詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "中華鍋"
157件中 1-20の結果を表示しています
  • *三神 彩子, 三浦 理絵, 喜多 記子, 佐藤 久美, 長尾 慶子
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2009年 61 巻 3D-8
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/09/02
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】家庭部門でのエネルギー使用量増加が近年顕著であり,資源の有効活用および地球温暖化防止の観点から省エネルギー(以下省エネと表記)対策が重要課題となっている。
    食生活分野での調理に適した道具の選択はエコ・クッキングの観点から重要な因子である。本研究では,幅広い料理法に対応できる
    中華鍋
    (鉄)の特性を活用し,省エネ,CO2削減効果をはかることを目的に,「炒める」「焼く」「揚げる」「蒸す」「煮る」の5操作法別に代表的な調理を実施し,他の鍋類との比較・検討をおこなった。
    【方法】ガス積算流量計,熱電対温度計,温度計測記録器を使用し,加熱操作法別に,調理道具(
    中華鍋
    ,西洋蒸し器,蒸籠,フライパン,揚げ鍋,グリル)ごとの調理時のガス・水使用量, 試料内部温度,仕上がりまでの加熱時間を測定し,さらにCO2排出量に換算した。
    【結果】
    中華鍋
    は,その形状から火力を効率的に活用でき,熱伝導率が高く,「炒める」では,
    中華鍋
    の方がフライパン(鉄)と比較し約26%,フライパン(テフロン)とでは約56%の省エネ効果があった。「焼く」は,
    中華鍋
    の方がフライパン(鉄)と比べ約13%,フライパン(テフロン)とでは約47%の省エネ効果があった。「揚げる」は,グリルでも省エネ効果が認められたが,仕上がり(外観)を考慮すると
    中華鍋
    が適しており,揚げ鍋と比較し約15%の省エネ効果があった。「蒸す」では,
    中華鍋
    で蒸籠を使った場合と,西洋蒸し器使用とで比較すると,約19%の省エネ効果があった。「煮る」は,弱火・長時間加熱の煮込料理で
    中華鍋
    の省エネ効果はみられなかった。以上5項目中4項目の加熱操作の
    中華鍋
    使用の料理で13~56%の省エネ,CO2削減効果が確認できた。
  • 三神 彩子, 喜多 記子, 佐藤 久美, 長尾 慶子
    日本調理科学会誌
    2010年 43 巻 2 号 98-105
    発行日: 2010年
    公開日: 2014/10/24
    ジャーナル フリー
    本研究では,幅広い料理法に対応できる
    中華鍋
    (鉄製)の特性を活用し,省エネルギー効果およびCO2排出量削減効果をはかることを目的に,「炒める」「焼く」「揚げる」「蒸す」「煮る」の 5操作法別に代表的な調理での他の鍋類との比較を行い,調理時のガス・水使用量,試料内部温度,仕上がりまでの加熱時間を測定し,さらにCO2排出量に換算した。 炒める(キャベツ炒め)では,
    中華鍋
    は鉄製フライパンと比較し約26%,テフロン加工フライパンとでは約56%,焼く(ハムステーキ)は,
    中華鍋
    は鉄製フライパンと比べ約13%,テフロン加工フライパンとでは約47%,揚げる(トンカツ)は,揚げ鍋と比較し約16%,蒸す(蒸しイモ)は,
    中華鍋
    で蒸籠を使った場合と西洋蒸し器とで比較すると,約7%のCO2排出量削減効果が得られた。煮る(煮豚)では,
    中華鍋
    によるCO2排出量削減効果はみられなかった。以上5項目中4項目の加熱操作の
    中華鍋
    使用の料理で7~56%のCO2排出量削減効果が確認できた。
  • 千葉 敏, 鎌田 元康, 小峯 裕己, 八乙女 巌, 倉渕 隆
    空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
    1993年 1993.3 巻 B-61
    発行日: 1993/09/01
    公開日: 2017/08/31
    会議録・要旨集 フリー
  • 山海 敏弘, 倉渕 隆, 百瀬 敏成
    空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
    2000年 2000.2 巻 B-37
    発行日: 2000/08/10
    公開日: 2017/08/31
    会議録・要旨集 フリー
  • 水山 元, 山田 佳代, 田中 和人, 牧 淳人
    人工知能学会第二種研究会資料
    2009年 2009 巻 SKL-04 号 06-
    発行日: 2009/08/29
    公開日: 2021/08/31
    研究報告書・技術報告書 フリー

    本研究では,技能動作習得過程の支援のあり方を議論するための基礎として,指導者からアドバイスを受けながら

    中華鍋
    操作技能を習得していく過程をデータ化し,その説明的分析を試みる.

  • 梅主 洋一郎, 佐川 祐一郎, 石黒 邦道, 小峯 裕己, 松田 徹
    空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集
    1992年 1992 巻 C-67
    発行日: 1992/10/07
    公開日: 2017/08/31
    会議録・要旨集 フリー
  • 曝気面積の影響について
    吉松 藤子, 浜野 美代子
    家政学雑誌
    1971年 22 巻 1 号 35-40
    発行日: 1971/02/20
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
    (1) こめ油を単独加熱し曝気面積とTBA値との関係を検討してみると0.4cm2/gと0.3cm2/gとの間には 1 %の、0.3cm2/gと0.2cm2/gとの間には5%の危険率で有意差を認めた。
    (2) 更に曝気面積0.4cm2/gと0.28cm2/gとの間を0.04cm2/gきざみに2段階とり同様に検討した結果。0.36cm2/gと0.32cm2/gとの間に5%の危険率で有意差を認めたが、他の水準間では有意差は認められなかった。
    (3) 揚げテストの結果は馬鈴薯の場合、0.4cm2/g と0.3cm2/gの間に有意差が認められたが0.3cm2/gと0. 2cm2/g の間には有意差は認められなかった。卵白豆腐でも馬鈴薯と同じ傾向を示したが、いずれの水準間も有意差は認められなかった。
    (4)
    中華鍋
    は油面が広く曝気面積が大きいため油の劣化を促進させる。
    (5) こめ油の場合曝気面積を0.3cm2/gくらいに調整すれば油の劣化を遅らせることができるようである。容器が筒形であれば上記の曝気面積にするには油を約3. 7cmの深さに入れる必要がある。
  • —九州在住の学生における加熱調理機器・調理器具の使用経験について—
    *寺師 美里, 真邉 久美, 上原 友香里, 木之下 道子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2023年 34 巻 P-k27
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/09/09
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】日本調理科学会特別研究「多様な調理法と家庭料理の伝承調査」より,九州在住の学生における加熱調理機器・調理器具の使用経験について明らかにする。

    【方法】期間は2022年10月~2023年2月,九州地方8県の大学に在籍する2,127人を対象にWEB調査を行った。有効回答数は1,075(回収率50.5%)であった。調査内容は,加熱調理機器9種類,調理器具19種類の使用経験について単純集計を行った。

    【結果・考察】加熱調理機器の使用経験について回答項目別に多い順に並べたところ,「今住んでいる家で使っている」では,電子レンジ96.1%,炊飯器94.0%,トースター78.1%であった。「調理学実習で使ったことがある」では,ガスコンロ55.3%,オーブン機能39.5%,電子レンジ36.3%であった。「使ったことがない」では,電気ケトル15.7%,IHコンロ12.6%,電気ポット8.9%であった。調理器具の使用経験について「今住んでいる家で使っている」では,フライパン97.6%,ピーラー90.0%,キッチンばさみ85.9%であった。「調理学実習で使ったことがある」では,蒸し器55.5%,

    中華鍋
    53.9%,すり鉢・すりこ木51.9%であった。「使ったことがない」では,かつお節削り器57.1%,蒸籠40.3%,
    中華鍋
    26.2%であった。これより,加熱調理機器・調理器具では,多機能であること,入手しやすいこと,手入れのしやすさ,調理・片付け時間の短縮,保管場所などが使用経験に関わっていたと考えられる。また,「調理学実習で使ったことがある」との回答で上位に挙がったガスコンロ,蒸し器,
    中華鍋
    は,家での使用経験が乏しいことが明らかとなった。

  • *池田 大祐, 寺内 文雄, 久保 光徳, 青木 弘行, 堀田 明裕
    日本デザイン学会研究発表大会概要集
    2008年 55 巻 P25
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/06/16
    会議録・要旨集 フリー
    視覚障害者が調理時に困難な状況に置かれている点に着目し,調理における視覚障害者を支援することを目的として,その際の要求や問題点を収集することを試みた。まず4名の視覚障害者を対象として調理行為の観察調査を行い,問題点や視覚障害者からの要求を収集した。得られた問題点や要求を分類した結果,視覚障害者の困難は[位置の確認・量の調整・調理状態の把握]の三つに大別できることが判明した。そこで,これらの分類と各調理行為での問題点とその解決方法,具体的なアイディアを対応づけながらデータの整理を行った。最後に,得られた知見に基づいて要求のデータベースを構築した。このデータベースはユーザ行動の視点から要求や問題点を検索できる点と実際の調理の様子の動画が確認できる点に特徴がある。
  • 身近な材料で作るソーラークッカー
    *根津 美智子, 樋口 千鶴, 鈴木 耕太
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2018年 30 巻 1P-57
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/08/30
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】ソーラークッカーは、太陽熱温水器と同様に熱源に太陽光のみを使用し、調理を行う道具につけられた総称である。原理は熱伝導、輻射、対流で鏡やアルミなどに太陽光を反射させ、光をなるべく黒く塗装した鍋類に当てて、太陽光の熱を利用して調理を行うものである。ソーラークッカーは太陽光という自然エネルギーを利用するため、二酸化炭素の排出やエネルギー資源の消費が無く、環境にやさしい調理器具でもある。東日本大震災においてソーラークッカーの活躍が話題になり知名度が上がった。非常時において太陽さえ出ていれば、湯が沸かせ、温かいものを食べられることはとても魅力的なことである。そこで身近にあるものを利用して簡単に湯を沸かし、それにより哺乳瓶などの消毒もでき、簡単な料理が作れる手作りソーラークッカーの作成および水温実験や簡単な料理作りに教科「卒業演習」で取り組んだので報告する。
    【方法】①市販のパラボナ式ソーラークッカーで調理実験を行い焦点の当て方を学んだ。②身近にある材料で手作りソーラークッカー(牛乳パックで作るパネル型、発砲スチロールで作るボックス型2種、傘で作るパラボナ式、段ボールで作る集光型、
    中華鍋
    で作るパラボナ型、大ボールで作るパラボナ型、段ボールで作るパネル式8種)を作成し水温実験を行った。水温の上昇が高かった
    中華鍋
    パラボナ式・段ボールパネル式を用い再度水温実験を行い、簡単な調理も行った。③平成28年学園祭において市販並びに手作りソーラークッカーの展示と啓蒙活動及び認知度アンケートを行った。
    【結果】①市販のパラボナ式では夏場の快晴時、作業活動に慣れてくると20~30分で湯は沸騰しあらゆる調理ができることがわかった。②
    中華鍋
    パラボナ式・段ボールパネル式の2種でも夏場の快晴時に再び水温実験を行うと96℃位まで水温は上昇し、十分調理が行えることがわかった。段ボールパネル式でも冬、春季でも快晴時であれば水温は79℃まで上昇したことから哺乳瓶の殺菌は可能であることがわかった。③学園祭での市販並びに手作りソーラークッカーの啓蒙活動及びアンケート調査ではソーラークッカーを知っているが55%、内名前だけ知っているが30%、どこで知ったかはテレビが58%で高かった。展示を見てソーラークッカーに興味を持ったが78%であった。ソーラークッカーの内容まで知っている人は35%と少なく、テレビの放映で知った人が多かった。また、実際のソーラークッカーの展示で興味を持った割合が高かった。市販パラボナ式は夏場での体験が慣れてくると様々な調理が短時間で作れることがわかったが、紫外線から目や肌を守るためにサングラス、帽子、長袖は必需品であることもわかった。また、手作りソーラークッカー特に段ボールパネル式は重量が軽いことから風には弱く、中に重しを入れるなどの工夫が必要であることがわかった。また太陽の角度に合わせて向きを変えなければならないので、その角度調節に慣れないと温度上昇が難しいことがわかった。今後はより多くの調理に挑戦し、非常時において誰もができる段ボールパネル式の大きさを変えた実験を行いたい。市販でも手作りでも調理のコツを得るには何回も実験に取り組み、太陽との位置を観察することが大切である。調理のコツと様々な料理のワンポイントクッキング集が作れるように更に研究を重ねたい。
  • —使用コンロの違いによる調理機器・器具の使用状況の比較—
    *原田 香, 小林 康子, 秋吉 澄子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2024年 35 巻 P-k18
    発行日: 2024年
    公開日: 2024/09/06
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】調理科学会特別研究「多様な調理法と家庭料理の伝承」に関する調査において,普及が進むIHコンロに着目し,その使用割合やコンロの違いによる調理機器・器具の使用状況,調理頻度等について分析することを目的とした.【方法】九州支部は8県の大学・短大等に在籍する学生2,127人を対象にGoogle Formsを用いたWeb調査を行ったところ,有効回答数は1,075であった.現在使っているコンロがガスコンロかIHコンロかで2群に分け,調理頻度,住居形態,家族構成,調理機器・器具の使用状況,料理別の調理状況,食生活状況・意識における群間による違いを比較・検討した.2群間の比較ではIBM SPSS Statistics ver.29を用い,χ2検定により解析を行った.統計的有意水準は5%,両側検定とした.【結果】ガスコンロを「今住んでいる家で使用している」と回答した者は(52.6%),IHコンロを「今住んでいる家で使用している」と回答した者は567名(52.7%)であった.本調査の全国の結果と比較すると,九州はIHコンロを使用している割合が高いことが示された.2群間の比較では,土鍋,

    中華鍋
    ,すり鉢・すりこ木において,「今住んでいる家で使っている」と回答した者の割合は,IHコンロ群に比べガスコンロ群が有意に高かった.土鍋及び
    中華鍋
    はIHコンロに適していないことが影響していると考えられる.料理別の調理状況では,「おもに家で作る」と回答した者の割合が,巻き寿司や茶碗蒸しでガスコンロ群よりIHコンロ群が高かったが,ほとんどの料理で差は見られなかった.調理頻度及び食生活状況・意識では,群間に差は見られなかった.

  • —全国調査:住居形態別および調理学実習における調理器具の使用経験の違い—
    *高橋 啓子, 板倉 一枝, 佐賀 啓子, 松井 佳津子, 岡本 洋子, 福留 奈美
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2023年 34 巻 P-k21
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/09/09
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】急速に変化している家庭料理の現状を把握し,家庭料理の伝承のための方策を検討することを目的に家庭料理の調理法および器具等に関する調査を行った。本発表では調理器具の使用経験について報告する。

    【方法】アンケートはWEB(Googleフォーム)調査とした。実施期間:2022年12月~2023年2月。対象:中国・四国に在住する学生。有効回答数:1,062名(1,902名に依頼,有効回答率55.8%)。集計方法:住居形態(自宅群と自宅外群)別に集計・解析した(χ2検定,IBM SPSS Statistics Ver.29.0,有意水準5%)。

    【結果】回答者内訳は,自宅群736名(71.3%),自宅外群326名(30.7%)。専攻は管理栄養士および栄養士養成課程が94.7%,調理学実習の受講経験は97.6%であった。よく使用される調理器具は,電子レンジ(自宅群97.7%,自宅外群98.5%),炊飯器(同95.5%,98.8%,p<0.01),トースター(同90.6%,91.4%),フライパン(同98.5%,99.7%),ピーラー(同95.5%,96.3%)等であった。電子レンジは温めや冷凍食品の加熱調理に80%以上が,フライパンは焼き物,炒め物,炒め煮に70%以上が使用していた。自宅外群が,実家でのみ使用する器具は,ホットプレート,土鍋,圧力鍋,すり鉢,ミキサー,巻きすが多かった。調理学実習で使ったことがある器具は,

    中華鍋
    ,蒸し器,すり鉢,裏ごし器,巻きす(50%以上)が多かった。以上から,電子レンジ,炊飯器は両群で必需品であり,電子レンジ,フライパンは調理に重宝する器具と思われた。
    中華鍋
    ,蒸し器,蒸籠は調理学実習が器具の使用経験に寄与していることが推察された。

  • ー調理経験による技能変化の測定ー
    *鎌田 那央子, 近藤 耕平, 石川 伸一
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2022年 33 巻 P-50
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/09/02
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】調理における技能は調理する人が培ってきた経験に依存するものが多い。調理経験を重ねることで、調理の「感覚」を身につけると考える。既存の研究において完成した料理の物性に関して報告されているものは多いが、調理操作に焦点を当てた報告は少ない。本研究は、被験者の調理技能の成長過程を測定、解析することを目的とし、おいしさの中にある調理技能が及ぼす影響を解明する。

    【方法】調理経験の差が大きいと予測した①炒飯を炒める動作、②だし巻き卵を巻く動作、③刺身を切る動作、④メレンゲを作る動作を測定した。測定には、筋電位センサー、加速度センサー、角度センサーを用いた。予測した料理の調理経験がほぼない被験者三人の動作解析をし、測定は調理経験が浅い状態と約一か月の調理経験を積んだ状態で行った。これらを比較し、調理経験によって調理動作にどのような違いが生じるかの解析を行った。

    【結果・考察】測定した調理動作で①炒飯と④メレンゲには調理動作に変化が見られた。リサージュ図形から

    中華鍋
    を振る速度は速くなっており、図形から動きにブレがなくなっていたことが分かった。炒飯を炒める動作で身につける調理の感覚は、
    中華鍋
    を持つ前腕の内側の筋肉を用い、肘を大きく伸縮させ正面にブレずに振ることであると考える。メレンゲは、リサージュ図形から撹拌速度は速くなり、腕の動きは大きくなり手の動きは円ではなく一の字の形をしていた。 三人の角度変化はバラバラであったが、活動電位の発生は小さくなり、速度は上がっていた。このことからメレンゲの撹拌操作で身につける調理の感覚は、脱力し、外側の筋肉と内側の筋肉をバランスよく用い、撹拌速度は速く、腕を大きく動かすことであると考える。

  • 川崎 寛也, 赤木 陽子, 笠松 千夏, 青木 義満
    日本調理科学会誌
    2009年 42 巻 5 号 334-341
    発行日: 2009年
    公開日: 2015/01/23
    ジャーナル フリー
    本実験では,サーモグラフィ動画像の自動色分解処理技術を用い,中華炒め調理における具材及び鍋の温度変化を詳細に把握するための新規システムを構築し,プロ調理と家庭調理の比較によりあおり操作の調理科学的意義を考察した。さらにあおり操作の回数も自動取得した。回鍋肉(豚肉とキャベツの味噌炒め)調理を例とし,サーモ動画像と可視動画像を同時に取得した後,サーモグラフィの動画像から鍋領域と具領域を分離して鍋と具材の表面平均温度を経時的に把握した。終点具材温度に家庭調理とプロ調理では大きな差が見られなかった。プロ調理では,あおり操作が定期的連続的に行なわれているのに対し,家庭調理では不定期であった。各あおり操作の前後におけるプロ調理の具材温度上昇は家庭調理よりも大きい傾向があった。鍋温度はプロ調理では家庭調理よりも顕著に大きく上昇した。本システムにより,動きを伴うプロの炒め調理においても,具材や鍋の平均温度変化を計測する事ができた。
  • 吉松 藤子
    調理科学
    1979年 12 巻 2 号 66-73
    発行日: 1979/07/20
    公開日: 2013/04/26
    ジャーナル フリー
  • 坂田 種男
    日本建築学会論文報告集
    1963年 89 巻 384-
    発行日: 1963年
    公開日: 2017/08/30
    ジャーナル フリー
  • 三神 彩子
    日本調理科学会誌
    2012年 45 巻 5 号 323-331
    発行日: 2012年
    公開日: 2014/01/31
    ジャーナル フリー
  • 池上 伸
    成形加工
    2014年 26 巻 4 号 166-168
    発行日: 2014/03/20
    公開日: 2020/12/25
    ジャーナル フリー
  • 吉松 藤子
    家政学雑誌
    1973年 24 巻 1 号 13-22
    発行日: 1973/02/20
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
  • *吉田 恵子, 友野 秀明, 岡本 洋子, 四十九院 成子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2013年 25 巻 2P-40
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/08/23
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】近年火のない調理器としてIH(Induction Heating-誘導加熱)調理器が注目されている。現在までにIH調理器の温度上昇や使い勝手についての報告があるが、実際の料理品についての報告は少ない。そこで演者らは、ガス調理器とIH調理器を使用して数種の料理品を作成し、熱源調理器と調理器具(鍋など)の違いによる料理品の差を比較検討することを目的とした。同時に使い勝手などについても考察した。【方法】ガス調理器はマルゼンガスレンジ(RGR0963XB・4500kcal)を使用、IH調理器はNational IHクッキングヒーター(200v・3.0kw)を使用した。調理器具は、IH専用テフロンフライパン(直径25cm)、鉄製フライパン(直径24cm)、IH専用片手鍋(直径19.5cm)を使用した。参考としてガス調理器では
    中華鍋
    も使用した。1.各熱源調理器、調理器具を用いて、空焼き、水を入れての加熱による温度上昇を計測した。2.キャベツの炒め物:キャベツ(70g)を3cm角に切り、2%の油で炒めた。3.サツマイモの茹で物:サツマイモ(200g)を1.5cm角に切り、水(200g)で茹でた。【結果】1.空焼きの温度上昇について:熱源に関わらず、空焼きの場合、調理器具によって温度上昇に差が出た。フライパンで空焼きした場合、鉄フライパンの方が温度上昇が速く、底面と壁面の差が少なかった。2.キャベツの油の付着をみると、テフロンでは面となって付着していたが、鉄では油滴のように付着していた。キャベツの色は、ガス調理器が鮮やかであった。3.サツマイモの茹で物では、IHの方が軟らかくなるまでの時間が長く、加熱ムラがあった。
feedback
Top