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クエリ検索: "女子教育"
2,475件中 1-20の結果を表示しています
  • 唐群英を中心に
    唐 寅霖
    日中言語文化
    2025年 18 巻 69-
    発行日: 2025年
    公開日: 2025/03/03
    ジャーナル オープンアクセス
    日清戦争後、日本に留学した中国の女子学生たちは、民主自由の思想の影響を受け、
    女子教育
    の発展を推進する重要な力であると自覚した。彼女たちは西洋のフェミニズムの影響を受けて、女性の独立に対する意志と要求を伝える文章を執筆した。当時、書籍や雑誌は知識層が自己意識を表現する主要な手段であり、これらの女性たちは多くの困難を克服し、女性向けの新聞や雑誌を創刊した。その中で、唐群英は中国の女子留学生の代表として、積極的に雑誌を創刊し、男女平等の思想を広め、中国の近代
    女子教育
    においても指導的な役割を果たした。本稿では、唐群英が創刊した『留日女学会雑誌』や『女子白話報』などの出版物の原本を収集し、
    女子教育
    に関する文献や意見を精選して、これらの文章に表れる
    女子教育
    思想の特徴を考察・分析し、その先進性と不足点を評価することで、唐群英の
    女子教育
    思想をより全面的に理解することを目的としている。
  • 女子教育と家政学の構想
    永藤 清子
    甲子園短期大学紀要
    2021年 39 巻 1-6
    発行日: 2021/03/15
    公開日: 2021/05/29
    研究報告書・技術報告書 フリー

    成瀬仁蔵が書いた『

    女子教育
    』は1896年に発行された。成瀬は、
    女子教育
    の主義方針は、第1 に人として、第2 に婦人として、第3 に国民として教育することであると主張した。成瀬は、明治期の日本の
    女子教育は欧米諸国の女子教育
    の方法を取り入れているだけだと指摘し、日本における今後の
    女子教育
    の確立を提唱した。成瀬の
    女子教育
    の方針は、次の3 つである。 1 .普通教育に重点を置く。なぜなら女子が将来さまざまな境遇にあうかもしれないからである。そのために一人の人間として力をつけることが必要である。成瀬は社会の発展のために女子の力を期待した。 2.女子が生まれつき持っている能力を出す教育。成瀬は、女子が内外の知識を学び、新しい家庭の創造を期待した。 3 .国民としての義務を全うするための資格を養う。 成瀬は、日本の女子高等普通教育は、智育を軽視して実用教育の重きを置いていると考え、そのため、女子の智力・学識が不完全だと批判した。そこで彼は、高等普通教育の修業年限を長くすること、高等
    女子教育
    の年限を4 年間にすることを提案した。さらにその後3 年間の最高の教育を受けるための大学設置を検討した。その一つとして、家政学部を検討し、国力発展の基礎となる家庭生活の向上を期待した。成瀬の
    女子教育
    思想の根底には、早く欧米に追いつき、肩を並べて競争できる国家に発展させたいという強い思いを見ることができる。

  • ベレック クロエ
    女性学年報
    2020年 41 巻 63-86
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/12/19
    ジャーナル オープンアクセス
    薙刀(なぎなた)とは、本来長い柄の先に反り返った長い刃をつけた武器である。20世紀半ばまでは学校教育制度外における武術流派の道場で、男性のみならず女性にも薙刀の稽古が続行されたが、1910年に師範学校の女子生徒を対象に課外活動として認められた薙刀は、やがて高等女学校・女子実業学校へと広がった。それは、第二次世界大戦の終結後、GHQの指令により学校での武道教育が廃止されるまで続いた。
     20世紀前半に
    女子教育
    の領域で普及した薙刀は、ジェンダーに関する新たな問題を提起している。薙刀は、相手を攻撃し、戦うための武器である。「武器」・「攻撃」・「戦う」という言葉で表現されることは、社会的には「男性らしい」と見なされているものである。にもかかわらず、薙刀は
    女子教育
    においていかなる理由で採用されたのだろうか。そして、学校教育では、社会や文化における男や女に対する期待と規範が教えられ、体育の教育も「女らしい」「男らしい」という期待に沿いながら行われている。そこで本論文では、20世紀前半の日本の薙刀教育において、「女性らしさ」に対する社会の期待の変化がどのように示されていたかを明らかにする。
     当時の女子生徒向けの薙刀教本では、女性らしい健康な身体に備わった女性の優美さと、薙刀との関連性がよく指摘され、薙刀教育は女子の「女性らしさ」を育成しなければならないとされた。そして、薙刀教本では、薙刀と関係がある女性の例をよく取り上げることで、
    女子教育
    と薙刀の歴史的関係を強調し、女子向け教育として薙刀を正当化するとともに、薙刀を女性らしいものにした。
     20世紀前半において学校教育に導入された武道の中では、薙刀だけが女子のみを対象とするものであった。薙刀を
    女子教育
    に採用することによって、女子の武道は男子の武道と差異化された。薙刀は女子武道を代表するものとされ、それによって男子との相違が強調されたのである。このように、薙刀を女子のみの武道として設定することによって、薙刀は女性化されたのであった。
  • 常見 育男
    家事と衛生
    1934年 10 巻 11 号 32-39
    発行日: 1934/11/01
    公開日: 2010/10/13
    ジャーナル フリー
  • 畠山 勝太
    学術の動向
    2022年 27 巻 10 号 10_57-10_67
    発行日: 2022/10/01
    公開日: 2023/02/23
    ジャーナル フリー

     本稿は、まず第1章で男女間の教育格差解消がなぜ大事なのかを人権(国際条約)と経済(人的資本論)の側面から解説した。次に第2章でOECDのデータを基に日本の

    女子教育
    が低い大学(院)進学率・STEM系学部進学率・トップスクール進学率という三重苦の問題に直面していることを解説しつつ、教育政策研究で明らかになっていることからこの
    女子教育
    の三重苦の問題が経済的にどのような示唆を持ってしまうのかも解説した。第3章ではデータと教育政策研究が生み出してきたエビデンスに基づいて、学校・社会(家庭)・政府といった各教育政策関係者が日本の
    女子教育
    の問題に対してどのような対処策を講じれるのかを足早に解説した。

  • 川口 雅昭
    人間と環境
    2016年 7 巻 139-156
    発行日: 2016年
    公開日: 2018/04/23
    ジャーナル フリー
    吉田松陰の
    女子教育
    論及び理想的女子観提唱の動機、教育対象、教育内容、実践等を分析し、 松陰の
    女子教育
    論を論考した。その結果、松陰の
    女子教育
    は、1、嘉永三年、妹を対象とし、無 意図的教育を行った時期。2、安政元年十二月、野山獄から妹を対象として、意図的教育を行っ た時期。3、安政三年八月から杉家一族の男子を通じ、一般的女子までを対象として、「烈婦」 型教育を講義した時期。4、安政五年九月の松下村塾の政治集団化・崩壊後、手紙で再び妹を対 象として、「遺訓」教育を行った時期と四つのステージで変遷していること等を解明した。
  • 池田 稔
    日本英語教育史研究
    1988年 3 巻 15-29
    発行日: 1988/05/01
    公開日: 2012/10/29
    ジャーナル フリー
  • 広井 多鶴子
    教育学研究
    2022年 89 巻 4 号 514-525
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/04/25
    ジャーナル フリー

     男女の特性論は、明治初年、男女同権論と男尊女卑の両方を否定するものとして成立し、戦前の

    女子教育
    の主要な教育理念となった。特性論は戦後の男女共学制においても維持され、教育課程の男女格差は、男女の本質的平等を保障するための合理的な差異と見なされた。1985年の女性差別撤廃条約の批准とジェンダー論の普及により特性論は終焉するが、今日、男女を区別すること自体が「差別」と見なされる中で、
    女子教育
    の存在意義が改めて問われている。

  • -「婦女子の職務」から-
    永藤 清子
    甲子園短期大学紀要
    2020年 38 巻 23-27
    発行日: 2020/03/10
    公開日: 2020/04/24
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 松野 佐知子, 磯崎 哲夫
    理科教育学研究
    2004年 44 巻 2 号 35-46
    発行日: 2004/01/15
    公開日: 2022/06/30
    ジャーナル フリー

    本研究では,わが国の理科教育史におけるジェンダー問題を解明することを目的とした。そこで,一連の研究の前編では,歴史的アプローチを用い,学制発布から第二次世界大戦前までの高等女学校における理科教育の特色を明らかにするため,分析項目を設定し中学校と比較検討した。その結果,次のことが明らかとなった。①第二次世界大戦前における

    女子教育
    思想の根底には,常に良妻賢母論が存在し,②高等女学校における理科教育では,中学校との教授目的や教授時間などの法令上の違いを含め,教科書の学習内容や実験室等の設備面に関する違いも存在していた。③高等女学校の理科教育の学習内容は, 日常生活との関わりや家事科との関連が重視されていた。

  • 寺澤 美代子
    日本英語教育史研究
    1990年 5 巻 131-157
    発行日: 1990/05/01
    公開日: 2012/10/29
    ジャーナル フリー
  • —明治期の婦人雑誌 『女鑑』 を対象とした分析から—
    磯部 香
    日本家政学会誌
    2008年 59 巻 10 号 793-803
    発行日: 2008年
    公開日: 2010/07/29
    ジャーナル フリー
    本論文では,明治期の女性雑誌『女鑑』(1891‐1909)に於いて長期に連載した,
    女子教育
    者三輪田眞佐子(1843‐1927)の記事から「家庭」という語句を抽出し,眞佐子が「家庭」をどのように受容させていくかを調べた.その結果,5点のことが明らかになった.眞佐子の「家庭」言説は,(1)「家庭」で女子が「女徳」を備え,(3)「学校教育」よりも「家庭教育」で培われるべき児童への「徳育」を重要とし,(2)女子が司る「家庭」に情緒性と一夫一婦制の家族秩序を取り入れ,そして,(4)「家庭」を司る女子に対しては常に学校で得た家政の知識を「家庭」で「実地」することこそ
    女子教育
    であると主張した.さらには(5)日本の「家庭」を諸外国の「家庭」と比較し,日本の家族を相対化していた.以上のような「家庭」を担う女性の再生産こそ,
    女子教育
    であり,
    女子教育
    の名の下で,女性が国家の一員となると眞佐子は考えていた.つまり,眞佐子は「家庭」を女性の国民化の基礎として考えていた.
  • 加藤 恭子, 高橋 桂子, 草野 篤子
    日本家庭科教育学会誌
    2000年 43 巻 3 号 167-174
    発行日: 2000/10/01
    公開日: 2017/11/22
    ジャーナル フリー
    The purpose of this paper was to make clear the difference of the teacher's career between men and women under the same condition both educational background and age. We send the questionnaire to the graduates who left school before and after the World War II in Nagano Normal School and received 351 cases. The main findings were as follows ; 1.The rate of leaving and/or changing the job was higher than our expectations ; men were 30 percent, and women were 90 ; and as for their age range, men's mass trooped around the youger age, but women's age range were extended in every age. 2.2 in 3 of women leaving the teacher's job were never come back to the career. 3.As a result, the average length of vocational life was 35 years of men, and the women were only a half men.
  • 溝上 泰子
    教育学研究
    1940年 9 巻 9 号 976-1005
    発行日: 1940年
    公開日: 2009/01/13
    ジャーナル フリー
  • 溝上 泰子
    教育学研究
    1941年 9 巻 12 号 1305-1323
    発行日: 1941年
    公開日: 2009/01/13
    ジャーナル フリー
  • 溝上 泰子
    教育学研究
    1941年 9 巻 11 号 1197-1212
    発行日: 1941年
    公開日: 2009/01/13
    ジャーナル フリー
  • ―吉田松陰の女子教育観―
    中島 広明
    敬心・研究ジャーナル
    2020年 4 巻 2 号 75-81
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/01/29
    ジャーナル フリー

     障害者総合支援法上のサービス提供責任者をしていて、女性と教育の問題について関心を持った。すなわち、女性であるというだけの理由で学業達成が困難であった女性や、学業達成ができなかったために経済苦になりながらも育児をしているシングルマザー等の社会問題に関心を持った。

     本研究では、女性と教育等の社会問題を論じるための基礎として、日本における女性の自立の源泉を探究する。特に、吉田松陰の

    女子教育
    を中心に論じることで、儒教的な「良妻賢母」思想は古きを温め、新しきを知るという意味において女性と教育の問題は普遍的な問題なのではないかと考えた。また、現代日本においても「賢母」思想は吉田松陰の時代と通底しているのではないかとの試論を試みた。

  • 木下 比呂美
    教育学研究
    1982年 49 巻 3 号 255-264
    発行日: 1982/09/30
    公開日: 2009/01/13
    ジャーナル フリー
  • ―明治後期から昭和前期の編物書24 点の分析を通して―
    森 理恵, 櫻井 あゆみ
    日本家政学会誌
    2012年 63 巻 5 号 225-236
    発行日: 2012/05/15
    公開日: 2013/10/09
    ジャーナル フリー
    Based on an examination of books on hand-knitting published during the first half of the twentieth century, the authors observed three major trends.First, the repertoire of items that Japanese people knitted by hand, such as accessories and innerwear, gradually expanded to include various types of garments. Moreover, in the 1920s, there was an increase in the types of tools and in the variety of imported and domestic yarns used for knitting.Secondly, the authors determined that there were two periods when hand-knitting flourished: the first phase dates from the latter half of the 1880s to the early 1900s, and the second phase dates from the 1920s to the early 1930s.Third, the discourse on hand-knitting shifted over time. From the 1900s, hand-knitting was appreciated from a practical and economical viewpoint, and then from the 1910s to 1920s it was also regarded from an aesthetic and technical point of view. After the 1920s movement to ‘make good use of leisure time’ and ‘create an artistic home,’ hand-knitting came to be seen as one of the duties women should engage in.Throughout the mid-twentieth century, connections between hand-knitting and femininity were strengthened by this discourse.
  • 石川 恭子
    日本教育学会大會研究発表要項
    1984年 43 巻 19-
    発行日: 1984/08/30
    公開日: 2018/04/20
    研究報告書・技術報告書 フリー
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