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クエリ検索: "オヤマボクチ"
44件中 1-20の結果を表示しています
  • 文化的資源との比較から
    澁谷 美紀
    農林業問題研究
    2009年 44 巻 4 号 508-519
    発行日: 2009/03/25
    公開日: 2011/09/05
    ジャーナル フリー
    The aim of this paper is to ascertain qualities of life and culture capital that is the foundation of community affluence, based on case analysis of folkloric performing arts and traditional local cuisine. The analysis shows that 1) residents maintain life and culture capital by carefully observing the essential elements for handing down of tradition using their own judgment criteria, 2) there exists multiple collective memories per life and culture capital in a community to produce “time affluence”, and 3) various collective memories function as a motivation for carrying on the tradition and are developing life and culture capital.
  • 永嶋 久美子, 小川 睦美, 島田 淳子
    日本調理科学会誌
    2011年 44 巻 6 号 391-399
    発行日: 2011年
    公開日: 2014/04/25
    ジャーナル フリー
    凍みもちは鎌倉時代に端を発し,特に東北地方を中心に日常食として広く食されてきた伝統的保存食品である。
    伝統的凍みもちの製造における,凍結・乾燥工程中の内部温度は温度履歴より,凍結・融解を繰り返しながら最大氷結晶生成帯で長時間保持されており,極めて狭い温度帯に限定されていることを明らかにした。乾燥後は水分含量,重量,体積,密度の減少が見られた。乾燥後の伝統的凍みもちの内部組織構造を観察したところ,大小さまざまな空隙が生じ,切りもちとは異なる多孔質構造を有していた。水浸漬後では,密度の変化は見られなかったものの,吸水率は非常に高く,内部組織構造が影響を及ぼしていることが明らかになった。さらに,食味特性においては,伝統的凍みもちは焼成後の軟らかさを維持し,軟らかく,崩れやすいもちであり,切りもちとは明らかに異なる食感を有し,この特徴を長時間保持し得ることが明らかになった。
  • 大場秀章
    植物研究雑誌
    2020年 95 巻 3 号 191
    発行日: 2020/06/20
    公開日: 2022/10/22
    ジャーナル フリー
  • 米澤 信道
    植物分類,地理
    1989年 40 巻 1-4 号 7-11
    発行日: 1989/07/30
    公開日: 2017/09/25
    ジャーナル フリー
    筆者は,1980年8月,山梨県の北岳にて,明らかに未記載とみなされるリンドウ属の植物を発見した。その後,1985年9月,最初の発見地とは別地点で,群生する本植物を再発見し,豊富な標本資料を得ることが出来た。併せて筆者は,1985年4月~1986年3月の間,京都大学理学部植物学教室研修員として,河野昭一教授の指導の下で,日本産リンドウ属リンドウ節について,別稿の共同研究を行った。その結果,最終的に,この北岳産リンドウ属植物を新種と認識するに至った。日本産リンドウ属リンドウ節(Sect. Pneumonanthe)には,リンドウ,アサマリンドウ,エゾリンドウ,オヤマリンドウの4種が知られているが,キタダケリンドウは,花冠副片の傾きが急で1-2のやや目立つ三角形の小片があり,葉の裏面が淡緑色で縁が多少細波状となるなどの点で,エゾリンドウやオヤマリンドウよりリンドウ・アサマリンドウにより近縁であると思われる。しかし,リンドウとは,萼裂片が葉状で広皮針形,二大三小となり,花期に直立すること,根茎が肥厚し,前年以前の茎の痕跡が密にありくびれないなどの点で異なり,アサマリンドウとは,前記の形質の外に,葉柄がなく,葉縁に小突起があるなどの点で異なっている。キタダケリンドウの生育地は,北岳の亜高山帯上部のダケカンバがまばらに生える草原で(稀に砂礫が露出したところ),付近には,オガラバナ,ムシカリなどの低木,草本ではトリアシシュウマ,ホタルサイコ,オオバセンキュウ,ミヤマセンキュウ,オオカサモチ,ミヤマカラマツ,ミヤマタニタデ,グンナイフウロ,ハクサンフウロ,センジュガンピ,レイジンソウ,ミヤマハナシノブ,ヤマホタルブクロ,ソバナ,キタダケオドリコソウ,クガイソウ,トモエシオガマ,
    オヤマボクチ
    ,ヤマハハコ,トネアザミ,タカネヒゴタイ,ミヤマアキノキリンソウなどが生育する。
  • 田下 昌志
    やどりが
    2021年 2021 巻 270 号 26-29
    発行日: 2021/10/12
    公開日: 2023/10/13
    ジャーナル フリー
  • 長島 康雄, 髙橋 真実
    仙台市科学館研究報告
    2012年 21 巻 24-31
    発行日: 2012年
    公開日: 2021/09/20
    研究報告書・技術報告書 フリー
    We investigated the flora, vascuer plants in nature conservation park and of Sendai Science Museum. We recorded 77family, 265species of the area.
  • 那須野が原の自然調査会
    那須野が原博物館紀要
    2019年 15 巻 1 号 19-26
    発行日: 2019/03/02
    公開日: 2019/09/03
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • *永嶋 久美子, 船山 敦子, 高崎 寿江, 陳  美慧 , 福永 淑子, 島田 淳子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2008年 20 巻 2E-9
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/08/29
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】
     凍みもちは東北地方を中心にした伝統的郷土食品で、長期保存が可能な食品であるが、冬の寒さを利用して一年に一度程度しか製造できないため、大量生産が難しい。また、この凍み餅に関して科学的な調査は行われていなく、地域や家庭で勘や経験によって継承されてきた。この製造方法について明らかにすることは伝統郷土食品の継承につながり、季節を問わず人工的に大量に製造する方法を導き出すことにつながり、さらに米の利用促進にも有効である。そこで、本研究では、凍みもちの伝統的製造方法を明らかにすることを目的とし、現地調査を実施した。〈BR〉【現地調査】
     伝統的製造方法で製造する福島県鮫川村の農家の方に協力を得て、2008年1~2月に行った。調査は、伝統的凍みもちに使用する原材料とその割合および製造手順、凍結乾燥期間中のもち内部の温度測定、および凍み餅の組織観察を行った。〈BR〉【結果および考察】
     材料および配合割合はもち米2、うるち米粉1、灰汁抜きした
    オヤマボクチ
    の葉を乾燥させたもの(乾燥重量でもち米とうるち米粉重量の合計に対して4.4%)である。これらを30分強火で蒸したのち、直ちに餅つき機に入れて10分間搗き、型に入れてかまぼこ状に成型した。ついで、切れるかたさになるまで静置し、その後厚さ約2cmに切断した。次に、軒下につるして凍結乾燥するため、紐でくくり、水に1時間つけてから軒下につるした。その状態で約45日間乾燥させ、凍みもちが完成した。凍結乾燥期間中の凍みもちの内部温度は、外気温に依存するものであったが、水分量が多い乾燥開始から7日間までは外気温と比較して温度変動が少ない特徴が認められた。乾燥後のもちの重量は乾燥前と比較して約27%減少した。
  • 大津 千晶, 星野 義延, 末崎 朗
    植生学会誌
    2011年 28 巻 1 号 1-17
    発行日: 2011/06/30
    公開日: 2017/01/06
    ジャーナル フリー
    1.秩父多摩甲斐,八ヶ岳,南アルプス地域の山地帯・亜高山帯草原へのニホンジカの影響を把握するために,1980年代に植生調査が行われた地域で追跡調査と,ニホンジカの利用度を推定するために糞粒数のカウントを行った.
    2.得られた植生調査資料からDCAによって種組成の変化傾向を調べた結果,DCA第1軸の1980年代と2008年のスタンドのスコアの変化量とニホンジカの糞粒数との間に正の相関関係がみられた.このことからニホンジカの草原利用が種組成変化に大きな影響を与えていることが明らかになった.
    3.パス解析を用いて,草原の種組成変化に影響する要因間の相互関係を調べた.その結果,積雪深の浅い地域の人工建造物からの距離が遠い草原をニホンジカが選択的に利用していることがわかった.ニホンジカが選択的に利用する草原で種組成変化が大きく,次いで林縁から近い草原で,種組成変化が大きい傾向があった.
    4.地域別に種組成変化の大きさをみると,八ヶ岳山域に属する地域では種組成変化が相対的に小さく,ニホンジカの影響が少なかった.逆に南アルプス山域の櫛形山は種組成の変化が大きかった.秩父山地では東側の奥多摩地域や,秩父山地の主稜線に近い地域ほど種組成の変化が大きい傾向にあった.
    5.ニホンジカの影響が強くなるにつれて種数は増加から減少に転じる傾向があった.遷移度の変化率から,遷移は停滞段階,退行段階,進行段階の順に推移する可能性が示唆された.
    6.ニホンジカの影響が強くなるにしたがって,中型から大型草本の減少,裸地の形成を経て,グラミノイド類を中心とした小型の草本種,木本種の増加が起きることがわかった.以上の結果から,ニホンジカの影響により遷移の退行,進行段階に推移した草原に防鹿柵を設置すると,逆に木本種などの侵入を促進してしまう可能性がある.そのため在来草本群落の保全のためにはより早期にニホンジカの影響を低減させることが望ましいと考えられた.
  • 佐々木 茂, 佐々 朋幸
    森林立地
    1989年 31 巻 1 号 1-6
    発行日: 1989/06/30
    公開日: 2017/10/20
    ジャーナル フリー
  • 藤田 奈々子, 西出 嗣代, 青木 淳一
    Acta Arachnologica
    1976年 27 巻 1 号 16-30
    発行日: 1976年
    公開日: 2007/03/29
    ジャーナル フリー
    山梨県三ッ峠山の標高700mの地点から, ほぼ100mの高度ごとに標高1750mまでの計12地点で土壌のサンプリングを行ない, 抽出されたササラダニ類を調査し, 次のようなことがわかった。
    1. ササラダニ種数は, 標高の上昇に伴なう気温•地温の下降につれて減少してゆく傾向がある (図5)。
    2. ササラダニ個体数は, 標高の変化とはほとんど無関係に, むしろ土壌の水分含量や有機物含量の変化と一致した変化の傾向を示した (図6)。
    3. 全12地点から得られた104種のササラダニの垂直分布をみると, 標高の高いところ, あるいは低いところに限って出現する種と, 全体にまたがって出現する種があり, その点からいくつかの分布様式が区分された (表3)。
    4. 各地点で優占種を選出してみると, 限定された高度範囲で優占種となるもの (特有な優占種)と, 全体にまたがって優占種となりうるもの (非特有な優占種) とがあり, 優占度の特に高い種は全て後者に含まれた。特に, ヨスジツブダニとクワガタダニの2種は, 三ッ峠山ほぼ全域にわたって高い優占度を示した。
  • 北村 四郎
    植物分類,地理
    1933年 2 巻 1 号 37-51
    発行日: 1933/02/01
    公開日: 2017/09/25
    ジャーナル フリー
    チョウセンヨナメ(Asteromoea koraiensis (NAKAI) KITAMURA). AsterよりAsteromoeaに組合せを変更した.ザラヨナメ(Asteromoea Shimadai KITAMURA). 台湾の新竹州に処々で採取せられる葉がざらざらのヨナメである.丈はインドヨナメより高くなる.冠毛はインドヨナメより明瞭で1/3粍ばかりの澤山の短刺毛よりなっている.島田氏の名を記念する為めに上記の学名を附した.タイワンコウゾリナ(Blumea oblongifolia KITAMURA). 台湾北部より西表島にかけて分布するBlumea属の新種である.丈は65糎位で,葉は長楕円形で粗歯牙があるが深く切れ込む事はない,頭花には小花梗が発達しくっつく事なく,大きさは14粍幅12粍長である.一見ヤヘヤマコウゾリナに似ている.ウラジロワタナ(Blumea formosana KITAMURA). この種は葉裏に綿毛を敷き,葉縁は全辺で僅かに微凸突起が散布するのを特徴とする.頭花が穂状にごちゃごちゃ着く事なく,小花梗がある.ウライ番地で採集し,種子を播いて,京大植物学教室温室で栽培しているが,上記の特徴は変化しない.ハダカアザミ(Cirsium glabratum KITAMURA). この種はノリクラアザミの類縁にあたるもので,葉の裏が緑色で,茎が丈高く丈夫に生育する.小生の知る範囲では,ノリクラアザミより低地に生ずる.記載の原品は立山温泉と藤橋との間で採集した苗を,京大植物学教室の園圃で栽培したものである.
  • 中村 徹
    森林立地
    1980年 22 巻 1 号 28-35
    発行日: 1980/06/30
    公開日: 2017/11/02
    ジャーナル フリー
  • 設樂 拓人, 鈴木 伸一, 中村 幸人
    植生学会誌
    2021年 38 巻 1 号 49-66
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/07/06
    ジャーナル フリー

     本研究では,北東アジア大陸部に広域分布し,日本に隔離分布しているチョウセンミネバリ(カバノキ科)が日本の本州中部山岳において,どのような森林植生に生育するのかを明らかにするために,チョウセンミネバリが出現する森林植生(以下,チョウセンミネバリ林)の種組成およびその生育立地の調査を行った.本州中部山岳地域の19地点のチョウセンミネバリ林においてBraun-Blanquetの植物社会学的手法による植生調査を行った結果,本州中部のチョウセンミネバリ林は,(1)撹乱後に成立した若い林分であるヤシャブシ-チョウセンミネバリ群落,(2)渓谷沿いのがん角地や斜面中・下部,谷部にかけて針広混交林として成立するウラジロモミ-チョウセンミネバリ群落,(3)冷温帯の極相種であるブナやトチノキなどの落葉高木と,ヤマハンノキやミズナラといった二次林に多く出現する落葉広葉樹が混生するトチノキ-チョウセンミネバリ群落,(4)サワグルミ,カツラなど渓畔林の落葉広葉樹から構成されるサワグルミ-チョウセンミネバリ群落の4群落に区分された.さらに本研究では,本州中部のチョウセンミネバリ林で得られた植生調査資料をKrestov et al. (2006)による北東アジア大陸部のモンゴリナラクラスの植生調査資料と比較し,日本のチョウセンミネバリ林の種組成の特徴を検討した.その結果,北東アジア大陸部と日本のチョウセンミネバリ林の生育立地は類似していたが,種組成は大きく異なっていた.北東アジア大陸部ではチョウセンミネバリは冷温帯汎針広混交林(アムールシナノキ-チョウセンゴヨウオーダー)の標徴種であるのに対し,日本ではチョウセンミネバリ林はブナクラスに区分され,チョウセンミネバリは特定の植生単位の標徴種ではなく,複数の群落に出現する随伴種に区分された.

  • 大橋 春香, 星野 義延, 大野 啓一
    植生学会誌
    2007年 24 巻 2 号 123-151
    発行日: 2007/12/25
    公開日: 2017/01/06
    ジャーナル フリー
      1. 1990年代以降ニホンジカの生息密度が急激に増加した東京都奥多摩地域において,ニホンジカが増加する前の1980-1985年に植生調査が行われた77スタンドにおいて,1999-2OO4年に追跡調査を行い,植物群落の階層構造,種組成,植物体サイズ型の変化を比較した.
      2. 調査地域の冷温帯上部から亜高山帯に成立するシラビソ-オオシラビソ群集,コメツガ-ウラジロモミ群落,ブナ-ツクバネウツギ群集,シオジ-ミヤマクマワラビ群集,ミズナラ-クリ群集,ススキ-ヤマトラノオ群集,ミヤコザサ-シモツケ群集の計7タイプの植物群落を調査対象とした.
      3. 1980-1985年と1999-2004年における植物群落の各階層の高さおよび植被率を比較した結果,全ての植物群落で草本層の高さまたは植被率が減少していた.さらに,森林群落では低木層の植被率が減少する傾向がみられた.
      4. 1980-1985年と1999-2004年における総出現種数は471種から397種に減少し,奥多摩地域全体での植物種の多様性が低下していることが示唆された.
      5. 1980-1985年から1999-2004年の間に,調査を行った全ての植物群落で種組成の変化が認められた.種組成の入れ替わりはミヤコザサ-シモツケ群集,シオジ-ミヤマクマワラビ群集,ミズナラ-クリ群集,ススキ-ヤマトラノオ群集の順に高く,シラビソ-オオシラビソ群集,コメツガ-ウラジロモミ群落,ブナ-ツクバネウツギ群集では低かった.
      6. 各植物群落の構成種を植物体サイズによって類型化し,その増減傾向を比較した結果,中型・大型の草本種に減少種が多く,小型の草本種と大型の高木種には増減のない種が多い傾向が全ての植物群落に共通してみられた.
      7. スタンドあたりの出現種数はシラビソ-オオシラビソ群集,シオジ-ミヤマクマワラビ群集,ミズナラ-クリ群集,ススキ-ヤマトラノオ群集,ミヤコザサ-シモツケ群集の計5群落で減少していた.これらの群落では特に中型草本および大型草本のスタンドあたりの出現種数の減少が著しかった.また,森林群落のシラビソ-オオシラビソ群集,シオジ-ミヤマクマワラビ群集,ミズナラ-クリ群集ではスタンドあたりの低木の出現種数も減少していた.
      8. コメツガ-ウラジロモミ群落,ブナ-ツクバネウツギ群集ではスタンドあたりの出現種数に変化がみられなかった.これらの植物群落ではスズタケの優占度の減少量と調査スタンドに新たに加入した種数の間に相関がみられることから,摂食によって種数が減少する一方,スズタケの優占度の低下に伴って新たな種が加入することにより,種数の変化がなかったものと考えられた.
  • 神饌を通してみる伝承料理の成立と展開 (第2報)
    冨岡 典子
    日本家政学会誌
    2001年 52 巻 6 号 511-521
    発行日: 2001/06/15
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
    The following are the results of a study of the introduction and the spread of edible burdock into Japan as a food material for Japanese cooking.
    The edible burdock was first used for medicinal purpose, but in the Heian Period, “nisime-gobou” and “tataki-gobou” appeared. In modern times, “nisime-gobou” becomes popular as a nationwide dish prepared for New Year's, whereas “kinpira-gobou” is popular in the northern part of Kantou, and “tataki-gobou” in the Kinki area. These dishes are thought to have originated from “nanukadaki-gobou, ” “kara-gonbo” and “denbugobou” which had been handed down throughout Japan. The edible burdock was used in folk remedies and was highly evaluated for nutritious and medicinal food.
    From the facts combined with previous reserch, it is inferred that the edible burdock which formed an indispensable part of New Year's festivals in ancient times becomes an important food of the Japanese New Year's as one of “osechi ryouri (special dishes with simbolic meanings of longevity and good fortune).”
    Also, the eating of the edible burdock in Japan was influenced by the eating of the foreign edible burdock which was similar to Japanese wild thistles generally eaten at that time.
  • 林 泰治
    林學會雑誌
    1932年 14 巻 11 号 342-364
    発行日: 1932/11/10
    公開日: 2009/02/13
    ジャーナル フリー
  • ―福島県只見町を事例に―
    小柳 知代, 松浦 俊也, 古川 拓哉, 小山 明日香
    日本森林学会誌
    2024年 106 巻 4 号 77-87
    発行日: 2024/04/01
    公開日: 2024/04/26
    ジャーナル オープンアクセス

    農山村で継承されてきた野生生物資源の生態や利用の知識(地域知)は,生活様式変化や人口減少・高齢化のなかで消失の危機にある。本研究では,福島県西部の山間地にある只見町における多様な食用野生植物資源利用の変容過程とその要因を明らかにした。まず,出版物や聞き取り資料から,戦後から現在までの同町の自然資源利用と時代背景の変遷を年表にまとめた。次に,同町で利用されてきた山菜45分類群,木の実26分類群を抽出し,その利用変化と要因を地域のキーインフォーマント(60代後半~80代)11名から聞き取った。その結果,利用変化は,(A)主に食糧難期(1940年代)に利用,(B)高度成長期(1950年代後半から70年代)に衰退,(C)現代まで縮小しつつも継続,(D)近年に利用開始の四つに分けられた。これらのうち(A)~(C)の要因として,①生活様式が変わり購入可能な代替財に置換,②河川・道路・圃場整備等の開発行為や農薬利用,③二次林や草地の管理低下で生育地が縮小,④商品価値の盛衰,⑤採取地へのアクセス性の変化の五つが挙げられた。今後,教育を含む人的交流を通じた効果的な地域知の継承方法の解明が求められる。

  • 飯塚 安喜雄, 安保 庄一郎, 橋本 三郎, 米村 壽男
    中央獸醫學雑誌
    1937年 50 巻 4 号 215-253
    発行日: 1937/04/20
    公開日: 2008/10/24
    ジャーナル フリー
  • 髙橋 弘
    植物地理・分類研究
    2021年 69 巻 2 号 129-
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/27
    ジャーナル オープンアクセス
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