瘍,肝膿瘍の診断となり,経皮的肝膿瘍ドレナージ(PTAD),回盲部切除術行うも多発肝膿瘍による肝不全にて死亡.剖検で肝膿瘍に赤痢
    アメーバ
    が証明された.症例2,主訴:発熱・右上腹部痛・粘血便.腹部CT上肝右葉に膿瘍を認めPTAD施行.膿汁は暗赤色,無臭であった.穿刺液および糞便からは赤痢
    アメーバ
    は検出されなかったが,血清検査で赤痢
    アメーバ
    抗体が陽性であったため,抗
    アメーバ
    薬投与.これにより膿瘍腔は縮小,解熱し退院した.赤痢
    アメーバ
    症は血清検査での診断が有効である.赤痢
    アメーバ
    症の診断がつけば,抗
    アメーバ
    薬が著効するため,難治性肝膿瘍では
    アメーバ
    血清検査を考慮すべきである.
  • 久多良 徳彦, 小穴 修平, 小野寺 佳奈, 石田 弥, 照井 虎彦, 遠藤 昌樹, 千葉 俊美, 猪股 正秋, 折居 正之, 鈴木 一幸
    日本内科学会雑誌
    2004年 93 巻 1 号 150-152
    発行日: 2004/01/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    症例は52歳,男性.主訴は発熱.腹部CT検査にて,肝右葉のほぼ全体を占める膿瘍を認めたため経皮経肝膿瘍ドレナージ(PTAD)を施行した.膿瘍液より
    アメーバ
    原虫が検出されたためメトロニダゾールの内服(2,250mg/日)にて治療を開始したが効果がなく,メトロニダゾールの静脈内投与(1,500mg/日)に変更したところ発熱や腹膜炎の改善を認めた.メトロニダゾールの内服にて改善が得られない
    アメーバ
    性肝膿瘍重症例や下痢などによる吸収不良例に対しては,メトロニダゾールの静脈内投与が有効である.
  • 徳山 博, 東 冬彦, 玉置 英人, 国正 紀彦, 玉置 幸子, 河合 純, 坂辻 喜久一, 伊藤 秀一, 中山 恒夫, 西岡 新吾
    日本消化器病学会雑誌
    1993年 90 巻 1 号 62-66
    発行日: 1993年
    公開日: 2007/12/26
    ジャーナル フリー
  • 橋村 秀親, 田中 道代, 川合 弘毅, 福島 龍二, 大川 清孝, 北野 厚生, 小林 絢三, 大間知 祥孝
    日本消化器病学会雑誌
    1989年 86 巻 5 号 1149-1153
    発行日: 1989年
    公開日: 2007/12/26
    ジャーナル フリー
  • 竹田 晃, 齋藤 義修, 入江 孝延, 田中 聡司, 藤永 哲治, 原田 直毅, 西山 範, 鈴木 貴弘, 春名 能通, 井上 敦雄
    日本内科学会雑誌
    2010年 99 巻 5 号 1055-1057
    発行日: 2010年
    公開日: 2013/04/10
    ジャーナル フリー
    症例1は57歳,男性.健診のPET検査で回盲部に異常集積像を認めた.内視鏡検査で,盲腸・上行結腸は
    アメーバ
    性大腸炎に特徴的な所見を呈し,血清赤痢
    アメーバ
    抗体価1,600倍,病理組織検査で
    アメーバ
    栄養体を認めた.症例2は22歳男性.
    アメーバ
    性肝膿瘍で加療中,大腸炎症状はなかったが,内視鏡検査で盲腸・上行結腸に特徴的所見を認めた.生検組織の検鏡でも
    アメーバ
    虫体が確認された.両症例ともメトロニダゾール経口投与で加療した.
  • 高橋 節, 岡 淳夫, 角 賢一, 村田 陽子, 衣笠 陽一, 浜副 隆一
    日本臨床外科学会雑誌
    2000年 61 巻 1 号 126-129
    発行日: 2000/01/25
    公開日: 2009/02/10
    ジャーナル フリー
    大腸
    アメーバ
    症の1例を経験したので報告する.患者は61歳の男性で腹痛,下痢を主訴として来院した.海外渡航歴はない.回盲部周囲膿瘍を強く疑い緊急手術を行った.開腹すると盲腸は腫瘤状に腫大しており,術中の大腸内視鏡では大腸のほぼ全域に多数の潰瘍を形成していた. S状結腸では腹壁に穿通していた.手術は腫瘤状の部位を含めて大腸の約3/4の切除を行った.術後,縫合不全やDICなど合併症に難渋したが幸い救命することができた.
    大腸
    アメーバ
    症は本邦では法定伝染病であり,戦中,戦後に流行をみたが1978年には年間10例以下の発症をみるのみとなった.しかし男性同性愛者の性行為感染症としての増加,海外渡航者の増加などにより近年増加傾向にある.腸管穿孔などを合併し,手術が必要となった症例では死亡率が高い.早期診断,早期治療には日常の臨床においても本症も念頭におく必要がある.
  • 清水 徹之介, 冨士原 彰, 小林 正直, 秋元 寛, 森田 大, 福本 仁志
    日本臨床外科学会雑誌
    2001年 62 巻 12 号 3002-3007
    発行日: 2001/12/25
    公開日: 2009/01/22
    ジャーナル フリー
    アメーバ
    性肝膿瘍腹腔内破裂の1例を報告する.【症例】37歳男性,不特定多数の女性と接触があった. 1カ月前より全身倦怠, 6日前より悪寒・発熱を認めていた.安静時に突然右季肋部激痛が出現し,腹部全体に広がった.肝S7に10cm大の膿瘍,腹腔内に液貯留を認めた.腹腔穿刺で膿性腹水を認め,検鏡にて赤痢
    アメーバ
    虫体を確認し,本症と診断した.経皮経肝膿瘍ドレナージ(PTAD)後に開腹し,腹腔洗浄ドレナージを行った.直ちに化学療法を開始し,速やかに解熱した.膿瘍の縮小は順調で, 1カ月後に軽快退院した.
  • ―(株)マルト水谷の事例研究―
    上總 康行
    経営会計レビュー
    2021年 2 巻 1 号 15-32
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/08/01
    ジャーナル フリー

    最近になって,

    アメーバ
    経営を導入する企業が増えてきた。しかし,導入に成功した企業ばかりではない。成功するのに10年近くかかった企業もあれば,中止した企業もある。続けてはいるが,「停滞」している企業も少なくない。「停滞」の理由はさまざまであるが,経営者や従業員の組織能力の欠如が一因である。本稿では,TPSを導入して「停滞」を見事に解消した(株)マルト水谷の事例を分析する。

  • 静間 徹, 小幡 裕, 唐澤 英偉, 林 直諒, 山浦 常
    感染症学雑誌
    2000年 74 巻 7 号 585-588
    発行日: 2000/07/20
    公開日: 2011/02/07
    ジャーナル フリー
    A 49-year-old male who had been diagnosed as having amebic liver abscess when he was 32-year-old was admitted to our hospital with fever and watery diarrhea. Ultrasonography and CT examination demonstrated a solitary abscess in the right lobe of the liver. Cysts of Entamoeba histolytica were detected in the stool and an aspiration of the liver abscess looked like anchovy paste. Serum amebic antibody by the IFA method was positive and the case was diagnosed as amebic liver abscess. The patient was treated with metronidazole, and percutaneous transhepatic abscess drainage was performed. The liver abscess decreased remarkably in size and serum amebic antibody was negative after the treatment. Recurrence of amebic liver abscess is rare and we report this case with some literature.
  • ――被導入企業における受容プロセスを中心に――
    潮 清孝, 桐畑 哲也
    メルコ管理会計研究
    2013年 6 巻 1+2 号 51-62
    発行日: 2013年
    公開日: 2015/11/17
    ジャーナル フリー
    本稿は旧・三田工業株式会社における
    アメーバ
    経営の導入事例を分析している。具体的には,京セラにおいて長年のプロセスを経て現在の形に至った同経営手法が,会社更生法の適用を経験し,短期間での抜本的事業再生を求められる状況にある中で,どのように導入され,また被導入企業において受け入れられるようになったのか,という点に焦点を当てて分析を行っている。その結果,①京セラにおける
    アメーバ
    経営をそのまま同社にあてはめて実践するのではなく,既存のビジネスモデルとの「融合」が図られながら導入が行われたこと,②当該プロセスを通じて,
    アメーバ
    経営における基本的な価値観や考え方が,被導入企業側の従業員に受容され,組織全体に浸透するようになった,という2点が明らかになった。
  • 鈴木 賢二, 春日 正己
    日本臨床外科学会雑誌
    1999年 60 巻 3 号 785-789
    発行日: 1999/03/25
    公開日: 2009/01/22
    ジャーナル フリー
    39歳男性同性愛者に発症した
    アメーバ
    性肝膿瘍の1例を経験した.右季肋部の圧痛と熱発を主訴として他院から紹介され入院,肝S7に径8cmの膿瘍を認めた.エコーガイド下経皮的膿瘍ドレナージを施行したが効果はなかった.2日後,膿瘍が腹腔内に穿孔したため,開腹・腹腔ドレナージ術を施行した.その後メトロニダゾール投与を開始しこれが奏効,全身状態は改善した.ドレーンからの逆行性細菌感染を併発したため抜去時期がおくれたが抗生剤でコントロール後抜去し徒歩退院した.
    アメーバ
    症は本邦では1980年以降急速に増加し,その多くが男性同性愛者間でsexually transmitted amebiasisの形で流行していると考えられる.診断は血清学的検査が最も有効である.肝膿瘍をみたら
    アメーバ
    性を疑い,早期にメトロニダゾールを投与することが重要で,ドレナージは特殊な場合を除き適応にはならないと考えられた.
  • 石井 博道, 崔 聡仁, 北川 昌洋, 海老原 良昌, 増山 守, 渡辺 信介
    日本臨床外科学会雑誌
    2003年 64 巻 10 号 2520-2524
    発行日: 2003/10/25
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
    症例は31歳,男性.主訴は腹痛,発熱,下痢.感染性腸炎を疑い,当院内科入院となった.入院5日目に腹部CT検査をしたところ,消化管穿孔による腹腔内膿瘍が疑われ,緊急手術を施行した.手術所見は,混濁した大量の腹水を認め,盲腸から下行結腸にかけて壊死性変化,多数の穿孔部位を認めた.壊死性変化,穿孔部位は盲腸が最も著明で,肛門側にいくにつれて軽減していた.壊死性変化を呈した腸管を切除した.術中所見で
    アメーバ
    性大腸炎を強く疑い,腹水のPAS染色にて
    アメーバ
    性大腸炎と確定診断した.術後,致命的な合併症は生じず救命しえた.
    アメーバ
    性大腸炎は輸入感染症,性行為感染症として最近年々増加しているが,その診断は容易ではない.腸管穿孔を伴う劇症型の症例では死亡率が高く,救命には早期診断,早期治療が必要であるが, PAS染色による腹水細胞診が早期診断に有用であった.
  • 井磧 進, 根岸 征示, 渡辺 春子, 陳 晃, 高橋 政夫, 及川 達郎, 大町 正道, 中島 利子
    日本臨床外科医学会雑誌
    1978年 39 巻 6 号 1006-1011
    発行日: 1978/11/01
    公開日: 2009/09/30
    ジャーナル フリー
    アメーバ
    性肝膿瘍は本邦では稀れな疾患と考えられているが,われわれは最近本症の1例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.
    症例は29歳男子.昭和52年8月2日,感冒様発熱. 8月8日,弛張熱(39~40℃)と右季肋部痛を訴えて入院.苦悶状顔貌を呈し,腹部膨満,右上腹部緊張,圧痛著明. WBC 20,800 AIK-P 25.2, T. Bil 0.5, GOT 24, GPT 38, CRP(+),検便で
    アメーバ
    (-),肝シンチ,右葉に巨大孤立性SOL (Space Occupied Lesion) (+).
    アメーバ
    性肝膿瘍の疑いで外科的肝ドレナージ,チョコレート様膿汁約1,000cc,膿中
    アメーバ
    (-),術後Latex凝集反応強陽性.フラジール, Tc, AB-Pc, DKB投与. 41病日治癒退院.本症例は国際航空路線乗務員であり,外地感染が考えられる.膿,糞便中
    アメーバ
    (-)で,確定診断はLatex凝集反応によった.
  • ―小型補聴器専門店X社の事例―
    庵谷 治男, 近藤 大輔
    経営会計レビュー
    2025年 5 巻 1 号 13-27
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/07/29
    ジャーナル フリー

    本稿は、小型補聴器専門店X社における

    アメーバ
    経営導入事例に基づき、組織構成員の能力に差異がある場合、
    アメーバ
    経営がどのように人材育成をもたらすのかを解明する。結論として、中核人材をハブとしたネットワーク、中核人材の経験や知識の言語化、失敗を寛容し省察を促す組織風土の整備が重要な要素として経験的に示された。

  • 飯村 光年, 高崎 郁代, 磯野 悦子, 松島 昭三, 小松 達司, 青崎 正彦, 三木 亮
    医療
    2002年 56 巻 4 号 220-223
    発行日: 2002/04/20
    公開日: 2011/10/07
    ジャーナル フリー
    (目的と方法)赤痢
    アメーバ
    症は近年増加傾向にある. われわれは以前から腸
    アメーバ
    症の診断のために, 血便や慢性下痢などの患者に対し, 積極的に大腸内視鏡を施行している. 炎症所見を認めたときは, 大腸内視鏡下に炎症部粘液を細胞診用ブラシを用いて採取し鏡検する手法を施行しており, これによって1年間に5例の
    アメーバ
    大腸炎を診断できた. そこでこの手法の他検査に対する有用性および5症例の臨床像について検討した. (結果と結論)各症例の内視鏡像は, びらんの散在, 紅量をともなうアフタの多発, 孤立性潰瘍の多発, 潰瘍性大腸炎ようのび慢性の発赤・びらんと多彩であり内視鏡のみでの診断は困難であった. また5例中3例が海外からの輸入感染症であった. 腸
    アメーバ症の診断には赤痢アメーバ
    の証明が必要であるが, 内視鏡的粘液採取は便の直接鏡検・大腸生検による赤痢
    アメーバ
    の検出に比して, 感度が高く迅速に赤痢
    アメーバ
    嚢子を検出でき, 腸
    アメーバ
    症の診断法として優れていると考えられた.
  • 金 容度
    稲盛和夫研究
    2022年 1 巻 1 号 73-92
    発行日: 2022/03/25
    公開日: 2022/04/01
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    From the perspective of Japanese business history, it is of significance to research Kazuo Inamori because he was the entrepreneur of the “eras” of the Showa era and the Heisei in the sense that he made small enterprise grow greatly throughout the Showa era, succeeded in new businesses, revived company that had fallen into a slump, and trained young entrepreneurs in the Heisei era. Moreover, research on Inamori also have great significance in that it is a representative example of establishing managers, which is one of the main types of top managements in postwar Japan.

    As a study of Japanese business history, it is also of great significance to elucidate the historical background and conditions of creating and introducing the Kyocera’s unique management method, Amoeba management because Kyocera is a successful company in leading industry of postwar Japan. In addition, as Kyocera is a representative of “V-Type” companies with excellent adaptability to environment, it is very useful to research the history of Kyocera.

    As research subjects on Inamori, it is very important to clarify empirically the relationship between the management philosophy of Inamori, the Kyocera Philosophy, and management style of Kyocera. It is significant to examine the attributes Kyocera’s board members over the long periods of the time as well.

    Furthermore, with regard to the business structure and the organization of Kyocera, and interfirm relationships between Kyocera and its customers, there remain a lot of important research topics.

  • 外江 由希子, 東 克彦, 山根 広志, 岡田 和久, 中村 嘉典, 雑賀 明宏, 谷本 聡, 辻内 和司, 高辻 幹雄, 岡 久渡, 伊藤 秀一, 西岡 新吾
    日本消化器内視鏡学会雑誌
    1997年 39 巻 7 号 1260-1264
    発行日: 1997/07/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
     症例,61歳,男性.平成5年11月海外渡航,2週間後下痢粘血便,発熱が出現し,12月17日入院した.血液では炎症反応強陽性,大腸内視鏡検査で直腸,S状結腸に平皿状の厚い白苔を伴う隆起性病変即ち
    アメーバ
    性肉芽腫(Ameborna)を認めた.採取した組織より栄養型
    アメーバ
    を検出し,赤痢
    アメーバ
    症と確診した.メトロニダゾールの投与により潰瘍性病変は治癒し,ジロキサニドフロエイトの投与によりシストは陰性化した.
  • 中村 賢二郎, 藤堂 省, 許斐 康煕
    肝臓
    1985年 26 巻 2 号 236-240
    発行日: 1985/02/25
    公開日: 2009/05/26
    ジャーナル フリー
    本邦では比較的まれな疾患である
    アメーバ
    性肝膿瘍に対し,血清免疫学的検査にて診断し,Metronidazole投与で全治した1症例を経験した.症例は53歳の男性.発熱,右季肋部痛を主訴に入院した.10カ月前に海外渡航の経験あるも,消化器症状はみられず,入院時貧血や顕性黄疸はなく,右季肋部の圧痛以外異常な理学所見なし.白血球増多,中等度肝機能障害,CRP強陽性などがあり,ECHO, CT,肝シンチおよび血管造影にて肝右葉に腫瘤を認めたが肝癌,肝膿瘍,肝寄生虫症の鑑別は困難であった.われわれは血清免疫学的検査を施行し,赤痢
    アメーバ
    抗体陽性で,さらに糞便中より
    アメーバ
    嚢子が検出されて,
    アメーバ
    性肝膿瘍と診断した.Metronidazole内服療法により膿瘍の縮小化と症状の改善を得て退院した.80日後のCTで肝膿瘍は消失していることが確認された.
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