詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "寿司"
3,619件中 1-20の結果を表示しています
  • 赤野 裕文
    日本食生活学会誌
    2021年 31 巻 4 号 201-206
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/05/01
    ジャーナル フリー

     Sushi did not become the staple food we eat today, with its vinegared rice and toppings eaten together known as hayazushi (fast sushi), until the mid-Edo period. Prior to this, sushi was usually fermented using lactic acid fermentation. As fermented sushi evolved from honnare (fully fermented sushi), to namanare (partially fermented sushi), to kairyō namanare (improved partially fermented sushi), the fermentation period became shorter. From namanare onwards, fermented sushi went from being simply preserved fish to a dish in which fish and rice are eaten together. Sushi then evolved into hayazushi, and in the late-Edo period, nigirizushi (hand-pressed sushi) was invented in the city of Edo (Tokyo). One of the things that supported the development of nigirizushi culture was red vinegar (aka-su) developed in Handa Bishu (located in modern day Aichi). Red vinegar gets its name from its red color and is made from aged sake lees.

     The basic role of acid in sushi is to improve preservation. The antibacterial power of lactic acid in fermented sushi and acetic acid in hayazushi enhance the preservation of sushi. Nowadays, vinegar also plays an important role in improving the taste of sushi.

     Sushi has developed greatly in Japan from its origins in Southeast Asia. It has changed according to the environment and time period, and continues to evolve.

  • 鳥居 享司
    地域漁業研究
    2006年 46 巻 3 号 187-200
    発行日: 2006/02/15
    公開日: 2022/10/11
    ジャーナル オープンアクセス
  • 椎塚 久雄
    電気設備学会誌
    2016年 36 巻 2 号 100-103
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/02/10
    ジャーナル フリー
  • 中村 訓男
    日本醸造協会誌
    2009年 104 巻 6 号 412-424
    発行日: 2009年
    公開日: 2016/02/08
    ジャーナル フリー
    食酢は塩と並ぶ人類最古の調味料である。西洋において食酢が記録に表れたのは,遠くメソポタミア文明の時代であった。一方,東洋では我が国の縄文時代に中国の食卓に現れた。中国で開発された食酢の製造技術は5世紀(古墳時代中期)に入り,酒の醸造技術と相前後して日本に入った。江戸時代までは,酢を日常的に食していたのは特権階級であったが,江戸に庶民文化が花開いた頃,酢の文化も開花した。中でも
    寿司
    は特筆すべきものである。ご飯に酢を混ぜて押し
    寿司
    にする「早
    寿司
    」,酢漬けの魚を握った「握り
    寿司
    」,油揚げで作る「稲荷
    寿司
    」などで,今日の
    寿司
    の原点ともいわれている。そこで今回は,江戸時代からの酢の造り方について古文書から解説を頂くと共に,食酢の生産量の推移や今後の展望について纏めて頂いた。
  • はらはらを体験できるボードゲームのデザイン
    山本 紗也, 林康 太郎, 金子 誠, 永井 由美子
    日本デザイン学会研究発表大会概要集
    2013年 60 巻 8B-10
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/06/20
    会議録・要旨集 フリー
    2012年度演習課題「あそびのデザイン」で「十取
    寿司
    」という将棋のように二人で行うボードゲームのデザインを行った。このゲームでは、
    寿司
    屋という世界観の中で
    寿司
    コマを奪い合い、最終的に10個の
    寿司
    コマを先取したほうが勝つというルールでを考えた。 制作プロセスでは、3種類のゲーム案を試作した。ここでは、ボードの種類の検討(回転するもの、碁盤のもの)、コマの集め方の検討(コマで役をつくる、単にコマを集める)を行った。
  • 矢野 俊博, 久田 孝
    日本海水学会誌
    2017年 71 巻 4 号 225-231
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/09/29
    ジャーナル フリー
  • 林 紀代美
    地域漁業研究
    2023年 63 巻 1 号 35-44
    発行日: 2023/05/20
    公開日: 2023/06/01
    ジャーナル 認証あり

    This study aimed to investigate the cooking and consumption trends toward “Happa-zushi” (sushi wrapped in leaves) in Eiheiji Town, Fukui Prefecture, Japan. The results of a questionnaire survey showed that many residents continue to cook and consume this menu, mainly at local festivals and Bon festivals. The availability of raw materials for sushi, the perceived benefits of making and eating sushi, such as the creation of opportunities for communication with family and friends, and the sale of finished products were factors in the continued cooking and consumption of sushi. However, the form and quality of “Happa-zushi” have transformed, influenced by the changing times, social conditions, lifestyles, and people's interest in food.

  • —大村寿司給食の導入と実施可能性—
    山王丸 靖子, 鍋島 しのぶ, 山口 鏡子, 藤原 ヒロ子, 石森 光恵, 中谷 友美, 武藤 慶子, 岩瀬 靖彦
    日本食生活学会誌
    2008年 19 巻 1 号 60-68
    発行日: 2008/06/30
    公開日: 2008/09/02
    ジャーナル フリー
      長崎県の郷土料理である大村
    寿司
    を学校給食で提供することを目的とし, 学校栄養職員に対する郷土料理および大村
    寿司
    に対する意識調査を実施した。さらに大村
    寿司
    給食を実施し喫食者に対する嗜好調査を行った。
      学校栄養職員のほとんどが, 郷土料理に興味があり, 食文化の継承・普及への意欲は高く, 大村
    寿司
    に対する継承意欲も高かったが, 給食における実施率は低かった (12.5%)。「大村
    寿司
    給食を実施したい (30.3%)」と積極的な回答が得られた理由で最も多かったのは「行事食・食文化教育として利用できる」であった。一方, 「大村
    寿司
    給食を実施したくない・どちらでもない (69.7%)」理由としては,「調理器具がない」「作業工程が複雑」「衛生管理ができない」等であった。そこで, これらの問題点を検討し, 大村
    寿司
    給食の作業工程表を作成した。
      大村
    寿司
    給食を実施し, 嗜好調査を行ったところ, 喫食した児童・生徒のうち, 57.6%が「美味しい」, 38.8%が「また食べたい」と回答し, 特に低学年で食意欲が高かった。さらに, 教員からも郷土料理および大村
    寿司
    給食に対する肯定的な意見を多数得た。これらの結果から, 実施が困難であると考えられている郷土料理であっても学校給食への導入可能性が示唆された。今後も, 多くの郷土料理が学校給食で提供され, 「食」を通じた幅広い教育に活用されることが期待される。
  • ―鮨屋のオヤジは何故おこっているのか?―
    増子保志
    Kokusai-joho
    2022年 7 巻 1 号 49-54
    発行日: 2022/07/24
    公開日: 2022/07/26
    研究報告書・技術報告書 フリー
  • 中村
    寿司
    日本フランス語フランス文学会中部支部研究論文集
    1980年 4 巻 2-4
    発行日: 1980年
    公開日: 2018/03/29
    ジャーナル フリー
  • 中村
    寿司
    フランス語フランス文学研究
    1983年 43 巻 99-100
    発行日: 1983/10/22
    公開日: 2017/08/19
    ジャーナル フリー
  • 奥谷 香, *坂本 薫, *山内 千裕
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2017年 29 巻 2C-11
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/08/31
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】
    寿司
    は、最近では回転
    寿司
    などの利用が多くなり、気軽に食べられる料理となっており、昔ながらの
    寿司
    のイメージや味付けは変化していることが考えられる。そこで、兵庫県西播磨に居住する50~70歳代を対象とし、現在と10~30年前の頃の
    寿司の摂取状況および寿司
    の味をどのように評価しているかについて若い世代と比較、検討することを目的として調査を行った。
    【方法】兵庫県西播磨に居住する50~70歳代を対象とし、平成28年9~11月に無記名式の自記式質問紙法にて現在と40歳代の頃の
    寿司
    の摂取状況やイメージについて尋ねた。結果は、兵庫県姫路市の10~20歳代の学生を対象として平成28年10月に同様の内容を調査した結果と比較、検討することとした。さらに、50~70歳代は居住地により都市部と山間部にわけて解析した。
    【結果】中高年世代と若い世代では、
    寿司
    の摂取状況は異なっており、中高年世代は若い世代に比べて、自宅で
    寿司
    を「普段の食事」、「年中行事」、「来客時」に食べる割合が高かった。中高年世代を都市部と山間部とで比較したところ、摂取状況と味に対する評価において異なる傾向を示した。都市部の中高年世代は、現在自宅で
    寿司
    を「記念日」に食べる割合が高く、山間部の中高年世代は、時代を問わず自宅で
    寿司
    を「年中行事」で食べる割合が高かった。
    寿司
    の味に対するイメージについては、甘い、塩辛い、すっぱいの3項目を5段階で評価してもらったところ、若い世代は、
    寿司
    を甘いと思っていなかったが、山間部の中高年世代は、
    寿司
    を甘いと思っていた。世代や居住地の違いによって、
    寿司
    を食べる場面、
    寿司
    のイメージや味に対するイメージは異なっており、
    寿司
    の位置づけが異なっていることが示唆された。
  • 石濱 博之, 渡邉 陽介
    小学校英語教育学会誌
    2013年 13 巻 52-67
    発行日: 2013/03/20
    公開日: 2017/10/05
    ジャーナル フリー
    平成23年度の外国語活動必修化に向けて,平成22年9月から10月において新潟県糸魚川市立I小学校で『英語ノート』の言語材料を応用した「ごっこ遊び」を導入した。実際に,英語活動で小学校5年生・6年生を対象として「お
    寿司
    屋さんごっこ」の体験活動を実施した。この授業実践は,言語と文化に関連させて「ごっこ遊び」において日本の伝統文化の食材といわれている
    寿司
    を題材として取り扱った。本稿では,「お
    寿司
    屋さんごっこ」のねらい,内容,指導方法,効果などについて報告する。学習効果の観点から授業で取り扱った
    寿司英語と取り扱わなかった寿司
    英語の正答数を比較分析した。児童の自由記述から,「ごっこ遊び」をどのように捉えているかを記述した。その結果,児童が
    寿司
    英語をわかり使えるようになれば,役割を決めながら疑似体験をする「ごっこ遊び」の授業で自信を持って活動するようになることが明らかとなった。児童が「ごっこ遊び」に積極的に取り組むために,様々な形態で取り扱う言語項目を反復練習することが必要である。具体的に,4時間の授業単元構成を考える際,授業の固定化を考慮しながら,「ごっこ遊び」のねらいに基づく指導を構築していく。例えば,ゲーム活動では「聞くこと」から「話すこと(言うこと)」を目指したゲームの取り組みによって「ごっこ遊び」で用いられる表現を繰り返すこととなる。その結果,最終的に「ごっこ遊び」の中で児童は自信を持って役割を演じることとなる。
  • —支部調査:中国・四国9県の学生における地域別の寿司の喫食状況—
    *住田 尚子, 嶋田 さおり, 小川 眞紀子, 加藤 奈々, 長尾 久美子, 岡本 洋子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2023年 34 巻 P-k25
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/09/09
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】中国・四国地方の各地域における

    寿司
    の喫食状況について,自県だけでなく,中国・四国地方9県の学生を対象とし,住居形態別,県別に調査を行って,各地域の
    寿司
    の喫食状況を把握することを目的とした。

    【方法】中国・四国地方9県の学生1,839名にWebによるアンケート調査を依頼した。調査は2022年12月~2023年2月であった。データを仮名化・コード化した後,住居形態別(自宅と自宅外群)と県別に集計しχ2検定(残差分析)を用いて解析を行った(IBM SPSS Statistics Ver.23)。有意水準は5%未満とした。

    【結果・考察】得られたデータのうち795名を有効回答とした(有効回答率43.2%)。回答者の県別割合は,鳥取県3.0%,島根県2.0%,岡山県7.7%,広島県28.4%,山口県6.4%,徳島県20.1%,香川県12.5%,愛媛県13.8%,高知県6.0%であった。住居形態は,自宅群70.4%,自宅外群29.6%であった。

    寿司
    の喫食経験について,握り
    寿司
    ,巻きずし,押しずし,魚の姿
    寿司
    で有意差が認められた。とくに魚の姿
    寿司
    では,徳島,高知では家で作る,購入するとの回答が有意に多かったが,隣接しない鳥取,広島では知らないとの回答が有意に多く,姿
    寿司は地域特有の寿司
    であり,特定の地域で気軽に購入できることが推察された。「ちらし
    寿司
    をどのように呼ぶか」の回答は,広島では「ちらし
    寿司
    」,岡山と香川では「ばら
    寿司
    」,愛媛ではその他の呼び方が多かった。「各県の
    寿司
    の喫食状況」について,鳥取の「柿の葉
    寿司
    」,愛媛の「魚のうま味を移したすし酢を使ったばら
    寿司
    」は,当該県の学生も食べない,知らない割合が有意に多かった。

  • *奥谷 香, 坂本 薫, 作田 はるみ
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2016年 28 巻 1P-51
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/08/28
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】
    寿司
    は、人生儀礼や年中行事などのさまざまな「ハレの日」の特別な食べ物、地域の祭礼や行事に密着した郷土料理として親しまれてきたが、最近では、回転
    寿司
    や持ち帰り用調理済み食品(中食)の利用が多くなり、気軽に食べられる料理となってきている。昔ながらの
    寿司の味付けと現在の寿司
    の味は異なってきていることも考えられるので、若い世代を対象とし、
    寿司および寿司
    の味をどのように評価しているかについて調査を行うこととした。
    【方法】調査は、兵庫県姫路市にある大学生および専門学校生247人を対象として、平成27年7月に実施した。調査用紙を配布し、無記名式の自記式質問紙法にて行った。分析は、10~20歳代の回答のみを対象とし、欠損値のある回答は分析対象から外し、229人のデータを分析対象とした。
    【結果】
    寿司を食べる頻度および寿司
    の食べ方と家族構成については、核家族の方が拡大家族よりも
    寿司
    を食べる頻度が高い傾向があり、自宅で
    寿司
    を「年中行事」で食べることが多いのは、拡大家族であった。食べることが多い
    寿司
    は「回転
    寿司
    」であった。
    寿司
    のイメージは、好きでおいしそうで、見た目が良く、楽しいイメージで、田舎的とも伝統的とも年配者むけとも思われていないことがわかった。
    寿司
    の味に対するイメージについては、甘い、塩辛い、すっぱいの3項目を5段階で評価してもらい、その結果について
    寿司
    を作ることができると回答した者97人と作ることができないと回答した者132人に分け検討した。すし飯は酢、砂糖、塩を使用し調味するが、いずれのグループも
    寿司
    を甘いとも塩辛いともすっぱいとも思っていないことが明らかとなった。今後は、高い年代区分についても同様の調査を実施し、その差を比較検討する予定である。
  • -徳島県の聞き書き調査から-
    *高橋 啓子, 後藤 月江, 三木 章江, 金丸 芳, 長尾 久美子, 近藤 美樹, 松下 純子
    日本調理科学会大会研究発表要旨集
    2014年 26 巻 2P-20
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/10/02
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】平成25年度特別研究により、地域の家庭料理を知る基礎研究とし、次世代へ伝え継ぐ資料として家庭や教育現場で利用されることを目的に徳島県における調査を実施した。【方法】徳島県を地域性で6地区(県南沿岸部、県南山間部、県中央部、県北部、吉野川北岸、県西部)に分類し、聞き書き調査を行った。今回は県北部を除く5地区(8地域)において出現した料理について、地域の特徴と違いを明らかにした。【結果】各地域でもっとも多く出た料理は多種類の
    寿司
    である。ちらし
    寿司は五目寿司
    (県中央部)、かき混ぜ(県南部)、混ぜ
    寿司
    (県西部)と呼び名が異なり、県南沿岸の宍喰では底豆(落花生)、県南部ではひじき、吉野川北岸と県西部では金時豆を用いる。魚の
    寿司には姿寿司
    、押し
    寿司
    、にぎり
    寿司
    がある。宍喰のひっつけは漬けにした魚のにぎり
    寿司
    で、一合
    寿司
    はかきまぜを四角の型で押し、かざりをした
    寿司
    である。美波町では酢飯と具材を交互に重ねた押し
    寿司
    がある。山間部のかたぬきはほぐした焼き魚や具材を酢飯と箱に入れて蒸した
    寿司
    である。魚を酢ではぜさせて作る姿
    寿司
    は、県南沿岸部では鰺、ぼうぜ、鮎、ひめち、あめご、鯛、鯖、さんま、かますなど多種類の魚を、県中央部や県西部では鯵、鯖、鯛などを用いる。芋料理も多く、生干しや茹で干しを作り、小豆と煮たり、甘辛く煮ておやつにする。出世芋(沿岸)は丸太のサツマイモを小豆餡でくるんだ菓子である。ひな祭りにういろ、端午の節句に柏餅が食される。米粉だけでなくトウモロコシやサツマイモのだんご(山間)、小麦粉のだんご(吉野川北岸)などが日常的に食される。半ごろし、柿の餅(山間)、おいのこ(吉野川北岸)、ようかんなど地域独特の餅菓子がある。
  • *木村 安美, 治部 祐里, 寺本 あい, 桑田 寛子, 渕上 倫子
    一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
    2012年 64 巻 3P-21
    発行日: 2012年
    公開日: 2013/09/18
    会議録・要旨集 フリー
    目的 サワラはサバ科の回遊魚で、ばら
    寿司
    の具材に使用されるなど岡山の郷土料理に欠かせない食材である。岡山県はサワラの取扱量は全国一で、大半を県内で消費し「岡山県の魚」とも呼ばれている。本研究では岡山県におけるサワラの喫食状況の特色を明らかにするとともに、サワラを用いた郷土料理がどの程度日常食の中に溶け込んでいるのかを検討することを目的とした。
    方法 日本調理科学会特別研究「調理文化の地域性と調理科学」-魚介類の調理-(平成15年7月~平成16年9月)で得られたデータを集計、比較分析を行った。調査地区に10年以上居住している者を対象とし、全国(3,431世帯)、中国・四国(931世帯)、岡山県(380世帯)から回答を得た。得られたデータからサワラ料理を抽出し、喫食率、調理法、郷土料理について比較検討を行った。
    結果 サワラの喫食状況は、全国44.5%、中国・四国60.3%に比較し岡山県が156.8%(複数回答)と圧倒的に高く、調理方法では、全国、中国・四国では大半を焼き物が占めるのに対し、岡山県では生ものや煮物が多い結果となった。岡山県南部では北部に比較して生もの、煮物、飯物の割合が多く、北部では焼き物の割合が高かった。飯物の内訳では、押し
    寿司
    は全国34.8%、中国・四国61.5%、岡山県0%に対し、チラシ
    寿司
    が全国13.0%、中国・四国0%、岡山県72.5%であり、南部・北部に分類すると、南部はばら
    寿司
    、北部はサバ
    寿司
    が高い結果となった。このことから、岡山県におけるサワラを用いた料理は生もので食べる習慣が今も続き、南部では瀬戸内の新鮮なサワラを用いたばら
    寿司
    、北部ではサバ
    寿司
    を食する郷土料理の伝統が結果に顕著に表れたと考えられる。
  • 鰕原 勇, 小泉 芳彦
    AUDIOLOGY JAPAN
    1976年 19 巻 6 号 429-430
    発行日: 1976年
    公開日: 2010/04/30
    ジャーナル フリー
  • 福田 美津枝
    美味技術研究会誌
    2006年 2006 巻 7-8 号 54-57
    発行日: 2006/01/31
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 鈴木 和裕
    日本機械学会誌
    2008年 111 巻 1081 号 952-953
    発行日: 2008/12/05
    公開日: 2017/06/21
    解説誌・一般情報誌 フリー
feedback
Top