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クエリ検索: "モーラ"
3,310件中 1-20の結果を表示しています
  • モーラ
    ル ハンス
    口腔病學會雜誌
    1933年 7 巻 1 号 7-11
    発行日: 1933/04/20
    公開日: 2010/10/08
    ジャーナル フリー
  • モーラ
    ー P.
    日本数学物理学会誌
    1934年 8 巻 4 号 163-164
    発行日: 1934年
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
  • モーラ
    ー F・L・
    日本数学物理学会誌
    1928年 2 巻 1 号 96-98
    発行日: 1928年
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
  • モーラ
    ー F・L・
    日本数学物理学会誌
    1927年 1 巻 1 号 131-133
    発行日: 1927年
    公開日: 2010/03/16
    ジャーナル フリー
  • 高橋 三郎, 伊藤 友彦
    音声言語医学
    2011年 52 巻 3 号 242-245
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/10/06
    ジャーナル フリー
    本研究はバイ
    モーラ
    頻度の違いが吃音頻度に与える影響について検討したものである. 対象児は学齢期にある吃音児15名であった. バイ
    モーラ
    頻度の高い非語13語とバイ
    モーラ
    頻度の低い非語13語の計26語を刺激語として用い, 呼称課題を行った. その結果, バイ
    モーラ頻度が高い非語はバイモーラ
    頻度が低い非語よりも吃音頻度が有意に低かった. この結果から, バイ
    モーラ
    頻度の違いが吃音頻度に影響を与えることが示唆された.
  • 髙橋 三郎
    音声言語医学
    2017年 58 巻 2 号 191-195
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/05/31
    ジャーナル フリー

    本研究は,学齢期の吃音児を対象とし,語頭と語末のバイ

    モーラ
    頻度が吃音頻度に及ぼす影響を検討したものである.対象児は7歳から12歳の吃音児21名であった.対象児に,語頭と語末のバイ
    モーラ
    頻度をそれぞれ独立に操作した4種類の3
    モーラ
    の刺激語(「高-高」語,「高-低」語,「低-高」語,「低-低」語)を音読させた.その結果,語頭のバイ
    モーラ頻度の影響は語末のバイモーラ
    頻度が低いときのみ認められた.また,語末のバイ
    モーラ頻度の影響は語頭のバイモーラ
    頻度が低いときのみ認められた.これらの結果から,語頭と語末のバイ
    モーラ
    頻度は単体では吃音頻度に影響を及さないことが示唆された.むしろ「低-低」語の吃音頻度が4種類の刺激語のうち最も高かったことから,語全体のバイ
    モーラ
    頻度が吃音の生起に影響すると考えられた.

  • 祖父江 由佳, 春原 則子, 宇野 彰
    音声言語医学
    2002年 43 巻 4 号 396-401
    発行日: 2002/10/20
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
    発話において語頭
    モーラ
    の脱落を認めた非流暢型失語の1例を報告した.脱落は呼称, 音読, 復唱のいずれの発話様式でも認められ, 発話全体に共通の機序で生じていると考えられた.本例は発語失行を認めた.一般的には発語失行例では, 語頭
    モーラ
    ではなく語頭子音の脱落を認める.本例は語頭
    モーラ
    が脱落した際, 脱落した
    モーラ
    の部分での構音器官の動きをまったく認めなかった.語頭
    モーラ
    の脱落は無意味語の復唱でも出現していたことから, 意味の有無は発現に関与していないと思われた.さらに語頭
    モーラが脱落した場合でもモーラ
    数の同定は可能であったこと, 語頭
    モーラ
    が脱落した単語での語頭子音の誤りが少なかったことなどから, 本症例にとっては語頭
    モーラ
    の存在が何らかの形で認知されていた可能性が考えられた.
  • 森勢 将雅
    日本音響学会誌
    2023年 79 巻 1 号 9-17
    発行日: 2022/12/25
    公開日: 2023/02/01
    ジャーナル フリー

    本論文では,テキスト音声合成の中でも特にEnd-to-End音声合成時代に向けた大規模日本語コーパスROHANを提案する。ROHANは常用漢字すべてを網羅しつつ,日本語文章では出現しにくい

    モーラを一定数含めるモーラ
    バランスを重視している。オリジナルのコーパス文4,600文を22のサブセットとして構築しており,パブリックドメインのライセンスで公開している点も,本コーパスの特色である。本論文では,ROHANの設計コンセプトと具体的な作成手順を示し,各
    モーラの出現回数やコーパス文の平均モーラ
    数などの解析結果を示す。
    モーラ
    出現頻度に関するエントロピー,及び音素の拡張エントロピーによる評価から,既存のコーパスよりも
    モーラ
    ・音素バランスに優れていることも示す。

  • ―バイモーラ頻度の低い非語を用いて―
    髙橋 三郎
    音声言語医学
    2018年 59 巻 2 号 188-193
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/06/05
    ジャーナル フリー

    語頭の音韻・音声的要因は吃音頻度に影響すると報告されている.もし,語頭の要因のみが吃音の生起に関与するのであれば,短い語と長い語の間で吃音頻度に有意差は認められないと予測される.そこで本研究では,語の長さが吃音頻度に及ぼす影響を検討した.対象児は7〜11歳までの吃音児17名であった.刺激語には先行研究よりもバイ

    モーラ
    頻度の低い2音節2
    モーラ
    語,3音節3
    モーラ
    語,4音節4
    モーラ
    語,5音節5
    モーラ
    語を用いた.その結果,5音節5
    モーラ
    語は2音節2
    モーラ
    語よりも吃音頻度が有意に高かった.以上の結果を踏まえ,学齢期の吃音児においては,語頭の要因のみでは吃音の生起を説明できない群が認められると論じた.

  • 熊田 政信, 小林 武夫, 小崎 寛子, 新美 成二
    音声言語医学
    1997年 38 巻 2 号 176-181
    発行日: 1997/04/20
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
    痙攣性発声障害 (SPD) の評価法として, 障害された
    モーラ数を患者の発話文中において数えるモーラ
    法を提案する.
    モーラ
    は日本語における“拍”のことで, 日本語発話の音韻的かつ時間的な一つの単位である.したがって, 障害された
    モーラ
    数は, 患者の発話の達成度の客観的な指標になると考えた.発話資料として, 同一の朗読文 (25
    モーラ
    ) を用いた.対象は, 1991年5月より1994年6月までの間に東京大学付属病院耳鼻咽喉科音声外来を受診しSPDの確定診断をうけた患者で, ボツリヌストキシン声帯筋内注射の初回注射前後の録音資料のある10名であった.結果, 医師による聴覚印象的重症度評価が良いほど障害された
    モーラ
    数 (M) は小さくなる傾向がみられた.また, 注射前との相対評価である患者自身による主観的評価が良いほど, 注射前と比較しMが大きく減少する傾向がみられた.したがって,
    モーラ
    法は, 聞き手話し手両者の評価を同時に反映した簡便な評価法として有用であると確認できた.
  • 迫野 詩乃, 伊藤 友彦
    特殊教育学研究
    2010年 48 巻 1 号 13-21
    発行日: 2010/05/31
    公開日: 2017/07/28
    ジャーナル フリー
    英語においては、語の音節数は読みの成績に影響するといわれている。しかし、日本語においてはこの点について明らかになっていない。本研究は、幼児の読みに及ぼす音節と
    モーラ
    の影響を検討することを目的としたものである。対象児は5〜6歳の定型発達児37名であった。刺激語は1音節1
    モーラ
    刺激、1音節2
    モーラ
    刺激、2音節2
    モーラ
    刺激、2音節3
    モーラ
    刺激の4種類を用いた。その結果、誤答数はすべての刺激語において著しく少なく、1音節1
    モーラ
    刺激と1音節2
    モーラ
    刺激は2音節3
    モーラ
    刺激よりも有意に少なかった。音読時間については、音節数が同じ場合は
    モーラ
    数が少ない刺激語のほうが有意に短かった。また、
    モーラ
    数が同じ場合は音節数が少ない刺激語のほうが音読時間は有意に短かった。これらの結果から、日本語においては語の音節数と
    モーラ
    数の両方が幼児の読みに影響を及ぼすこと、誤答数は音読時間ほど影響を受けないことが示唆された。
  • *宮澤 史穂, 田中 章浩, 坂本 修一, 西本 武彦
    日本認知心理学会発表論文集
    2009年 2009 巻 P1-12
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/12/18
    会議録・要旨集 フリー
    映像と音声を同時に呈示した場合、話者の口の動きと音声が物理的に非同期であっても、ある程度までは同期して知覚されることが知られている。Sakamoto et al(2008)では、話者映像と時間伸長音声を組み合わせた条件、通常速度の音声と映像を時間的に非同期にした条件における、音声と映像のずれの検知限の測定が行われた。その結果、単語の長さが検知限に影響を及ぼすことが示唆されている。しかし、この結果が刺激全体の長さによるものか、
    モーラ
    数の違いによるものかは明らかではない。そこで本研究では、7,8
    モーラ
    語を、4
    モーラ
    語と同じ時間長にした刺激を用いて、検知限を測定した。その結果、伸長条件、非同期条件ともに、7,8
    モーラ
    語と4
    モーラ
    語の検知限に有意な差はみられなかった。これらの結果から、
    モーラ
    数ではなく、刺激の時間長が話者映像と音声のずれの検知に影響を及ぼしていることが示唆された。
  • ―モーラと音節との関係―
    伊藤 友彦, 香川 彩
    音声言語医学
    2001年 42 巻 3 号 235-241
    発行日: 2001/07/20
    公開日: 2010/06/22
    ジャーナル フリー
    文字獲得前の幼児の韻律単位の発達を, 語を自覚的に分節化させる方法を用いて検討した.刺激語は3音節6
    モーラ
    語3語であった.対象児は3~6歳の健常幼児80名 (各年齢20名) であった.音読課題の結果, 36名 (3歳児20名, 4歳児13名, 5歳児3名) が文字獲得前の段階であった.これらの幼児について以下の知見を得た. (1)
    モーラ
    への分節化が可能な幼児の割合は加齢とともに増加した.しかし, (2) 3語すべてを
    モーラ
    へ分節化できた幼児は存在しなかった. (3)
    モーラ
    と音節の両方に分節化できる幼児の割合が最も高かった. (4)
    モーラ
    への分節化が可能な幼児の割合よりも音節への分節化が可能な幼児の割合の方が高い傾向があった.これらの結果から,
    モーラ
    は文字獲得前に加齢とともに発達するが, 文字を獲得した幼児ほど確立された単位となっていないこと, 音節と
    モーラ
    の両方が文字獲得前の幼児に心理的に実在していることが示唆された.
  • モーラ
    ン ブライアン, 山下 晋司
    民族學研究
    1989年 54 巻 3 号 310-322
    発行日: 1989/12/30
    公開日: 2018/03/27
    ジャーナル フリー
    このエッセイは日本の陶芸の世界をテーマにして, 著者がデパートで開いた自分の個展について語っている。最初の提案から作品の陳列を終えるところまで, フィールドワークを辿りながら, 著者がみた日本の陶芸の世界の有り方を, 明るみに出す。特に目立つ点として, 「美」は純粋な美的価値だけから成り立っているのではなく, 「商品価値」と「社会価値」にも大きく影響されている, と著者は主張する。ここで, 今まで美の世界について論じたマルクス主義者が唱える「美的価値」と「商品価値」の違いを, より一歩進めている。それと同時に, 美術界と人類学者の世界を比較してみると, 作品と価値の関係において大いに似たところがある。つまり, 著者が一般的にみとめられている学問のいわゆる「客観的」な内容に, 疑惑を投げ掛けている。つまり, このエッセイは, 「人類学の人類学」を語っている。
  • ゴーラム
    モーラ
    , 伊藤 三郎
    日本食品工業学会誌
    1983年 30 巻 8 号 454-461
    発行日: 1983/08/15
    公開日: 2010/01/20
    ジャーナル フリー
    グアバの白色及び桃色2品種について成熟・追熟並び貯蔵中における化学的変化,ペクチン関連酵素及びセルラーゼの変化を調べた。
    1. グアバ果実中の全ペクチン量は両品種共に成熟時では345.9-396.1mg%,追熟時では704.7-804.0mg%であった。なお,成熟及び追熟果におけるペクチンの主成分はプロトペクチン及び可溶性ペクチンであった。
    2. アルコール不溶物量及び酸度は成熟・追熟並びに貯蔵中に減少した。一方, pHは白色種では4.20から5.00,桃色種では4.00から5.20に上昇した。
    3. グアバ果実のポリガラクチュロナーゼ及びセルラーゼの最適pHは各々5.5及び6.0であった。ポリガラクチュロナーゼ活性は追熟及び貯蔵中に著しく増加した。ペクチンエステラーゼ及びセルラーゼは未熟果では,その活性はわずかであったが,成熟及び追熟中に増加した。
    4. 未熟果から完熟果へと樹上で成育中にアスコルビン酸含量は次第に増加を示した。その後20℃で10日間貯蔵したところ,全アスコルビン酸,還元型および酸化型アスコルビン酸量は白肉種では各々149.9-273.5,126.7-224.0及び23.3-49.5mg%,桃色種では各々166.5-270.3, 146.2-203.8及び26.4-66.5mg%となり,著しく増加することを見出した。このビタミンC含量の増加は,貯蔵中に果実が老化,腐敗を生ずるまで続くことが認められた。
  • モーラ
    ゴーラム, 伊藤 三郎
    日本食品工業学会誌
    1982年 29 巻 8 号 472-476
    発行日: 1982/08/15
    公開日: 2009/04/21
    ジャーナル フリー
    (1) グァバ果実の構成糖は,フラクトース,グルコース,イノシトールおよびシュークロースであり,その量的関係は,フラクトース>グルコース>シュークロース>イノシトールの順であった。
    (2) フラクトースおよびグルコース量は,成熟中に大きな変化は示さなかったが,追熟時に急激な増加が見られた。一方,微量糖成分であるシュークロースおよびイノシトールは,追熟中にわずかに増加した。
    (3) 未熟果並びに成熟果中のフラクトースおよびグルコース量は,成熟果のフラクトースを除き,桃色種よりも白色種の方が高い値を示した。一方,完追熟果においては,フラクトース,グルコース共に桃色種が高い値を示した。
    (4) 追熟中のフラクトースとググルコースとの量比は,白及び桃色種各々ほぼ一定の値を示し,完追熟果では,フラクトースの割合は白色種55.93%,色種58.28%桃であった。
    (5) インベルタゼ活性は,追熟中に現われ,完追熟果で最大となった。また,その最適pHは3.5-4.0であった。アミラーゼ活性は,成熟・追熟に従って増加し,その最適pHは7.0であった。追熟果においては,インベルターゼ活性は白色種が桃色種に比べ高く,一方,アミラーゼ活性は桃色種が白色種の2.1倍の値を示した。
  • モーラ
    ゴーラム, 伊藤 三郎
    日本食品工業学会誌
    1982年 29 巻 7 号 413-417
    発行日: 1982/07/15
    公開日: 2009/04/21
    ジャーナル フリー
    (1) グアバ果実中のポリフェノール化合物の主成分は,非可溶性ロイコアントシアンであり,ポリフェノール量は白色・桃色両品種共に,成熟及び追熟に伴って減少した。
    (2) メタノール可溶性ポリフェノール画分においては,タンニン性フェノール成分に比べ非タンニン性フェノール成分が多く,両フェノール成分は成熟・追熟中に減少が認められたが,後者の減少は前者に比べ少なかった。また,本画分の主成分は低分子ポリフェノールであり,その他加水分解性タンニン,非タンニン性フラバン及び縮合型タンニンが存在した。これらのポリフェノール化合物は成熟・追熟に伴い減少する傾向を示した。
    (3) ポリフェノールオキシダーゼ活性は白色・桃色両品種共に未熟果及び成熟果では認められなかったが,追熟に伴って発現・増加した。
  • 小松 雅彦, 荒井 隆行
    音声研究
    2009年 13 巻 3 号 85-89
    発行日: 2009/12/30
    公開日: 2017/08/31
    ジャーナル フリー
    日本語発話における変調スペクトルとリズムを構成する単位の関係を調べた。変調スペクトルは,音声の単位の出現するタイミングと関係がある。英語の音節の方が日本語よりも長いにも関わらず,英語発話と日本語発話の変調スペクトルは類似している。「日本語MULTEXT」から得られた変調スペクトルのピークは,4〜5Hzであり,200〜250msの時間長に相当する。
    モーラ
    の長さは短く,変調スペクトルのピークには対応しない。音節の長さは,ほとんどのものが短かったが,2
    モーラ
    以上から構成されている音節は200〜250msに分布していると推定された。連続する2
    モーラ
    および2音節の長さは200〜250msであった。これらのことから,単独の
    モーラ
    や音節ではなく,2
    モーラ
    または2音節からなる脚が変調スペクトルのピークに対応していることが分かる。変調スペクトルと2
    モーラ
    または2音節からなる脚の関係を示すことができた。2
    モーラ
    または2音節の脚は,かなり一定の間隔で現れ,強さ曲線への影響が大きい。
  • 川上 真代, 伊藤 友彦
    特殊教育学研究
    1999年 37 巻 2 号 23-30
    発行日: 1999/09/30
    公開日: 2017/07/28
    ジャーナル フリー
    1歳から6歳の健常幼児173名を対象とし、呼称における非流暢性の発達的変化を発話の単位(
    モーラ
    ,音節,重音節)の発達との関係で検討した。本研究の結果、非流暢性は、1)語を
    モーラ
    や音節に適切に分節化して発話できないことがある幼児では生じないこと、2)語を常に適切に分節化できるが、語全体を産出できないことがある幼児では頻度が極めて低いこと、3)語の分節化および語全体の呼称が常に可能である幼児では高い頻度で観察されること、などが明らかになった。これらの結果から、健常幼児の呼称における非流暢性の発達的変化は
    モーラ
    や音節といった音韻単位への分節化の発達と密接に関係していることが示唆された。さらに非流暢性が語句を中断した点までの
    モーラ
    数は1
    モーラ
    が最も多く、2
    モーラ
    がそれに続いた。このことから幼児期においては1
    モーラ
    のみならず2
    モーラ
    も重要な発話単位である可能性が示唆された。
  • 下倉 良太, 佐藤 遼平, 飯國 洋二
    日本音響学会誌
    2023年 79 巻 9 号 438-446
    発行日: 2023/09/01
    公開日: 2023/10/01
    ジャーナル フリー

    オンライン上の不正アクセス防止のために,音声の聞き取り問題を提示して,ユーザが人間か機械かを判別する音声型CAPTCHAを提案する。日本語単語の隣接する2

    モーラ
    を入れ替える手法(前後交替)と一つの
    モーラ
    の子音を削除する手法(子音削除)で非語を作り,単語と判別する課題を行った。その際,機械(音声認識ツール)と人間で判別実験を行い,機械受入率と人間拒否率が最小化するよう,単語親密度,
    モーラ
    数,交替位置,削除位置を調整した。その結果,システムの安全性を表すF値が従来手法よりも向上し,CAPTCHAの回答時間も短縮することができた。

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