詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "宗教地理学"
85件中 1-20の結果を表示しています
  • *小田 匡保
    人文地理学会大会 研究発表要旨
    2013年 2013 巻
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/02/24
    会議録・要旨集 フリー
    小田(2002)に引き続き、『地理学文献目録』第11~12集を利用して、2000年代の
    宗教地理学
    の動向を検討する。
  • 当麻 成志
    人文地理
    1961年 13 巻 4 号 347-360
    発行日: 1961/08/30
    公開日: 2009/04/28
    ジャーナル フリー
  • 矢沢 大二
    地学雑誌
    1975年 84 巻 4 号 244-246
    発行日: 1975/08/25
    公開日: 2009/11/12
    ジャーナル フリー
  • 松井 圭介
    人文地理
    1993年 45 巻 5 号 515-533
    発行日: 1993/10/28
    公開日: 2009/04/28
    ジャーナル フリー
    Geography of religion aims to clarify the relationships between the environment and religious phenomena. In Japan, this discipline has four major fields of research
    The first field is that of the relationships between the natural environment and religion. The emphasis in this field, however, is on the influence of the environment upon religion. Whereas many scholars study how climate and topography change the formation of religious beliefs, there is almost no study of the influence of religion upon the natural environment. In order to fill this lack, it is necessary, for instance, to clarify the role of religion in environmental protection.
    Secondly, geographers of religion study how religion influences social structures, organizations, and landscapes in local areas. They mainly examine the urban structure and its transformation within religious cities with regard to the dominant religion. There are also some studies about the significance of religion for the formation of new cities. The relationships of the religious orientation to the local structure of cities and villages, however, has not been thoroughly clarified yet.
    Thirdly, pilgrimage forms another major field of research in the geography of religion. Most studies so far, however, remain preliminary, showing the routes of pilgrimage without reconstructing networks among sacred places and their surroundings. Moreover, the contemporary meaning of pilgrimage is not studied enough, though people today still carry out pilgrimages fervently.
    Lastly, geographers of religion try to clarify the structure of space which is created by the sacred, through examining the distribution and propagation of religion. One of the major studies in this field is that of sphere of religion.
    This geography of religion as the study of relationships between the environment and religion has two indispensable approaches, for the space created through these relationships has two aspects; empirical and symbolic. On the one hand, religion has power to organize local communities and this power generates the structure of space which is grasped empirically. On the other hand, religion supports human existence through offering a cosmology. This cosmology appears in the structure of space symbolically. Geography of religion should understand the religious structure of space throughly by adopting both positivistic and symbolic approaches.
  • 松井 圭介
    E-journal GEO
    2016年 11 巻 1 号 186-187
    発行日: 2016/09/30
    公開日: 2016/10/11
    ジャーナル フリー
  • 季刊地理学
    2003年 55 巻 2 号 132-134
    発行日: 2003/06/30
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • *石坂 愛, 卯田 卓矢, 上野 李佳子, 矢ケ﨑 大洋, 松井 圭介
    日本地理学会発表要旨集
    2013年 2013a 巻 P016
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/03/14
    会議録・要旨集 フリー
    宗教が生み出す空間構造を明らかにする信仰圏研究は、
    宗教地理学
    の主要なテーマとしてこれまで多くの研究が行われてきた。そこでは、崇敬対象を中心とする同心円的モデルの構築、信仰圏内における重層的な信仰受容の解明、信仰圏の形成過程とその変化要因を考察した研究などがある。しかし、従来の研究では宗教(信仰)形態の現代的変容、特に高齢化による講組織の衰退および解体、ニュータウンの造成に伴う宗教消費の場の創出、周辺地域における不活動神社の増加などと信仰圏との関係については十分に検討されていない。これらの解明は現代日本の宗教の様態を地理学的に問う上でも重要な意味をもつと考える。以上を踏まえ、本研究では氏子地域を超えた信仰形態を有する崇敬祈願型神社を対象に、近年の信仰圏の変化とその特性を上記の点から明らかにすることを目的とする。。
  • 小田 匡保
    日本地理学会発表要旨集
    2002年 2002a 巻
    発行日: 2002年
    公開日: 2003/02/25
    会議録・要旨集 フリー
    日本国内の仏教の分布については、望月(1930)、藤井ほか(1963)、藤井(1963)、北村(1994)の先行研究がある。従来の研究をいくつかの観点から整理すると、資料の面では、戦前の府県別·宗派別統計がまだ手をつけられていない。分布の指標としては寺院数がよく使われるが、信者数との間で分布の傾向がどのように異なるかも興味をひかれる。得られた都道府県別データの分析方法については、藤井ほか(1963)の作成した宗派による日本の地域区分図が意義あるものと考える。本発表では特に藤井ほか(1963)を念頭におき、その区分図の修正と、それとの比較の意味で明治期の宗派による地域区分図を作成する。その結果、不変とも予想される諸宗派の分布にいくつかの変化があることが読み取れる。
  • 筒井 裕
    E-journal GEO
    2016年 11 巻 1 号 265-281
    発行日: 2016/09/30
    公開日: 2016/10/11
    ジャーナル フリー

    1980年代以降,日本の

    宗教地理学
    の分野では信仰圏に関する研究が盛んに行われるようになった.これらの先行研究においては,特定の信仰の分布が疎らになる要因を「類似した属性をもつ他の信仰対象」,あるいは「近隣にある他の信仰対象」との「競合」によるものと単純に解釈する傾向にあった.そのような中で,地理学者たちは特定の信仰の分布が様々な信仰との関わりの中でどのように成立したかについて実証的に考察を行ったり,信仰対象間の「競合」とはいかなる状況を意味するかについて検討したりすることはなかった.以上を受け,本研究では山形県庄内地方の代表的な霊山である鳥海山とその崇敬者組織(講)を事例として,崇敬者に対する聞き取り調査の成果をもとに上記の点の解明を試みた.

  • 通過儀礼としてのパンデミック
    堀江 宗正
    宗教研究
    2021年 95 巻 2 号 75-98
    発行日: 2021/09/30
    公開日: 2021/12/30
    ジャーナル フリー

    二〇二〇年初頭に始まったパンデミックでは、宗教的集会が感染爆発の震源地と見なされた。本稿は多様な事例、統計データ、学術論文をもとに、宗教と感染の関係を明らかにし、その過程で宗教がどのように変容してゆくかを論じる。基本的統計からは、西欧と南北米のキリスト教国での死亡率の高さが明白である。これは、グローバル都市への人の流入、密集して暮らす民族集団などの要因が重なっており、キリスト教そのものが原因ではない。とはいえ、米国ではニューヨーク市周辺の州を除けば、礼拝出席率と死亡率がおおよそ相関することが分かった。次に、宗教がパンデミックを通して「COVID-19の悪魔化」「宗教のスティグマ化」「宗教の再純化」の三段階の通過儀礼的プロセスをたどると論じる。この三段階のプロセスを日本に当てはめると、多くの宗教は科学的感染対策に適応し、悪魔化もスティグマ化も起こらなかった。礼拝のヴァーチュアル化や共同体でのリーダーシップなどの再純化も不十分だった。それは長期的に見た活動の停滞の兆しとも言える。

  • 一天理市三島町を事例に一
    *石坂 愛
    人文地理学会大会 研究発表要旨
    2014年 2014 巻 P07
    発行日: 2014年
    公開日: 2020/06/13
    会議録・要旨集 オープンアクセス
  • ―奈良県天理市を事例に―
    *石坂 愛
    日本地理学会発表要旨集
    2014年 2014s 巻 825
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/03/31
    会議録・要旨集 フリー
    Ⅰ.序論
     2000年代に入ると,主体間関係の重要性が見直され,より詳細な都市計画遂行過程を追う研究が見られるようになった.しかし,自治体や民間組織の他に都市機能に影響する絶対的要素をもつ主体が都市形成に関与する事例があり,宗教都市はそのひとつである.日本の宗教都市研究は,①近世以前成立都市のものに偏向しがちであり,ゆえに資料が限定され詳細な形成過程やそれに伴う課題が把握しづらい②台頭してきた建築学の分野の特性上,景観形成に着目したものが多いことから,主体間関係への着目が欠如しているという課題が残された.本研究では宗教都市構想を実現する上での課題を明らかにし,その改善策を提示することを目的とする.その方法として奈良県天理市の宗教都市構想の基盤となる「八町四方構想」について,天理教教会本部の計画遂行過程を明らかにし,天理市や地域住民の見解と関わり方をみる.
    Ⅱ.研究内容
     天理教教会本部の所在する奈良県丹波市町を中心とした周辺六ヶ村が合併し,1954年に天理市が発足した.市制発足に際し①天理教が名称の由来となった事実の風化を防ぐ②「理想的な宗教都市」の実現といった目的のもと,天理教二代真柱によって提唱された都市構想が「八町四方構想」である.これは,教会本部の神殿周辺に病院や学習施設の入った一辺約870メートルの「おやさとやかた」とよばれる城郭建築を巡らせる計画である.1955年の八町四方構想の発表から2013年までにおやさとやかたの約38%が完成しているが,2005年以降の竣工および完成棟はなく,計画の進行は緩やかになっている.その理由として,①教会本部の財政問題②八町四方内部の土地を確保する上での問題が挙げられる.現在の八町四方内における約17%の土地は国や地方自治体,もしくは個人の所有であり,土地売買に際し,協力・競合のもと都市構想は進められている.今回の発表では,教会本部のみで遂行されている状態になっている都市構想の現状を明らかにするほか,地域住民の見解として,天理市における交通整備の発達以降門前町としての機能を持つようになったものの,八町四方内に位置するために立ち退きを強いられる三島アーケード街の店舗と教会本部との競合事例を提示する.これらを踏まえ,天理市における八町四方構想遂行における課題として,①天理教の宗教的世界観を実現のため,神殿内部にぢばを固定し,四方正面の構造を重視する等間隔・遠心的な聖地拡大に基づく都市構想が計画され,交通整備による土地利用変化に対応しづらい②「八町四方内部は聖域であり,俗物は排除されるべき」という元来の見解に対し,「陽気ぐらしの概念に反している」という疑問が挙がるなど,地域住民の本部に対する不信感の鬱積などが挙げられる.また,天理市の発達過程,宗教に関する国内の動向についてまとめると,政教分離の概念が「信教の自由」から「宗教団体による政治的圧力を防止すること」に比重を置かれるようになった1960~1970年代は,天理市が宗教文化都市をうたい,市と教団が一体となって「宗教都市」を創りあげていこうとした矢先であることから,③政教分離の風潮による地方自治体からの援助制限も考えられる.
    Ⅲ.結論
     宗教の「聖」と都市の「俗」が強調した宗教都市づくりは,市制施行時から低迷しつつある.改善策として,天理市一体となった教祖の言説「神のやしろ(聖域)」についての再検討や都市構想の重要性の再認識が必要である.また政教分離の意義を問い直し,都市構想の周知拡大など,憲法に触れない教会本部への協力が可能であると考えられる.
  • ―1990 年代以降の英語圏における研究動向を中心に―
    川添 航
    地理空間
    2023年 16 巻 1 号 1-19
    発行日: 2023年
    公開日: 2024/01/16
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究では,移住者の宗教活動に関わる地理学的研究について,日本国内での研究を遂行する際の方向性・研究視点を議論することを目的とした。英語圏における先行研究では,宗教コミュニティの形成・変容や宗教活動が有する役割が検討されてきた。また,日本国内では,多文化共生をめぐる公共的な課題の中に宗教を位置づけ議論が行われている。宗教施設や宗教コミュニティが置かれる状況は地域的に多様であり,それぞれの地域で異なる認識・役割が生じている。その際に,移住者による宗教施設の設立過程や地域社会における宗教の役割,移住者のアイデンティティに与える影響を踏まえた地理学的な分析が必要となる。また,ローカルな社会経済的・政治的背景に規定された個別の移住者の日常生活と宗教活動との関係を検討することで,移住者をめぐる多様な地域的背景を踏まえた議論の中で宗教活動の特徴や独自性を解明することが可能となる。
  • 永幡 豊
    北海道地理
    1983年 1983 巻 57 号 20-25
    発行日: 1983/06/10
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
  • 常総市内守谷町きぬの里を事例として
    *卯田 卓矢, 矢ケ﨑 太洋, 石坂 愛, 上野 李佳子, 松井 圭介
    日本地理学会発表要旨集
    2014年 2014s 巻 823
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/03/31
    会議録・要旨集 フリー
     初詣や初宮、七五三などの年中行事・人生儀礼を通じた地域の社寺との関わりは、日本人の宗教的行動の一つとして位置づけられる。この行動に関しては、主に宗教社会学において各種の宗教意識調査を用いた経年的分析が行われてきた。ただ、既往の研究では日本人全般を分析対象とする傾向が強く、特定の地域に視点を置いた考察は十分ではない。特に、農村部とは異なり地域の社寺との関係が希薄な居住者が多く存在するニュータウン地区については、現代日本の宗教的行動と地域との関係を検討する上で重要な対象地域であるが、これまで本格的に論じられることはなかった。一方、
    宗教地理学
    では、特定の宗教の地域受容過程や信仰圏を主なるテーマとしており、地域住民の宗教行動(参拝行動)に主眼を置いた研究は行われていない。
     以上を踏まえ、本研究ではニュータウン地区を対象に、住民の年中行事(初詣)および人生儀礼(初宮、七五三、厄除け)をめぐる参拝行動と地域との関係について検討することを目的とする。対象地域のきぬの里は常総市の南西部に位置し、常総ニュータウンの一部として1990年後半ごろより開発が行われた。
  • 新宗教都市天理を対象として
    町田 匠人, 真野 洋介
    都市計画論文集
    2020年 55 巻 3 号 1310-1317
    発行日: 2020/10/25
    公開日: 2020/10/25
    ジャーナル オープンアクセス

    本研究では新宗教に根ざした都市として天理を取り上げ、天理の都市の誕生から現在までの一連の中心市街地の変容を明らかにすることを目的としている。信者数や宗教施設の建設数など定量的な天理教の教勢の変化は、第二次世界大戦やオウム真理教地下鉄サリン事件などの出来事を境に3つの時期に区分されるが、天理の中心市街地の変容もそれらの時期区分毎に特性が異なるため、本研究では天理の都市の誕生から戦前までを第一期 : 「信者過多期」、戦後から1980年頃までを第二期 : 「都市発展期」、1990年頃から現在までを第三期 : 「教勢衰退期」と定義して、教勢の変化と新宗教都市の変容との関係性を考察している。また、統計資料や地図等の定量的な分析に加えて、商店街歩行者、商店主、宿泊施設経営者等様々な主体に対するヒアリング調査を行うことで、宗教都市の変容を多視点から考察している。結果として、天理の中心市街地は天理教の教勢に牽引されて発展し、天理教の信者も非信者も利用する都市へと発達したことが明らかになった。また近年では天理教の教勢の衰退に伴って宗教に依存するだけの産業は衰退傾向にあることも明らかとなった。

  • 竹村 一男
    地理学評論 Ser. A
    2000年 73 巻 3 号 182-198
    発行日: 2000/03/01
    公開日: 2008/12/25
    ジャーナル フリー
    本稿では,末日聖徒イエス・キリスト教会の受容と定着の様相の地域的差異について山形・富山地域を中心に考察した.富山地域においては教会員の生家の檀家宗派は浄土系宗派が多く,禅系仏教地域の山形県米沢地域においても同様な傾向がみられた.浄土系宗派の寺院分布が卓越している富山・魚津地域においては布教が難しいが,教会員の定着率は高い.山形県と富山県の受容形態を比較すると,山形・米沢地域においては宗教体験を経て教会員となる場合が多いが,富山地域においては論理的に教義を解釈して教会員となる場合が多い傾向がある.これらの理由として,地域の基層宗教の大枠を構成する仏教では,宗派によって,住民の宗教観に影響を与える教義や地域社会への浸透度が異なるためと考えられる.とくに,浄土真宗地域における末日聖徒イエス・キリスト教会の定着率の高さは,浄土真宗と末日聖徒イエス・キリスト教会を含むキリスト教が教義構造において類似性を持つためと考えた.なお,両地域において教会員の属性には大きな偏りはみられない.1990年代に入り,同教会においては布教の手法と受容に至る過程に分散化・多様化が進んでいる.
  • 今野 泰三
    人文地理
    2016年 68 巻 2 号 173-194
    発行日: 2016年
    公開日: 2018/01/31
    ジャーナル フリー

    本稿では,宗教の地理学と政治地理学の研究動向を,宗教と政治(特に国家建設やナショナリズムに動機付けられた領土問題や民族紛争)の関係性がどのように扱われてきたかという問題に焦点を当てて概観する。その上で,この問題が顕著に現れているパレスチナ・イスラエル紛争に関する地理学的研究の方向性を論じる。特に,当該紛争において宗教と政治が深く関わるユダヤ人入植地と民族宗教派に関する先行研究を整理・検討し,以下の2つの研究課題が重要であると論じる。第1は,紛争当事者のアイデンティティや他者との関係性を規定する,死/死者に関する語りと表象である。第2は,紛争当事者間の境界と規範と秩序の動態的な相互作用である。本論考では,これら2つの課題について筆者が行った研究の内容と意義を論じた上で,今後の研究課題として,1967年以降の入植地問題とそれ以前のシオニスト入植史を関連づける作業,特に宗教キブーツ運動とグーシュ・エムニームとの関係性をシオニスト入植史とパレスチナ地域史の中に位置づけて再検討していく作業が必要であると論じる。

  • 鈴木 秀夫
    地理学評論
    1974年 47 巻 10 号 653-657
    発行日: 1974/10/01
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
  • 地理学評論
    1959年 32 巻 4 号 218-227_2
    発行日: 1959/04/01
    公開日: 2008/12/24
    ジャーナル フリー
feedback
Top