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クエリ検索: "ストレッカー分解"
142件中 1-20の結果を表示しています
  • 小林 彰夫, 久保田 紀久枝
    調理科学
    1989年 22 巻 3 号 156-163
    発行日: 1989/09/20
    公開日: 2013/04/26
    ジャーナル フリー
  • 小川 藍
    におい・かおり環境学会誌
    2017年 48 巻 1 号 9-17
    発行日: 2017/01/25
    公開日: 2021/04/24
    ジャーナル フリー

    加熱中のサツマイモ香気の変化,および,加熱中最も嗜好性が高まる時間帯の香気について調査した.加熱温度を200℃とした場合,最も焼き芋らしく好ましいと評価されたのは,加熱開始から75~90分の間の香気だった.この香気のAEDAより,16成分が香気寄与成分として示された.これらはいずれも加熱反応による生成物であるが,加熱中の増加の仕方は一様ではなく,アミノ-カルボニル反応,

    ストレッカー分解
    ,カロテノイドやフェルラ酸の熱分解といった生成経路ごとに異なる増加パターンを示した.

  • 奥村 烝司
    澱粉科学
    1991年 38 巻 1 号 81-92
    発行日: 1991/03/31
    公開日: 2011/02/23
    ジャーナル フリー
    Flavor changes by heating foods are due to many reactions that occur among various components in foods. Among the reactions, the Maillard reaction of sugars with proteins (amino acids) significantly contributes to the flavor formation of heated foods. Simple Maillard model systems consisting of a sugar and an amino acid form varieties of flavors which are mainly changed by a class of an amino acid. The formation of flavors and volatile chemicals by the Maillard reaction is highly affected by reaction conditions : temperature, duration, water content and pH. The volatile compounds produced by the Maillard reaction include many classes of chemicals : furans, furanones, pyrones, Strecker aldehydes, pyrazines, pyrroles, oxazoles, thiols, thiophenes, thiazoles and cyclic polysulfides. The formation mechanisms of these compounds have been intensively investigated. The Maillard reactions are widely used to produce flavoring materials. These applications are shown in many patents claimed .
  • 奥村 蒸司
    日本醸造協会誌
    1993年 88 巻 3 号 178-187
    発行日: 1993/03/15
    公開日: 2011/09/20
    ジャーナル フリー
    醸造物の貯蔵中におけるメイラード反応は, 熟成による香味の変化に大きく寄与していることはよく知られているが, 最近の分析手法の発展とあいまって微量な, しかし, 官能的に影響の大きい成分が数多く同定され, その反応機構も明らかになってきている。メイラード反応によるフレーバー生成の基礎的な研究成果を醸造食品のみでなく, 広く解説していただいた。
  • 藤巻 正生, 倉田 忠男
    化学と生物
    1971年 9 巻 2 号 85-95
    発行日: 1971/02/25
    公開日: 2009/05/25
    ジャーナル フリー
  • 原 利男, 久保田 悦郎
    日本食品工業学会誌
    1973年 20 巻 7 号 311-315
    発行日: 1973/07/15
    公開日: 2011/02/17
    ジャーナル フリー
    荒茶および火入れ茶の香気成分のうち,カルボニル化合物を2, 4-ジニトロフェニルヒドラゾンとして捕集し,flash-exchangeガスクロマトグラフィー薄層クロマトグラフィー,赤外部吸収スペクトルなどの分析手段により検討し,次のような結果を得た。
    (1) エタナール,ブロパナール,2-メチルブロパナール,2-メチルブタナール,3-メチルブタナールおよびアセトンが単離,同定され,ブタナール,ペンタナール,ヘキサナールおよびヘプタナールの存在が推定された。
    (2) 荒茶および火入れ茶ともカルボニル化合物には質的な差はないが,火入れすることによってカルボニル化合物は約倍量くらいに増加し,エタナール,2-メチルプロパナール,2-メチルブタナール,3-メチルブタナールおよびアセトンが増加することを認めた。
    (3) 火入れ前後の還元糖とアミノ酸含量の分析および茶にアミノ酸とキシロースを添加し,火入れしたモデル実験によって,火入れ中に生成するカルボニル化合物は,茶中のアミノ酸の
    ストレッカー分解
    によって生成したものと推定された。
  • 白石 洋平, 安藤 有加, 奥津 果優, 吉﨑 由美子, 二神 泰基, 玉置 尚徳, 和久 豊, 髙峯 和則
    日本醸造協会誌
    2017年 112 巻 8 号 563-568
    発行日: 2017年
    公開日: 2023/04/10
    ジャーナル フリー
    プロテアーゼ剤を添加して芋焼酎の仕込みを行い,焼酎の高級アルコールやアルデヒド生成に及ぼすアミノ酸の影響について検討した。
    醪中にアミノ酸が増加すると高級アルコール生成量は減少し,その理由として,高級アルコール生成に対応するアミノ酸以外のアミノ酸濃度が増加したためであること,醪中に高濃度に含まれるアルギニンがより選択的に資化されたため,対応するアミノ酸の資化が相対的に減少したと考えられる。また,アルデヒド類の濃度の増加は,醪中に増加したアミノ酸が酵母により代謝され生成したことと,蒸留中に
    ストレッカー分解
    によっても増加することを,モデル醪を用いて明らかにした。更に,これまで焼酎に含まれるフルフラールは五炭糖が低pHで加熱・脱水反応によって生成するといわれていたが,本研究によりフルフラールはアミノ酸とキシロース等の直接還元糖との相乗効果によって生成することを初めて明らかにした。
  • 加藤 博通, 藤巻 正生
    日本釀造協會雜誌
    1968年 63 巻 8 号 817-823
    発行日: 1968/08/15
    公開日: 2011/11/04
    ジャーナル フリー
    アミノカルボニル反応は醸造の分野で常時認められる現象であるが, その機構については近年急速に研究されつつあリ, 食品の着色以外に, その香味や抗酸化能に影響するなど興味ある結果が得られ, 近い将来この反応の醸造への積極的利用も期待される。ここに研究をリードする筆者の解説をお願いした。
  • 磯谷 敦子
    日本醸造協会誌
    2009年 104 巻 12 号 919-925
    発行日: 2009年
    公開日: 2016/02/16
    ジャーナル フリー
  • 香気成分としてのジアセチルの生成
    木咲 弘, 小野寺 幸之進
    日本農芸化学会誌
    1968年 42 巻 3 号 128-133
    発行日: 1968年
    公開日: 2008/11/21
    ジャーナル フリー
    Diacetyl has been identified from its retention time by gas chromatography in condensates of the vapor collected from the model dough which was baked in a flask heated in an oil bath at 130°C for 60min. The dough was prepared by mixing 8g of flour, 2g of cane sugar, 2g of butter, 20 mg of NaHCO3 and 2ml of water. Diacetyl was found as one of the characteristic, pleasant aroma components of biscuit by sensory test. In the analysis of vapor sample evolved from baked biscuit by gas chromatography, diacetyl formation increased with prolongation of baking time, with raise of the pH of dough, and with increasing in the amount of cane sugar used in the dough. Although diacetyl was considered to be derived from the sugar, diacetyl formation was not remarkable in the case of using cane sugar or flour only. But diacetyl was distinctly produced in the presence of the flour when mixed with cane sugar. It was considered that diacetyl might be developed during the baking process, in which the browning reaction of wheat flour and cane sugar occurred in dough.
  • 白石 洋平, 安藤 有加, 奥津 果優, 吉﨑 由美子, 二神 泰基, 玉置 尚徳, 和久 豊, 髙峯 和則
    日本醸造協会誌
    2017年 112 巻 7 号 517-523
    発行日: 2017年
    公開日: 2023/04/10
    ジャーナル フリー
    芋焼酎の酒質の多様化を目的にプロテアーゼ剤を添加し,芋焼酎の仕込みを行い香気成分の生成及び香味に与える影響を検討した。まず,市販のプロテアーゼ剤11種類から4種類の酵素剤を選抜し,芋焼酎の小仕込み試験に供した。酵素剤添加醪では醪のアルコール濃度が増加し,酸性プロテアーゼにより醪の流動性が向上し,アルコールへの変換効率が高まったと推察された。また,醪酸度及び揮発酸度も上昇した。
    香気成分分析の結果,高級アルコール類はいずれの成分とも酵素剤を添加しない醪が最も高く,酵素剤添加焼酎の1.2~2.5倍の濃度となった。醪中のアミノ酸濃度の増加により,高級アルコール濃度の増加が期待されたが,アミノ酸濃度の低い醪の方が高い結果となった。アルデヒド類は,酵素剤添加焼酎が対照と比べて高濃度に含まれていた。発酵終了時の醪のアミノ酸量は,対照と比べ酵素剤を添加した醪では1.5~4.5倍に増加していた。醪中に増加したアミノ酸が酵母による代謝と蒸留中の
    ストレッカー分解
    により増加した可能性が示唆された。官能評価の結果も対照と比較して酵素剤を添加した焼酎では,「果実」や食品を焼いた際に感じる香りのコメントが特徴的であった。
    以上のことから,芋焼酎製造においてプロテアーゼ剤を添加することで酒質は明らかに変化していることが認められ,芋焼酎の酒質の多様化を図ることができた。
  • 村田 容常
    化学と教育
    2019年 67 巻 2 号 90-91
    発行日: 2019/02/20
    公開日: 2020/02/01
    解説誌・一般情報誌 フリー

    メイラード反応とは糖とアミノ酸,タンパク質が反応して茶色く変色する一連の反応であり,加熱による色づきと香気の形成に大きく関わっている。パウンドケーキなどの焼いたお菓子では,この反応がおこり,焼き色がつくとともに甘い香りなど様々な香ばしい香りを呈する。糖がメイラード反応により分解して種々のカルボニル化合物が形成され,それらが再びアミノ酸と反応し,色や香りが形成される。

  • 笠原 賀代子, 大澤 知恵子
    日本水産学会誌
    2000年 66 巻 1 号 110-117
    発行日: 2000/01/15
    公開日: 2008/02/01
    ジャーナル フリー
    塩干品焼臭成分の特徴と生成機構を明らかにするため, マアジの一夜干しを中心に各種試料の揮発性成分を同定した。その結果, 干物の主要焼臭成分として同定した2-メチルプロパナール, 2-メチルおよび3-メチルブタナールはアミノーカルボニル反応によって生成し, 香ばしい焼臭に関与しており, 乾燥工程中の脂質酸化の影響を受けていないことが明らかとなった。また, このカルボニル成分の起源物質と考えられるアミノ酸の添加により脂質の酸化は抑制されないものの, 増加したカルボニル成分が酸化臭をマスクすることが認められた。
  • 馬鈴薯の煮沸に伴うイソドフェノール還元値の増加について(2)
    沼 慎二
    日本農芸化学会誌
    1971年 45 巻 5 号 216-221
    発行日: 1971年
    公開日: 2008/11/21
    ジャーナル フリー
    られた.
    (2) 馬鈴薯試料の濃度とほぼ等しいDHAの燐酸緩衝液溶液を(1)と同じ条件下に加熱したところ,基本的に一致する還元値の増減のパターンが得られた.しかしながら,馬鈴薯試料のそれよりもかなり低い値を示したので, DHAの加熱分解反応によってのみ上述の現象を説明するのは不十分であることがわかった.
    (3) 濃度およびpHを馬鈴薯水抽出液のそれとほぼ等しくしたDHAと中・酸性アミノ酸の混液を加熱したところ, (2)のDHA単独溶液の加熱と異ならない結果が得られた.
    (4) 馬鈴薯試料中に定量された量のグルコースとフラクトースをpH 6.0の燐酸緩衝液中で加熱すると,加熱の後期にわずかに還元値が増加したが,上述の現象の主因とは考えられなかった.
    (5) 糖とアミノ酸の混液を(3), (4)と同じ条件下に加熱したところ, (4)の糖単独溶液の場合とほぼ一致した.
    (6) 糖,アミノ酸とDHAの混液を加熱したところ, DHA単独溶液の場合とほぼ同じか,むしろアミノ酸により抑制されてより低い値を示した.
    したがって馬鈴薯水抽出液の加熱に伴い,インドフェノール還元値が増加する現象の機構の一つに, DHAあるいは糖類とアミノ酸間のアミノ・カルボニル反応の関与を取りあげることは不適当であると考えた.
  • 髙峯 和則
    化学と教育
    2016年 64 巻 9 号 460-461
    発行日: 2016/09/20
    公開日: 2017/03/01
    解説誌・一般情報誌 フリー

    本格焼酎の伝来は明らかにされていないが,その仕込み法は,鹿児島で独自に発達し個性豊かな味わいを持つ蒸留酒として全国各地で愛飲されている。しかし,全国に広まったのは1980年代以降であり,それまでは南九州の地酒として飲まれていたものである。ここでは,本格焼酎の歴史や製法,香りの由来や生成機構,機能性などについて紹介する。

  • 原 利男
    日本農芸化学会誌
    1981年 55 巻 11 号 1069-1072
    発行日: 1981年
    公開日: 2008/11/21
    ジャーナル フリー
    茶の主要アミノ化合物であるL-テアニンと, D-グルコースの焙焼によって生成する揮発性成分をGC-MS法によって検索するとともに,主要未知成分をガスクロマトグラフィーで分取し, NMRスペクトルを測定し化学構造を検討した.
    その結果,主要生成物として, 1-ethyl-3, 4-dehydropyrrolidone (2)を同定するとともに, 5種のピロール類, 3種のピラジン類, 4種のフラン化合物を同定した.また, 1-ethyl-3, 4-dehydropyrrolidone (2)の生成経路として, L-テアニンが
    ストレッカー分解
    し,環化,脱水して生成する経路を推定した.
    この研究を行うに当り終始ご指導を賜わった東京大学農学部加藤博通教授,静岡大学農学部伊奈和夫助教授,ならびにNMRスペクトルの解析をしていただいたお茶の水女子大学家政学部小林彰夫助教授に深く感謝いたします.なお,本研究の大要は昭和53年度日本農芸化学会大会で報告した.
  • 食品メイラード反応の最新の香り研究
    大畑 素子, 横山 壱成, 有原 圭三
    化学と生物
    2019年 57 巻 12 号 722-727
    発行日: 2019/12/01
    公開日: 2020/12/01
    ジャーナル フリー

    食品の加工や調理工程で新たに生成する香りのうち,メイラード反応で生成する香りは一般的には高嗜好性を示し,“おいしい香り”として人々に認識されている.しかし,時にメイラード反応で生成される香りが食品の嗜好性を低下させることもあるため,非常に複雑な機構をもつメイラード反応を効率的に制御し香りの生成を抑制することも必要である.本稿ではまず,食品におけるメイラード反応とそれによって生成される香り成分を解説し,メイラード反応で生成されるオフフレーバーとその制御についての研究成果を紹介する.また,メイラード反応によって生成される高嗜好性を示す香気成分は,嗅ぐことにより生体にさまざまな影響を与えることが近年明らかになってきている.そこで,香りによって生理作用が引き起こされるメカニズムを解説する(コラム)とともに,メイラード反応で生成される香り成分の新たな機能性についての研究成果を紹介する.

  • 藤卷 正生
    日本農芸化学会誌
    1987年 61 巻 sup 号 40-41
    発行日: 1987/02/15
    公開日: 2009/02/18
    ジャーナル フリー
  • 林 建樹
    日本農芸化学会誌
    1984年 58 巻 1 号 53-59
    発行日: 1984年
    公開日: 2008/11/21
    ジャーナル フリー
  • 沢村 正義, 今江 直博, Anas Khairul FAZIAN, 受田 浩之, 深見 公雄
    日本海水学会誌
    2003年 57 巻 2 号 113-121
    発行日: 2003年
    公開日: 2013/02/19
    ジャーナル フリー
    室戸海洋深層水がアミノ酸-糖反応系の加熱香気生成反応に及ぼす影響について調べた. 水媒体として, 深層水の他に表層海水, 3.5%塩化ナトリウム水溶液, 脱塩深層水および超純水を使用した. 5種類のアミノ酸とグルコースのモデル反応系について検討した. ヘッドスペースガス (HSG) の抽出および分析に固相マイクロ抽出 (SPME) 法を導入した. GC-MSによる定性分析の結果, 各アミノ酸-グルコース反応系においてアルデヒド類, アルコール類, エステル類, ケトン類, フラン類およびピラジン類などの各揮発性化合物が同定された. GCによる定量分析の結果, すべてのアミノ酸-グルコース反応系において深層水媒体下では他の水媒体下に比べて揮発性化合物の生成量が有意に高いことが明らかとなった. すなわち, 深層水媒体下で加熱香気生成反応が促進されることが示唆された.
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