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クエリ検索: "リデュース"
966件中 1-20の結果を表示しています
  • *福重 真一, 谷山 慎悟, 梅田 靖
    精密工学会学術講演会講演論文集
    2007年 2007A 巻 G45
    発行日: 2007年
    公開日: 2008/03/28
    会議録・要旨集 フリー
    製品の部品点数削減や減量化・軽量化を実現する
    リデュース
    設計はコスト削減や生産性向上のみならず環境に配慮した設計技術として重要である. 一般に
    リデュース
    設計はノウハウに基づき各製品に対して個別に行われる傾向にあるが,本稿では,より汎用的に適用可能な手法として,製品のCADモデルを入力として,そこから理論上最小となる構造を抽出し,これを元に再設計を行うことによって
    リデュース
    設計を実現する手法を提案する.
  • 大森 恵子
    廃棄物資源循環学会誌
    2011年 22 巻 4 号 263-271
    発行日: 2011年
    公開日: 2016/07/15
    ジャーナル フリー
    循環型社会構築を目指した循環型社会形成推進基本法では,ものの利用および処理の順次を,
    リデュース
    ,リユース,リサイクル,熱回収,廃棄物の適正処分と定めているが,
    リデュース
    ・リユースのいわゆる2Rについては,さらなる取り組みが必要とされている。このため,環境省では,2Rの実施による環境負荷削減効果の推計や,レジ袋辞退,マイバック持参に続く
    リデュース
    ・リユースの呼びかけ等の対策を開始しており,その最近の動向について概観する。
  • *福重 真一, 川田 康毅, 梅田 靖
    精密工学会学術講演会講演論文集
    2008年 2008A 巻 H69
    発行日: 2008年
    公開日: 2009/03/01
    会議録・要旨集 フリー
    本研究ではCADモデルを用いて部品間の接続構造を合理化・簡略化することで製品の
    リデュース
    設計を実現する方法を提案する.一般に
    リデュース
    設計はノウハウに基づき各製品に対して個別に行われる傾向にあるが,本研究ではより汎用的に適用可能な方法として,製品の幾何情報や部品接続情報を用いて製品モデルの抽象構造を抽出し,これを簡略化したものを再び実体構造に復元することによって再設計案を導出する手法を提案する.
  • 武 市 三 智 子
    現代社会研究
    2018年 2018 巻 16 号 23-30
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/10/31
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
    2000年に制定された「循環型社会形成推進基本法」では、循環型社会の実現には3R(
    リデュース
    、リユース、リサイクル)が重要であり、その優先順位は
    リデュース
    、リユース、リサイクルであると定められている。しかし、リサイクルに比べて、
    リデュース
    、リユースは遅れていると言わざるを得ない。ところが、ここにきて、カーシェアリングやオンライン上でリユース商品を簡単に交換できるアプリケーションなど、2Rを推進する新しいビジネスモデルが普及してきた。これらの新しいビジネスモデルは、直接的に環境問題を解決しようとしたものではないかもしれない。しかし、モノを所有せずコトを消費するという新しい消費スタイルを促進するシェアリング・エコノミーは、社会を循環型社会に向かわせているといってよいだろう。本稿では、シェアリング・エコノミーが発展してきた背景には、情報化社会の進展と消費スタイルの変化があることを明らかにし、さらにシェアリング・エコノミーのなかでも特にリユースを促進する際に用いられる循環型チャネル・ネットワークが、マテリアル・リサイクルのみを念頭に置いたそれとは異なることを論じている。
  • 空洞化・環境問題・IT革命を超えて
    鹿島 啓
    生産管理
    2002年 9 巻 1 号 65-69
    発行日: 2002/07/10
    公開日: 2011/11/14
    ジャーナル フリー
    グローバル化の進展の中で、空洞化が進み、構造変化が生じており、情報技術革新に伴うIT革命の推進、金融システムの安定化、規制緩和など、日本の産業は構造改革期の最中にある。
    中小企業は、コア・コンピタンスに集中し、コラボレーションを活かし、グリーン化及びITの活用戦略の他、海外進出も選択枝に入れた経営戦略をリスクに配慮して実行し、損益分岐点を下げ経営システムと人事制度を刷新すれば、俊敏で活力あるオンリーワン企業に変革出来、構造改革期を克服出来る事を先進企業の事例を踏まえ論じた。
  • *久松 裕子, 三神 彩子, 赤石 記子, 小池 温子, 藤本 ひろみ, 長尾 慶子
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2017年 69 巻 P-174
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/07/08
    会議録・要旨集 フリー
    目的 東京家政大学では2013年より東京都北区と共同で区民への
    リデュース
    クッキングの普及啓発に取り組んできた。その一環とし,このような普及啓発活動がごみ削減にどの程度寄与できるのかを計測するため「
    リデュース
    クッキングモニタリング調査」を1回目は2015年,2回目は2016年に実施した。 方法 北区内在住もしくは在勤の2人以上世帯で週2回以上調理する人を対象とした。調査時期を各年で半年違えた2-3月と8-9月に設定し、
    リデュース
    クッキング講習会を挟んだ前後2週間とした。各期間中3日ずつ計6回の夕食献立を自由に選択し,調理時に出た野菜及び果物の生ごみ量の実測を行い報告してもらった。合わせて講習前後でアンケート調査を実施した。集計は2年間の計40名について行った。 結果 講習前後に実施したアンケート調査からは,意識及び行動変容効果が確認された。生ごみ量の実測に関しては,1食分のごみ排出量が平均122gから56gとなり,講習前後で54.0%の削減効果が得られた。このうち,初受講者30名の削減率は56.4%,受講経験者10名の削減率は45.0%となった。受講後のごみ削減量はいずれも同等程度であったが,受講経験者は初受講者よりも事前のごみ量が18.6%少なく,講習会の効果が一定程度持続していることを確認した。以上より,
    リデュース
    クッキングに関する普及啓発活動が家庭からの生ごみ削減に寄与することを確認した。
  • 朝倉 紘治, 垣田 行雄, 佐藤 信義, 小林 秀司, 吉岡 孝, 後藤 芳一
    年次大会講演要旨集
    2003年 18 巻 2C14
    発行日: 2003/11/07
    公開日: 2018/01/30
    会議録・要旨集 フリー
  • -リデュースクッキング推進への協力-
    *赤石 記子, 三神 彩子, 久松 裕子, 長尾 慶子
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2015年 67 巻 2P-65
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/07/15
    会議録・要旨集 フリー
    目的 東京家政大学のある北区では,ごみの減量・資源化の促進を図り,2008年度に「東京都北区一般廃棄物処理基本計画」を策定している。また,北区ごみ組成調査では厨芥類が可燃ごみの約46%を占め,この厨芥類をいかに減量できるかがごみ減量の鍵となっている。本報では,本学と協働で実施しているごみ減量啓発活動「
    リデュース
    クッキングの推進」の一環として,普段の調理で処分してしまう食材や使い切れず廃棄している食材を有効活用した
    リデュース
    レシピを開発し,生ごみ減量の推進につなげることを目的とした。
    方法
    本学栄養学科家庭科教職課程必修科目「食教育の研究」の平成26年度履修者計54名を対象に,
    リデュース
    を意識し,野菜丸ごと使い切り,残り野菜の活用を課題にレシピを募集し,その中から,ごみ削減への貢献度や味,量,作りやすさ,栄養バランスなどを加味し,北区民へ普及しやすい料理10品を選択した。
     結果
    リデュース
    レシピ開発では,可食部分の最大活用だけでなく,野菜丸ごと使い切りの工夫として,形状が大の野菜及び傷みやすい野菜を使い切る工夫,廃棄率の高い野菜の捨てがちな外葉,茎,皮等の使用促進,冷蔵庫に残りがちな少量野菜の活用を念頭に置くことで,1食4人分調理に対し生ごみ量を10g以内に抑えられることが明らかとなった。本結果は,レシピ集として区民に配布し,ホームページ等で広く情報開示するとともに,ごみ減量啓発ツールとして有効活用される。
  • 佐藤 研一
    日本エネルギー学会機関誌えねるみくす
    2018年 97 巻 1 号 20-29
    発行日: 2018/01/20
    公開日: 2018/02/28
    解説誌・一般情報誌 フリー

    日本の循環型社会の形成と3R(

    リデュース
    ,リユース,リサイクル)の概念の浸透から産業廃棄物のの排出量年々減少している。しかしながら,将来に渡り持続可能な社会形成において,産業廃棄物のリサイクルは重要な課題である。ここでは,とくに「石炭灰」に着目し,将来の産業廃棄物リサイクルの展望を解説する。

  • 渡辺 富夫
    日本機械学会誌
    2006年 109 巻 1055 号 833-836
    発行日: 2006/10/05
    公開日: 2017/06/21
    解説誌・一般情報誌 フリー
  • ――食品ロス削減を通じた経済成長への貢献――
    長野 麻子
    廃棄物資源循環学会誌
    2014年 25 巻 1 号 5-12
    発行日: 2014/01/31
    公開日: 2021/04/23
    ジャーナル フリー
    食品リサイクル法は施行状況の点検時期を迎えており,2013 (平成 25) 年 7 月に論点整理がまとめられた。この中では,① 食品ロス削減を通じた経済成長への貢献 (
    リデュース
    ) と,② 食品循環資源の最大限の活用による地域の循環産業の創出と活性化 (リサイクル) という 2 つの軸で整理され,今後の食品リサイクル制度の目指すべき姿の検討の方向性が示された。
     本稿では,食品ロス削減 (
    リデュース
    ) に関して,世界の動き,日本における現状,民間企業による取り組みの進捗状況,国の取り組み等の概要を紹介する。
  • 渡辺 富夫
    廃棄物学会誌
    2004年 15 巻 3 号 123-130
    発行日: 2004/05/31
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
    富士ゼロックスは, 世界的に深刻となっている環境問題に率先して取り組み, 全社方針の『廃棄ゼロ』を達成するため, 環境負荷の少ない部品リユースを重点に, 使用済み商品から埋立てするものを出さない「資源循環型システム」を構築した。そして, 事業活動と環境保全活動を両立させた「環境経営」を実践する企業として広く知られている。本稿は, 資源循環型システムの基本的な考え方, 部品リユースを前提とした循環商品企画, 3R効果を捉えた複写機の循環モデル, 部品リユースを可能とする設計事例, 環境負荷の低減効果, 資源循環設計の達成レベルを設計者自らがセルフチェックする製品アセスメント, 環境影響情報の公開, 廃棄ゼロ実現に向けた活動などを紹介するものである。決して現状に満足することなく, 資源循環システムを進化させるために, さらなる『広がり』を目指した活動を展開している。
  • *日原 真由美, 三神 彩子, 赤石 記子, 長尾 慶子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2019年 31 巻 1P-50
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/08/26
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】近年,地球環境問題が深刻化する中,環境に配慮した食生活が重要となってきている。北区のごみ排出量は一人一日あたり約660gと都内平均よりも少ないものの,有効活用できるものが多く含まれている。東京家政大学と東京都北区では,2013年度より,ごみ減量啓発活動「

    リデュース
    クッキング」を推進している。
    リデュース
    クッキングとは普段の調理で処分しがちな食材や使い切れず廃棄している食材を有効活用する調理方法である。今回は「日本の郷土料理,名物料理」をテーマに生ごみ減量の推進につなげるレシピを提案する。

    【方法】日本全国の郷土料理,名物料理からスープカレー,きりたんぽ鍋,盛岡冷麺,治部煮,宇都宮餃子,からし焼き,ほうとう,お好み焼き,いもたき,太平燕,鶏飯,タコライスの12品を選定した。それらの通常の作り方を基に,野菜の切り方を工夫する,使い切る,捨てがちな外葉,茎,皮などを使う,残り野菜の活用などのごみ減量につながる視点を入れてレシピを作成した。A4の冊子にまとめ,区民に広く普及できるようにした。

    【結果および考察】レシピ開発では,廃棄率の高い野菜の捨てがちな外葉,茎,皮等の可食部分を,すり下ろす・刻むなどの調理方法や味の工夫で食べやすくすると共に,省エネにつながる方法も取り入れたことで,調理時間も短く,簡単に美味しく作れるレシピとなった。1品あたりの生ごみ量は通常の作り方では平均47gとなったが,今回のレシピでは平均10g程度に抑えることができた。北区ごみ組成調査(2018年度)では,可燃ごみの約50%が生ごみであり,さらにその80%が調理くずであることから,このレシピを活用することで,区内のごみ減量につながることが期待される。

  • -家庭でのごみ削減推進の協力-(2016年度)
    小池 温子, *三神 彩子, *赤石 記子, 飯村(久松) 裕子, 長尾 慶子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2017年 29 巻 2P-39
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/08/31
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】東京家政大学のある北区では,ごみの減量・資源化の促進を図るため「東京都北区一般廃棄物処理基本計画2015」を策定し,2024年をめどに2013年度の20%削減を目指している。本学では北区と協働し,ごみ減量啓発活動「
    リデュース
    クッキングの推進」の一環として,普段の調理で処分しがちな食材や使い切れず廃棄している食材を有効活用した
    リデュース
    レシピを2013年度から開発してきた。今回は「季節の行事食」をテーマに生ごみ減量の推進につなげるレシピを提案する。

    【方法】本学栄養学科授業科目「食教育の研究」の平成28年度履修生43名が課題研究として,野菜を丸ごと使い切る(野菜の使い切り,捨てがちな外葉,茎,皮などを使う),残り野菜の活用を条件に,季節の行事食レシピを作成した。1か月分のレシピは一汁三菜を基本とし,すぐに取り入れたくなるような,且つごみ減量になるような工夫をするとともに,旬の食材を生かし栄養バランスの良い,その月の行事に関連した献立とした。1か月分をA4両面に印刷し,季節ごとに区民に広く普及できるようにした。

    【結果】レシピ開発では,廃棄率の高い野菜の捨てがちな外葉,茎,皮等の可食部分を,すり下ろす・刻む,加熱方法や調味の工夫,行事食らしく盛りつけの飾りに利用するなど食べやすくするアイディアが多くみられた。1食(4品・4人分)あたりの生ごみを平均30g程度に抑えることができ,見た目,味,栄養バランスともに評判の良いレシピが完成した。北区ごみ組成調査(2015年度)では,可燃ごみの約50%が生ごみであり,さらにその90%が調理くずであることから,このレシピを活用することで,区内のごみ減量につながることが期待される。
  • -リデュースクッキング推進への協力-(第2報)
    三神 彩子, *赤石 記子, 久松 裕子, 藤本 ひろみ, 長尾 慶子
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2016年 68 巻 3E-08
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/08/04
    会議録・要旨集 フリー
    目的 東京家政大学のある北区では、ごみの減量・資源化の促進を図るため「東京都北区一般廃棄物処理基本計画」を策定している。本学では北区と協働し、ごみ減量啓発活動「
    リデュース
    クッキングの推進」の一環として、普段の調理で処分しがちな食材や使い切れず廃棄している食材を有効活用した[
    リデュース
    レシピ]を2013年度から開発してきた。今回も前報に引き続き、生ごみ減量の推進につなげるレシピを提案する。
    方法 本学栄養学科家庭科教職課程必修科目「食教育の研究」の平成27年度履修生66名を対象に、野菜を丸ごと使い切る(大きな野菜の使い切り、捨てがちな外葉、茎、皮などを使う)、残り野菜の活用(冷蔵庫の少量野菜の使い切りなど)を条件に、「ご飯に合うおかず」としてのレシピを募集した。その中から,ごみ削減への貢献度や味,量,作りやすさ,栄養バランスなどを加味し,区民へ普及しやすい料理10品を選択した。
    結果 [
    リデュース
    レシピ]開発では,廃棄率の高い野菜の捨てがちな外葉,茎,皮等の可食部分を〝すり下ろす、刻む″等の手法をとり入れたり、〝加熱方法や調味の工夫″により1食4人分調理に対し生ごみが約5~15g程度に抑えることができ、味、栄養バランスの良いレシピが完成した。北区ごみ組成調査では、可燃ごみの約42%が生ごみであり、さらにその85%が調理くずであることから、このレシピを活用することで、区内のごみ減量につながることが期待される。
  • *譚 喬尹, 近藤 加代子, 菊澤 育代, 渡邉 奈月
    廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
    2017年 28 巻 A1-2-O
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/11/28
    会議録・要旨集 フリー
    生ごみ、古紙・古布、プラスチックという行政主導の資源化物については、環境意識・行動、分別排出行動を容易にする仕組み、地域の社会関係資本等が効いていた。特に環境意識・行動に含まれるリユース・
    リデュース
    行動が行政主導の循環行動に最も強く効いていたのは、リサイクル活動の意義がごみ減量であるという意識の浸透とともに、手間がかかるリサイクルよりもごみそのものを減らすべきと言う意識が醸成されているのではないかと思われる。 自発的な循環行動でのリユース・
    リデュース
    行動、リサイクル商品の購買、液肥利用産品購買では、ごみ減量だけでなく、循環のまちづくりへの積極的な関わりや関心が関係していた。 大木町のごみゼロの大幅なごみ減量・リサイクルの進展には、環境意識の醸成、行動の容易さを支える仕組み、地域社会関係資本、まちづくりが大きく寄与していると考えられる。
  • 堀 孝弘
    人間と環境
    2022年 48 巻 2 号 2-11
    発行日: 2022/06/10
    公開日: 2022/12/10
    ジャーナル フリー

    2020年7月,全国の小売店でレジ袋の無料配布中止・有料化が一斉実施された。このことはシングルユースプラスチック削減のきっかけとして期待できる。この背景に2006年度の容器包装リサイクル法改定後,各地で事業者,行政,市民団体によるレジ袋削減協定等が締結されるなど,熱心な活動があったことは言うまでもない。ただし,全国一様に取組が行われたのではなく,有料化協定の締結に至った地域もあれば,マイバッグ持参呼びかけにとどまった地域もある。プラスチックの総量抑制は世界的な課題であり,レジ袋の有料化はゴールではなく,まだ多くの課題が残っている。地域ごとの取組の差の要因は一概に説明できないが,今後のシングルユースプラスチックの削減を進めていくうえで,レジ袋有料化の取組が2020年7月以前,全国でどこまで広がっていたか押さえておく必要があると考える。

    有料化の効果についてはすでに多くの研究や調査があるが,有料化実施店での削減量を積算した報告が多く,環境省の全国的な調査にもいくつかの限界がある。本稿では,先行研究および京都市の家庭ごみ調査から,レジ袋有料化による有料化未実施店を含めた地域単位での削減期待値を示した。

    そのうえで,県単位のレジ袋有料化の取組実態を調査し,「県主導のレジ袋有料化推進の取組(協定等)の有無」で分け,さらに県内への浸透など,計6類型で分けた。これにより,県単位での有料化普及で成果をあげた地域と,取組が弱かった地域のカバー人口がほぼ同数になることを明らかにした。

  • 八木田 克英, 西尾 チヅル
    広告科学
    2009年 51 巻 50-65
    発行日: 2009年
    公開日: 2017/10/25
    ジャーナル オープンアクセス
  • 武田 信生
    土木学会論文集G
    2007年 63 巻 4 号 284-285
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/11/30
    ジャーナル フリー
     公衆衛生の確保を命題としてスタートしたわが国近代の廃棄物処理は,経済社会の発展に伴って,環境保全,適正処理といったタームで表されるような役割を担ってきたが,廃棄物,資源を巡る地球環境問題によって持続可能社会,循環型社会の実現に向けた取り組みが重視されるように変貌してきた.
    リデュース
    ,リユース,リサイクルという,優先順位をもった3Rの取り組みである.循環型社会実現のためには,廃棄物に対する3Rだけではなく,資源の保全を視野に入れて,製品の設計や用途にまで情報をフィードバックしていくことが必要である.
  • *藤井 実, 藤田 壮, 陳 旭東, 大西 悟
    日本LCA学会研究発表会講演要旨集
    2011年 2011 巻 B3-04
    発行日: 2011年
    公開日: 2012/02/16
    会議録・要旨集 フリー
    将来、人口の変化や産業構造の変化、国際市場の変化や大規模災害、
    リデュース
    ・リユースの進展など、様々な予測可能、不可能な変化によって廃棄物の発生量や質、リサイクル製品の需要等が変化する。これにより、リサイクルシステムは大きな影響を受ける。本研究では、これらの変化が起きても、高効率かつ低コストなリサイクルが維持され得るシステム構成について検討を行う。また、その評価方法について、検討する。
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