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クエリ検索: "尾崎健一"
83件中 1-20の結果を表示しています
  • The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine
    2013年 50 巻 7 号 483-504
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/08/29
    ジャーナル フリー

     
    ロボット開発と医療福祉分野の特殊性…榊 泰輔 483

    上肢訓練支援ロボットの無作為化比較試験…蜂須賀研二 489

    動力歩行装置Lokomatを用いた歩行リハビリテーション…河島則天,小川哲也,緒方 徹,赤居正美,中澤公孝 495

    バランス練習アシストロボットの効果…平野 哲,才藤栄一,伊藤慎英,田辺茂雄,
    尾崎健一
    ,宮内享輔,川端純平,伊藤和樹,植木友梨,村上 涼,鴻巣仁司,渡部浩康 500
  • 野浪 亨, 見明 康雄, 尾崎 健一, 大里 齊
    素材物性学雑誌
    1995年 8 巻 2 号 85-92
    発行日: 1996/12/20
    公開日: 2010/10/28
    ジャーナル フリー
    In this study, we ultra structurally evaluated the interface between granular diopside and diopside-induced hydroxyapatite (HAp), and presented a growth mechanism of HAp at the surface of diopside.Specimens were prepared in the following two experiments.
    1) Granular diopside immersed in the simulated body fluid for 5 days.
    2) Granular diopside implanted into the rabbit bone cavity and left for 1 month.
    In the first step, epitaxial crystal growth of octacalcium phosphate (OCP) occurs in the diopside surface layer.The epitaxial relationship of OCP on diopside are as follows,
    (001) di// (010) ocp
    [110] di, // [100] ocp
    The lattice mismatch between the c-axis of OCP and [110] of diopside is 3.7% whereas between the a-axis of OCP and three times of [110] period of diopside is 0.05%.
    In second step, OCP changed to HAp by topotactic phase transition. The topotactic relationship between OCP and HAp are as follows,
    aocp=2a HAp
    bocp=bHAp
    cocp=cHAp
    In the early period, HAp crystals observed were platelet-shaped.It is influecned considerably by the shape of OCP. HAp grows into a hexagonal prism shape.
  • *尾崎 健一朗, 柴田 昌三
    日本森林学会大会発表データベース
    2005年 116 巻 PA095
    発行日: 2005年
    公開日: 2005/03/03
    会議録・要旨集 フリー
  • 杉本 卓哉, 三毛 牧夫, 草薙 洋, 加納 宣康
    日本消化器外科学会雑誌
    2012年 45 巻 5 号 566-571
    発行日: 2012/05/01
    公開日: 2012/05/16
    ジャーナル フリー
     腰部には上腰三角と下腰三角とよばれる2つの解剖学的抵抗減弱部位が存在する.下腰ヘルニアは下腰三角から発生する極めてまれなヘルニアであるが,嵌頓例はさらにまれである.今回,我々は非外傷性の下腰ヘルニアの小腸嵌頓の1例を経験したので文献的考察を加えて報告する.症例は74歳の女性で,右腰部の腫瘤および疼痛と嘔吐を主訴に来院した.身体所見上,腰部に圧痛を伴う腫瘤を触知し,腹部CTで右下腰三角から腹水を伴う小腸の脱出を認めた.下腰ヘルニア嵌頓と診断し,還納できなかったため同日緊急手術を施行した.下腰三角から小腸の脱出を認めたが腸管壊死所見はなかった.ヘルニア門を直接縫合閉鎖し,light-weightのpolypropylene meshを用いて補強した.術後経過は良好であった.
  • 楠本 哲也, 朔 元則, 内藤 英明, 京極 新治, 増田 雄一, 古田 斗志也, 牛島 賢一
    日本臨床外科医学会雑誌
    1988年 49 巻 4 号 712-715
    発行日: 1988/04/25
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
    術前に脾良性腫瘍を疑い,手術にて摘出し得た脾海綿状血管腫の1例を報告する.
    症例は62歳の女性で,慢性関節リウマチの治療中に腹痛,背部痛が出現し,エコー, CT,血管造影などによる精査で脾原発腫瘍と診断された.左肋骨弓下切開で開腹し,定型的脾摘出術を施行した.脾臓は手拳大で球状を呈し,割面では正常脾組織内に3.6×4.1cmの境界明瞭な腫瘤を認め,組織学的にも小血管から成る海綿状血管腫であった.患者は術後1年経過した現在,元気に社会復帰している.
    脾海綿状血管腫は稀な疾患で,特異的な臨床症状も無く,無症状のまま経過することも少なくないために発見されにくいと考えられるが,近年,超音波検査やCT,とくにdynamic CTなどの画像診断の発達により,その診断が可能になってきている.本稿ではその術前診断についてその詳細を述べ,若干の文献的考察を加えた.
  • 長崎 彰, 西林 洋平, 永井 信也, 久米 一弘
    日本小児外科学会雑誌
    1979年 15 巻 4 号 670-
    発行日: 1979年
    公開日: 2017/01/01
    ジャーナル フリー
  • 大塩 猛人, 斎藤 恒雄, 平井 勉, 河野 威, 河内 護, 桐野 有成, 松村 長生
    日本小児外科学会雑誌
    1979年 15 巻 4 号 670-
    発行日: 1979年
    公開日: 2017/01/01
    ジャーナル フリー
  • 井上 雅勝, 水本 清, 長石 泰一郎, 日野原 徹, 来海 秀和, 中尾 実, 遠藤 昭穂
    日本小児外科学会雑誌
    1979年 15 巻 4 号 670-
    発行日: 1979年
    公開日: 2017/01/01
    ジャーナル フリー
  • 松本 伸, 名和 清人, 清水 信義, 田中 聰
    日本小児外科学会雑誌
    1979年 15 巻 4 号 670-
    発行日: 1979年
    公開日: 2017/01/01
    ジャーナル フリー
  • 伊藤 慎英, 田辺 茂雄, 平野 哲, 才藤 栄一, 宮内 亨輔, 川端 純平, 伊藤 和樹, 尾崎 健一, 大塚 圭, 村上 涼
    理学療法学Supplement
    2012年 2011 巻
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/08/10
    会議録・要旨集 フリー
    【はじめに、目的】 昨年,トヨタ自動車が開発した立ち乗り型パーソナル移動支援ロボットとテレビゲームを組み合わせたバランス練習効果の予備的検討について報告した.この練習は2通りある.搭乗者の重心移動に連動して,立ち乗り型パーソナル移動支援ロボットが移動する機能を利用した能動的に行うバランス練習,もう一つは,搭乗者があらかじめ立ち乗り型パーソナル移動支援ロボットに組み込まれた多様な外乱に抗して,ゲーム開始時の位置から移動しないようにする外乱対処練習である.この練習法の予備的検討では,バランス能力と下肢筋力の改善が示唆され,ゲーム性の導入が楽しく能動的な練習を可能とし,集中性や持続性に好影響があると考えた.我々は,従来のバランス練習法と比較して,安全で細かな難易度調整が実現でき,楽しく能動的な練習を可能にすると考えている.本研究では,予備的検討よりも症例数を増やし,中枢神経障害患者に対して,立ち乗り型パーソナル移動支援ロボットを用いたバランス練習効果について統計処理を行い検討を行ったので報告する.【方法】 対象は,藤田保健衛生大学病院リハビリテーション科の通院歴があり,屋外歩行修正自立以上であるがバランス能力低下を認める中枢神経障害患者10例とした.対象の詳細は,年齢54±14歳,男性7例,女性3例,発症後33±28ヶ月,Berg Balance Scaleは49±5点であった.立ち乗り型パーソナル移動支援ロボットを用いたバランス練習は,1回に合計20分間,週2回の頻度で4週間,計8回行った.練習期間の前後に,快適歩行速度,継ぎ足歩行速度,重心動揺計を用いた安静立位(総軌跡長,実効値面積,外周面積), Functional Reach Test(以下:FRT),Cross Test,ハンドヘルドダイナモメータにて下肢筋力を測定した.測定筋は,腸腰筋,中殿筋,大腿四頭筋,ハムストリングス,前脛骨筋,下腿三頭筋の6筋とした.練習期間の前後の各評価について,Wilcoxonの符号付順位検定を用いて比較検討した. 【倫理的配慮、説明と同意】 本研究はヘルシンキ宣言に基づいたものであり,藤田保健衛生大学の疫学・臨床研究倫理審査委員会において承認を得た後に計測を行った.被験者には実験について十分に説明を行い,計測の前に同意書に署名を得た.【結果】 継ぎ足歩行速度で平均6.2cm/sec (p<.01),Cross test前後移動距離で平均2.0cm (p<.01) と有意な改善を認めた.快適歩行速度で平均0.2km/h (p=.38),FRTで平均2.6cm (p=.07) と有意な変化を認めなかった.重心動揺計を用いた安静立位の総軌跡長で平均15.9cm (p=.69),実効値面積で平均0.3cm2(p=.69),外周面積で平均0.7cm2(p=.98)においても有意な変化を認めなかった.下肢筋力においては,腸腰筋で平均3.4kg(p<.01),中殿筋で平均3.3kg (p<.05),大腿四頭筋で平均3.1kg (p<.05),ハムストリングスで平均2.1kg (p<.05),前脛骨筋で平均7.8kg (p<.01)と有意な改善を認めたが,下腿三頭筋で平均6.9kg (p=.06) と有意な変化を認めなかった.【考察】 本研究では,立ち乗り型パーソナル移動支援ロボットを用いたバランス練習でその効果を検討した.中枢神経障害患者において,立ち乗り型パーソナル移動支援ロボットを用いた練習が,静的バランス能力においては不変であったが,動的バランス能力とほとんどの下肢筋力の改善を認めた.立ち乗り型パーソナル移動支援ロボットを用いたバランス練習は,通常では分かりにくい重心移動が実際の移動という形で体感でき,必要な運動を直接行う課題である.また,練習者に応じて適切な難易度課題をロボットによる安全な制御によって設定でき,運動学習の原則に相応したものになったため,動的バランス能力が向上したと推察する.静的バランス能力が不変であったことに関しては,練習の転移性から妥当な結果と考えている.今後は,下肢筋力の改善がこの練習のどの要素によってもたらされているか,さらに,従来バランス練習法のコントロール群などと比較して,この練習効果について明確にしていきたい.【理学療法学研究としての意義】 バランス能力低下を認め,日常生活活動が低下している中枢神経障害患者は非常に多い.理学療法を必要とするこの多くの対象を改善させる練習方法を考案することは,理学療法学研究として大変に意義のあるものである.
  • 田淵 勝輔, 黒瀬 通弘, 広瀬 正朗, 中川 潤, 戸谷 拓二
    日本小児外科学会雑誌
    1974年 9 巻 6 号 729-
    発行日: 1974年
    公開日: 2017/01/01
    ジャーナル フリー
  • 浅井 伴衛, 津田 宏信, 高松 脩, 森田 弘之, 磨伊 正義, 正来 恭定, 中田 理, 今井 武司, 向 仁一, 大和 一夫
    日本小児外科学会雑誌
    1974年 9 巻 6 号 729-
    発行日: 1974年
    公開日: 2017/01/01
    ジャーナル フリー
  • 有塚 史郎, 村田 勇, 辻 政彦, 広野 禎介, 高島 茂樹, 古戸 俊郎, 中川 長雄
    日本小児外科学会雑誌
    1974年 9 巻 6 号 729-
    発行日: 1974年
    公開日: 2017/01/01
    ジャーナル フリー
  • 小坂 進, 素谷 宏, 山下 正洋, 南場 一郎
    日本小児外科学会雑誌
    1974年 9 巻 6 号 729-
    発行日: 1974年
    公開日: 2017/01/01
    ジャーナル フリー
  • 阿部 陽子
    理学療法学Supplement
    2008年 2007 巻 1124
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/05/13
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】環境依存症候群を呈し明らかな麻痺がないにも関わらず、ADL全てに全介助が必要な症例を経験した。今回ADL動作を分類し、歩行と食事に介入したので報告する。
    【症例】60歳代女性 右利き 主婦 一人暮し 診断:脳梗塞 現病歴:前院にて保存的加療。発症一ヶ月後、当院入院。CT:両側前頭葉、側頭葉に広範な低吸収域を認め、軽度の萎縮。両側基底核に石灰化あり。
    【理学療法開始時所見】JCS:1‐3 MMS:不可 麻痺:左上下肢に明らかな麻痺はない。感覚:不可 Berg Balance Scale:不可 10m歩行:不可 高次脳機能障害:全失語、注意障害、遂行障害、強制把握、強制模索、保続、自発性低下、gegenhalten
    【ADL】歩行は自発的行動がなく開始と終了に介助が必要であった。一方、食事、歯磨き、書字は視覚的に物品を提示すれば単一行動のみ用途に応じて自発的行動が表れたが、終了には介助が必要であった。動作分類すると、自発的行動がない動作と物品を提示すれば用途に応じて自発的行動がある動作の2パターンに分けられた。
    【訓練経過】歩行:開始は困難で右手には強制把握と模索があり誘導には抵抗があった。PTが体幹後方にて右手を抑制し、装具装着した左下肢を全介助しながら歩行した。物品や刺激が入ると注意散漫となるので、PT室ではなく物品の少ない廊下で行った。その結果、すぐに装具は外れ後方介助のみで歩行が可能となった。そこで、病棟生活に導入し、トイレへの移動を歩行にした結果、手引き歩行となった。歩行の利点として介助が車椅子に比べて軽減できたが、問題点としては、自発性低下により自立できない事である。食事:スタッフが箸を提示すれば右手で箸を持って食物を挟み、挟んだり離したりを繰り返し、稀に口元へ運ぶが開口しなかった。介助で口元へ運ぶと抵抗があり、また、多数の皿があると注意散漫になった。食事の利点として道具を使用できる事と嚥下障害がない事があり、問題点としては、覚醒の低下により食事の継続が困難な事と手の動きと開口の協調性が低下している事が挙げられる。以上のことから「経口から栄養摂取できる」を目標にして食事への移動は歩行にし、OT・STと共に食事介助方法を統一し、看護・介護スタッフ、リハビリの早出・遅出で介入した。スタッフが箸を提示すると10分は自力摂取可能となったが、6割から10割摂取するには介助にて一時間は必要であった。
    【考察】本症例の症状は病巣から考えてもLhermitteによる環境依存症候群であると考えられる。歩行では強制把握と模索により手引き歩行が可能となったと考えられ、食事では環境依存症候群を利用して自力摂取ができたと考えられる。多彩な高次脳機能障害を呈する症例には機能評価だけではなく、ADLを詳細に評価する事が大切だと示唆された。

  • 水野 元実, 才藤 栄一, 沢田 光思郎, 鈴木 由佳理, 西尾 美和子, 余語 孝子, 日高 慶美, 松田 文浩, 横道 通夫, 尾関 恩, 尾崎 健一
    理学療法学Supplement
    2008年 2007 巻 1123
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/05/13
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】当大学リハビリ部門では,2006年秋からポリオ友の会東海地区と共同でポストポリオ症候群(Post-Polio Syndrome:PPS)への対応プロジェクト「BGraS プロジェクト」を開始した.PPSへの対応では,1)生活スタイル調整,2)運動療法,3)装具療法が三本柱となる.このうち,装具療法について現時点での理解を報告する.
    【方法】2006年12月~2007年11月までに装具について作製や相談を希望したポリオ患者165名を対象とした.初診時,装具を有していたものは97名で,このうち装具に対して不満感を有しているものが36%,装具に関する悩みを抱えているものが61%であった.受診動機で装具診察希望者は65例であった.
    現時点で装具外来対応し,新規に作製したものは,治療靴2足,短下肢装具6本,長下肢装具1本であった.また,修理したものは短下肢装具3本であった.
    【結果】装具の悩みでは重量感,不適合,歩きにくい,疼痛出現等,多岐に渡っていた.今回装具外来で対応した症例では,機能や歩容の変化による歩きにくさや安定性の低下,疼痛の出現などが認められた.
    1)症例A:筋力低下により歩容に変化が生じ、違和感を生じていた.また、健脚への負担が多くなり疲労感が増していた.このため、屋内装具の修理と屋外装具の作り替えを行った.修理では,足継手の角度,ロッカー足底の位置やウエッジの調整とSACHヒールの付加を行った.新規作製では,後方平板支柱型短下肢装具を基本にロッカー足底を付加したが,修理時同様,適切位置・高さを決定するのに苦労した.そのため,後述する評価用ロッカー足底セットを考案した.
    2)症例B:長下肢装具で歩行していたが,歩きにくさと不適合による疼痛が出現していた.後方平板支柱型長下肢装具に作り替え,足関節部は固定とし,SACHヒールを付加した.
    【考察】PPSへの対処として過用の予防が必要となる.特に,下肢に麻痺肢を抱えた歩行において,過負荷を軽減させる装具療法は有用な手段となる.PPS患者は,患足が小さく患脚が短い点で装具の容積を確保しやすく有利である.一方,装具受け入れを逡巡する例が多い,活動性の高い例が多く装具に対する要求水準が高い,などが困難点である.
    短下肢装具の目的は,側方安定性確保と膝伸展補助が主たるものである.麻痺が重度でも極めて巧妙に歩く例が多いため,設定には細心の注意が必要で,足継手調整が簡便かつ正確に行える装具を用いるべきである.膝伸展補助のために足継手を底屈域で固定する際には,スムースな体重移動を妨げないようにロッカー足底が必要となる.患者にあわせたロッカー足底の設定は手間を要するため,山位置と高さを容易に変更できる評価用ロッカー足底セットを考案した.長下肢装具は,健側機能の増悪がある場合に必要となる.短下肢装具に比べ歩容が大きく変わってしまう.足継手の背屈制限は立位での支持性を増やすが,歩行時の前方推進を妨げる.
  • 加藤 真示, 岩田 美佐男, 野浪 亨
    材料
    2002年 51 巻 6 号 599-603
    発行日: 2002/06/15
    公開日: 2009/06/03
    ジャーナル フリー
    A novel photocatalyst was fabricated by coating TiO2 and successively apatite on a fibrous ceramic body through the following procedure. At the first step, TiO2 from Ti[(CH3)2CHO]4 was deposited on the fibrous body by means of the sol-gel method (TiO2 coated photocatalyst). Then, the resulting TiO2 coated photocatalyst was soaked for 24h at 37°C in a simulated body fluid with the phosphate ion concentration much higher than that in the human body plasma. By this soaking treatment, apatite crystals were formed on this TiO2 coated photocatalyst (TiO2 and apatite coated photocatalyst). It was observed that the composited coating of apatite improved the adsorption ability of TiO2 coated photocatalyst for colon bacillus, acetaldehyde and methylene blue, and eventually, the TiO2 and apatite coated photocatalyst could effectively decompose them.
  • 鈴木 由佳理, 才藤 栄一, 沢田 光思郎, 横山 通夫, 尾関 恩, 水野 元実, 西尾 美和子, 余語 孝子, 松田 文浩, 日高 慶美, 尾崎 健一
    理学療法学Supplement
    2008年 2007 巻 1122
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/05/13
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】 現在,日本では,ポリオワクチンの普及によってポリオの新規発症はほとんどないが,ポリオ経験者の高齢化に伴って新たな筋力低下・易疲労性を呈するポストポリオ症候群(PPS)が急増している.ポリオ患者のPPS発症の現状把握を目的に,ポリオ友の会東海地区と共同で会員を対象にアンケートによる実態調査を行った.
    【方法】 平成19年4月~10月にポリオ友の会東海地区会員161名に対し,記名式のアンケートによる実態調査を行った.
    調査項目は,基本情報(性別,年齢,肥満度(BMI),職業),社会制度利用(身体障害者手帳,介護保険),疾患(既往歴,併存症,手術歴)の有無,身体症状の変化(麻痺や筋力低下など),PPSに対する自覚症状・不安感,装具の使用状況・悩みとした.
    【結果】 アンケート配布数161に対して,127名から回答(回収率78.9%)を得た.男女比は男性32%,女性68%,調査時平均年齢は61歳であった.
    発症時平均年齢は2歳であり,3歳までに85%が罹患していた.肥満度については, BMI 25以上が18%存在した.
    社会制度の活用状況については,身体障害者手帳等級の取得は3級で最も多く,27%を占めた.介護保険の認定者は全体の12%に留まっていた.
    ポリオによる麻痺の分布は,左下肢で最も多く,次いで右下肢,右上肢,左上肢の順であった.また,ポリオによる身体症状に対する手術経験は36%の患者においてみられ,うち17%がアキレス腱延長術を受けていた.また,ポリオ以外でADLに影響を与える既往歴として,虚血性心疾患,骨折,脳卒中などがあり,併存症では頸髄症,高血圧,腰部脊柱感狭窄症,糖尿病などが挙げられていた.
    「5年前と比較した際の体調の変化」については,「かなり不調」,「やや不調」と回答する患者が全体の73%を占めていた.自覚症状では,疲労が最も多く,次いで筋力低下,冷感,関節痛,しびれ,嚥下障害の順であり, 89%の患者がPPSに対する不安を抱いていた.
    装具の使用状況については41%が使用しており,そのうち装具に対する悩みを抱えている患者が54%を占めていた.
    【考察】 ポリオ友の会東海地区と共同でアンケート調査を行った.今回の調査結果は,2003年に行われた全国ポリオ会連絡会の全国調査結果とおおむね類似していたが,PPSに関する自覚症状や不安感の項目は4年前の全国調査に比べ高値を示した.すなわち,PPS発症を疑わせる回答者は70%を超えていた. 4年間の経過によってPPSの発症者や増悪者が増えたこと,あるいは,知識普及が不安の増大に結びついた可能性があろう.
    【まとめ】 PPS発症者は高率にのぼると考えられ,定期検診による正確な診断,個別生活指導,効果的なリハビリ方法の開発(四肢別運動強度・頻度の設定など)が急務と考えられた.
  • 奥田 求己, 栗山 長門, 東 善一, 平本 真知子, 棟近 麻衣, 松井 知之, 梅本 明, 原田 宗一郎, 松井 善也, 瀬尾 和弥, 久保 秀一, 増田 隆司, 武澤 信夫, 中川 正法, 長谷 斉
    理学療法学Supplement
    2008年 2007 巻 1121
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/05/13
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】我々は平成18年4月より当院におけるHTLV-1関連脊髄症 (HTLV-1-associated myelopathy:以下HAM)患者に対する短期集中入院リハビリテーション(以下:入院リハ)を実施し、その有用性を報告してきた。今回、納の運動機能障害重症度(Osame’s Motor Disability Score:以下OMDS)とFIMを用いて入院リハ実施前後でそのリハ効果を検討した。また当院入院前の継続リハ歴の有無と罹病期間が入院リハ効果に及ぼす影響についても検討した。
    【対象】整形外科疾患の既往がないHAM患者15名(男性3名、女性12名、平均年齢51.9±11.8歳)。OMDS:3~10/13。罹病期間は1~30年。
    【方法】HAM患者に対して体幹筋を中心とした短期集中入院リハを約6週間(4~8週)実施し、入院リハ前後のFIM総得点とOMDSについてウィルコクソン順位検定を用いて比較した。また上記HAM患者群を、現在も通所もしくは外来リハを継続している継続リハ歴あり群(6名)と継続リハ歴なし群(9名)に分け、この2群間で入院リハ効果に違いがあるのかをχ二乗検定を用いて比較した。罹病期間の影響について、入院リハ実施前OMDS、入院リハ実施前FIM得点との相関の有無を検討し、更に罹病期間に対するFIM得点の改善とOMDSの改善度に対する関連について、スピアマンの順位相関検定を用いて検討した。

    【結果】1.入院リハ実施前後でFIM総得点の有意な改善を示し(p=0.009)、OMDSにおいても改善する傾向を示した(p=0.06)。2.継続リハ歴あり群と継続リハ歴なし群間における入院リハ効果の有意性は認められなかった。3.罹病期間と入院リハ実施前OMDS(r=0.70、p<0.01)、罹病期間と実施前FIM得点(r=-0.85 、p<0.01)では有意な相関を認めた。4.罹病期間とFIM得点の改善の間では有意な相関が認められたが(r=0.66、p<0.01)、罹病期間とOMDSの改善度では相関が認められなかった。

    【考察】我々はHAM患者において、短期集中入院リハがFIMスコア、OMDSの改善をもたらすことを確認した。HAMは緩徐進行性の神経疾患といわれている。1.の結果より、入院リハは歩行障害を中心とした神経障害の進行を遅らせることが明らかとなった。一方、入院前の継続リハを行っていても入院リハ効果の大きな相違が認められなかったことから、少頻度の外来や通所でのリハサービスだけではHAM患者の動作能力やADLを維持させることは困難だと考えられる。罹病期間のもたらす影響について検討したところ、罹病期間が長い患者ほど実施前OMDSと実施前FIMともレベルが低いが、興味深いことに罹病期間が長い患者ほど入院リハ効果が得られる傾向にあった。

    【まとめ】継続リハ歴の有無にかかわらず、FIM・OMDSいずれにおいても入院リハ効果が認められ、HAM患者の集中的な入院リハの必要性が示唆された。また入院リハ効果において罹病期間を考慮する必要性があると考えた。
  • とくに胆汁酸に関連して
    遠藤 幸子, 綾木 義和
    栄養と食糧
    1982年 35 巻 3 号 181-187
    発行日: 1982/06/10
    公開日: 2009/11/16
    ジャーナル フリー
    「うるか」中の苦味物質と胆汁酸との関係を追究するため, 「うるか」中の胆汁酸を薄層クロマトグラフィー, ガスクロマトグラフィーおよびガスクロマトグラフィー-マススペクトロメトリーによって分析し, また「うるか」から抽出した総胆汁酸画分について苦味に関する官能検査を行なって次の結果を得た。
    1) 「うるか」中の胆汁酸成分としてコール酸およびタウロコール酸を同定した。
    2) 「うるか」中にはコール酸が17.5×10-4M, タウロコール酸が5.5×10-4Mの濃度で含まれていた。
    3) 鮎の新鮮胆 胆汁中にもタウロコール酸のほかコール酸が証明された。
    4) 味覚に関する官能検査において, 「うるか」から抽出した総胆汁酸画分の苦味の弁別閾値はコール酸濃度 (遊離型: タウリン抱合型=17.5: 5.5, モル濃度比) として8×10-4M, 標準胆汁酸混合物 (同じ組成比) のそれは4×10-4Mであった。また, コール酸およびタウロコール酸については, それぞれ8×10-4Mおよび4×10-4Mであった。
    5) 「うるか」の総胆汁酸画分の精製を進めると, それに従っで苦味が増強した。
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