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クエリ検索: "常在菌"
10,134件中 1-20の結果を表示しています
  • ―咬合機能回復の真の意味論―
    落合 邦康
    日本歯科保存学雑誌
    2021年 64 巻 3 号 194-200
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/06/30
    ジャーナル フリー
  • 高橋 幸裕, 才木 桂太郎, 田代 有美子
    NEUROINFECTION
    2020年 25 巻 1 号 30-
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/05/13
    ジャーナル フリー

    【要旨】口腔

    常在菌
    は、歯科における2大疾患であるう蝕と歯周病の原因となっているのみならず、他臓器の疾患の原因菌として医学・歯学領域において注目されている。この総説では、最初にデンタルプラーク(歯垢)について、つぎに口腔
    常在菌
    が原因となる全身疾患の現状について概説する。さらに、脳膿瘍の主要な原因菌である Streptococcus intermedius の病原因子について解説する。最後に、口腔
    常在菌
    の定着機構の研究が最も進んでいるミティス群レンサ球菌の付着・定着因子について、おもにわれわれの研究の対象としているStreptococcus gordonii の Hsa アドヘジンについて概説する。

  • 岸下 雅通, 牛嶋 彊
    CHEMOTHERAPY
    1979年 27 巻 1 号 71-77
    発行日: 1979/01/25
    公開日: 2011/08/04
    ジャーナル フリー
    The minimum inhibitory concentration (MIC) of 10 different antibiotics for 7 species of Propionibaterium (total 96 strains) isolated from human skin, feces and dental plaque were determined by the tandardized plate dilution technique.
    Almost all of test species of Propionibacterium were resistant to 4 aminoglucosides (kanamycin, treptomycin, aminodeoxykanamycin and fradiomycin), but were sensitive to ampicillin, cephaloridine, not observed. nidecamycin, tetracycline, chloramphenicol and fusidic acid, although a strain of P. jensenii isolated rom feces was found to be resistant to tetracycline.
    The difference of MIC of 11 antibiotics for 2 serotypes of P. acnes isolated from human skin was not observed.
    The repression of lipase activity of Propionibacterium by tetracyclin was studied with our agar plate method modified SIERRA'S one, and it was observed more than a concentration of 0.1μg/ml of he antibiotic.
  • 弘田 克彦, 米山 武義, 太田 昌子, 橋本 賢二, 三宅 洋一郎
    日本老年医学会雑誌
    1997年 34 巻 2 号 125-129
    発行日: 1997/02/25
    公開日: 2009/11/24
    ジャーナル フリー
    老人ホーム入所者を対象に, 5カ月間にわたり歯科医師と歯科衛生士によるプロフェッショナル・オーラル・ヘルス・ケアを受けた高齢者 (テスト群, 7名) と, 同期間入所者自身によって口腔清掃を行ったあるいは介護者による口腔清掃を受けた高齢者 (コントロール群, 8名) に分け, 両グループの咽頭における総細菌数, レンサ球菌数及び黄色ブドウ球菌を含むブドウ球菌数がどのように変動するかについて検討した. その結果, 1, 2カ月の短期間では, 開始時と比較してコントロール群, テスト群共に総細菌数, レンサ球菌の減少が認められたが, 両群間の細菌数には顕著な相違は認められなかった. しかしさらに長期間プロフェッショナル・オーラル・ヘルス・ケアを継続した5カ月後のコントロール群とテスト群を比較すると, コントロール群に比べてテスト群の総細菌数及びレンサ球菌数は共にt検定により統計学的有意差 (p<0.01) をもって減少した. さらにテスト群では, 急性呼吸器感染症の主たる起因菌の一つであるブドウ球菌が, 3カ月後より検出限界以下に減少した. 一方, 5カ月後のコントロール群の総細菌数, レンサ球菌数及びブドウ球菌数は, 開始時と比べていずれも同じかあるいは増加傾向を示した.
    今回実施した5カ月間にわたる歯科医師と歯科衛生士による積極的なプロフェッショナル・オーラル・ヘルス・ケアの維持は, 高齢者の齲蝕や歯肉炎などの口腔感染症の予防に役立つだけでなく, 口腔をリザーバーとして惹起する呼吸器感染症を含む種々の全身感染症を軽減する疾病予防につながる可能性が期待できる.
  • 矢野 真実子
    ファルマシア
    2023年 59 巻 9 号 870
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/09/01
    ジャーナル 認証あり
    健康な皮膚を保つためには,皮膚そのものだけでなく皮膚に存在する
    常在菌
    についても理解する必要がある.皮膚
    常在菌
    には,代表的なものにアクネ菌,表皮ブドウ球菌(Staphylococcus epidermidis: SE)や黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus: SA)があり,特にSAは食中毒の原因になることから有名である.ヒトと共生している菌の集団(菌叢)は,様々な種類で構成されてバランスを保っている.皮膚
    常在菌
    叢のバランスが乱れると,皮膚にトラブルが起こることが知られている.本稿では,皮膚
    常在菌
    が表皮細胞に与える影響を報告した論文を紹介する.
    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.
    1) Naik S. et al., Science, 337, 1115–1119 (2012).
    2) Clayton K. et al., Br. J. Dermatol., 188, 396–406 (2023).
  • 光岡 知足
    サルコイドーシス/肉芽腫性疾患
    2002年 22 巻 1 号 3-12
    発行日: 2002/10/12
    公開日: 2010/08/06
    ジャーナル フリー
    皮膚, 上気道, 口腔, 咽頭, 胃, 腸管, 膣, 尿道などには, それぞれ部位によって特徴的な常在細菌がすみつき,
    常在菌
    叢を構成している.
    常在菌
    叢と宿主との問, および,
    常在菌
    叢を構成する菌種問には平衡関係が成立しているが, 何らかの原因でこの平衡関係が破れると, 潜在的に病原性をもっている菌が敗血症, 肺炎, 肺膿瘍, 肺壊疽, 腹膜炎, 胆嚢炎, 胆管炎, 肝膿瘍, 下痢, 腸炎, 口内炎, 扁桃炎, 脳膿瘍, 髄膜炎, 腎孟炎, 膀胱炎, 膣炎, 産褥熱, 心内膜炎, 中耳炎, 結膜炎, 軟部組織膿瘍など, いわゆる“日和見感染”を惹き起こす. 平衡関係の乱れは, 抗生物質やステロイドホルモンの投与, 外科手術, ストレス, 糖尿病, 過労・老齢などが原因となる. また, 腸内菌叢は, 多岐にわたる代謝を行う酵素をもち, その結果, 宿主の栄養, 薬効, 生理機能, 老化, 発癌, 免疫, 感染などに大きな影響を及ぼしている.
  • 川井 眞好
    ファルマシア
    2018年 54 巻 7 号 716
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/07/01
    ジャーナル フリー
    アーキア(古細菌)は,温泉,火山の噴出物,アルカリ湖などから分離される,高温,高pH,高塩濃度などの極限環境で生息できる特殊な機能を持つ微生物である.アーキアは原核生物でありながら真正細菌とは異なる進化をたどり,系統学的には真核生物に近いグループである.アーキアには多様な種が存在し,主にDiapherotrites, Parvarchaeota, Aenigmarchaeota, Nanoarchaeota, Nanohaloarchaea(DPANN)系統,EuryarchaeotaProteoarchaeotaの3つのグループに分けられている.これまでにもヒトの微生物叢にアーキアが含まれることが報告されており,胃や腸には,Methanobrevibacter属を代表とするメタン生成アーキアの存在が明らかとなっている.これらは代謝過程で炎症性腸疾患,歯科疾患,脳膿瘍のような疾病と関連することも報告されている.また,腸内には好塩性アーキアが常在していることや,皮膚や膣でもアーキアが存在していることが報告されている.しかしながら,ヒトにおけるアーキアの生態とその役割は明らかにされていない.そこで,ヒトの身体におけるアーキアの分布と病原性に関する知見を得たKoskinen らの報告を紹介する.
    なお,本稿は下記の文献に基づいて,その研究成果を紹介するものである.
    1) Eme L. et al., Nat. Rev. Microbiol., 15, 711-723(2017).
    2) Koskinen K. et al., mBio, 8, e00824-17(2017).
  • 多田 讓治
    日本皮膚科学会雑誌
    2005年 115 巻 7 号 977-984
    発行日: 2005/06/20
    公開日: 2014/12/10
    ジャーナル 認証あり
    皮膚感染防御の観点から,
    常在菌
    叢はその最前線のバリアを担っており,皮脂膜という限られた環境の中で生存しつつ,病原菌からの防御壁として選ばれた細菌群と言える.一方では,免疫不全状態の患者が増加している今日,
    常在菌
    による日和見感染症も重要な問題となっている.
    常在菌
    叢の感染防御機序とともに皮膚細菌感染症の起炎菌として最も多い黄色ブドウ球菌に関する感染機序についてもさらなる検討が必要である.
  • 朝田 康夫
    皮膚
    1967年 9 巻 3 号 314-321
    発行日: 1967年
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 増茂 正泰
    日本救急医学会雑誌
    2009年 20 巻 2 号 99
    発行日: 2009/02/15
    公開日: 2009/09/04
    ジャーナル フリー
  • 辨野 義己
    日本健康医学会雑誌
    2014年 23 巻 2 号 46-50
    発行日: 2014/07/31
    公開日: 2017/12/28
    ジャーナル フリー
    腸内
    常在菌
    の腸内・脳内代謝物へ及ぼす影響についてCE-TOFMSによる網羅的な解析が行われ,腸内
    常在菌
    の宿主への役割を見えてきた。さらに,培養・単離を介さない手法によるヒト腸内
    常在菌
    多様性解析はその生活特性との関連を明らかにする手段として用いることが出来き,人々の生活特性との関連性も明らかになってきた。
  • 大阪府立公衆衛生研究所 研究報告
    2009年 47 巻 47-52
    発行日: 2009年
    公開日: 2019/07/31
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
    合成界面活性剤は家庭内では多くの場面に使用されている化学物質である一方、合成洗剤、洗浄剤による皮膚障害が問題となっている。これは界面活性剤によって皮膚のバリアが破壊されることが、原因のひとつと考えられる。また界面活性剤の抗菌作用による皮膚
    常在菌
    への影響が一因ではないかと考え今回、市販の基剤も含めて検討を行った。その結果、抗菌性を有する陽イオン系以外に陰イオン系や非イオン系の一部に皮膚
    常在菌
    等に対する生育抑制が見られ、皮膚
    常在菌
    への影響が示唆された。
  • 野嶽 勇一, 管谷 早織
    オレオサイエンス
    2023年 23 巻 11 号 559-567
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/11/08
    ジャーナル フリー

    近年,次世代シークエンサー等の解析機器の開発や検体処理技術の改良に支えられ,ヒト

    常在菌
    叢に関する研究が大きな発展を遂げている。
    常在菌
    叢を構成する細菌の種類や割合はもとより,細菌間のクロストークに至るまで,
    常在菌
    叢の全貌が明らかにされつつある。
    常在菌
    叢はヒトの健康状態に深く関与しているため,そのバランスの乱れや多様性の喪失(ディスバイオーシス)は体調不良や疾患発症の原因となる。本稿では,腸内,口腔内,皮膚に形成されている各細菌叢の特徴や最近のトピックを解説した後,皮膚
    常在菌
    叢の制御を基盤とするスキンケアや疾患治療に関する情報を紹介する。

  • 河合 修三
    皮膚の科学
    2018年 17 巻 2 号 79-97
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/12/14
    ジャーナル 認証あり
     2012年2月から2017年3月までに当院を受診し,従来の治療法では難治性と判断した顔面ざ瘡の23例に,イトラコナゾール 100mg/日を14日間,1から3クールの内服投与を行った。1例を除く22例で著効した。従来より,成人のざ瘡で,最も治りにくい部位である顎,フェイスラインのざ瘡に特に有効であった。本結果は,難治性ざ瘡の主要な原因菌は,ざ瘡桿菌だけでなく,マラセチアが関与している可能性を示唆する治療成績と考えた。(皮膚の科学,17: 79-97, 2018)
  • 服部 正平
    日本臨床免疫学会会誌
    2017年 40 巻 4 号 257b
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/11/23
    ジャーナル フリー

      人体には数百種・数百兆個の

    常在菌
    が生息している.
    常在菌
    の住処は口腔,腸,皮膚など全身にいたるが,その種類や組成比は生息部位によって異なり,それぞれ固有の細菌叢が形成されている.しかし,その全体像の解明は長く困難となっていた.ところが,ヒト腸内細菌叢のメタゲノム解析技術の開発(2006年),大型プロジェクト(HMPとMetaHIT)や国際コンソーシアムIHMCの立上げ(2008年),次世代シークエンス技術を用いた大規模解析技術の開発(2010年)などを経て,今日では,人体の様々な部位の
    常在菌
    叢を構成する細菌種や遺伝子情報を大量に収集し,
    常在菌
    叢の生態及び機能の全貌を俯瞰することが可能となった.これらの研究から,常在(腸内)菌叢が個人間,国・集団間できわめて高い多様性をもつこと,種々の病態の常在(腸内)菌叢が健常者細菌叢から大きく変容(dysbiosis)していることなど,これまでの想像を超えてヒト
    常在菌
    叢がヒトの病態や生理機能と多様かつ密接に関係することが明らかになってきた.すなわち,
    常在菌
    叢の宿主へのsymbiosis(共生)とdysbiosisが宿主の生理状態を決定すると言う新たな健康と病気のコンセプトが認識されつつある.本講演では,日本人の腸内細菌叢の特徴など,疾患を含めたヒト常在(腸内)菌叢の生態・機能について,演者のグループが進めている研究の一部を紹介する.

  • 佐々木 正五
    日本細菌学雑誌
    1970年 25 巻 2 号 79-94
    発行日: 1970/02/25
    公開日: 2009/02/19
    ジャーナル フリー
  • 大友 守, 田部 一秋, 金子 富志人, 前田 裕二, 早川 哲夫, 長谷川 眞紀, 秋山 一男, 安枝 浩, 信太 隆夫, 山口 英世
    アレルギー
    1992年 41 巻 2-2 号 306-
    発行日: 1992/02/28
    公開日: 2017/02/10
    ジャーナル フリー
  • 柴垣 奈佳子
    オレオサイエンス
    2023年 23 巻 11 号 569-574
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/11/08
    ジャーナル フリー

    敏感肌とは,通常は感じられない強さや種類の刺激によって不快な刺激を感じる肌のことを指す。世界中で敏感肌であると感じる人の数は非常に多く,敏感肌向けの製品も多いが,皮膚

    常在菌
    叢をターゲットにした製品は少ない。皮膚
    常在菌
    叢が皮膚バリアに与える影響の大きさを示唆する結果は多く,皮膚
    常在菌
    叢の敏感肌への関与は大いにあり得る。本稿では,敏感肌と皮膚
    常在菌
    叢に関する研究について総説する。

  • 加藤 高明, 岩井 重富
    日本内科学会雑誌
    2000年 89 巻 11 号 2315-2320
    発行日: 2000/11/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    広汎手術後の術後感染発症には術中に術野が腸内
    常在菌
    に汚染され,これが定着・増殖する場合,術後にドレーンなどから逆行性に院内感染菌が侵入する場合,腸内
    常在菌
    叢に院内感染菌が混入し,院内感染菌や腸内
    常在菌
    が術後縫合不全部などから流出する場合などがある.これらの感染を発症阻止または治療する目的に抗菌薬を選択するには,細菌の抗菌薬不活化および耐性化,抗菌薬の組織内濃度や安定性を考慮する必要がある.
  • 栗原 新
    日本乳酸菌学会誌
    2022年 33 巻 3 号 186-194
    発行日: 2022/11/15
    公開日: 2023/11/20
    ジャーナル フリー

    近年、腸内

    常在菌
    叢は「もう一つの臓器」とも呼ばれ始め、腸内
    常在菌
    の適切な制御により人類の健康寿命を延伸することが可能であると考えられている。しかし、腸内
    常在菌
    の遺伝子機能の半数以上はアノテーション不能であることから、現状では腸内環境の制御には多くの課題が存在する。

    以上の問題を解決する目的で我々は、ヒト腸内

    常在菌
    叢最優勢 56 種のうち、入手可能な 44 種について容易に作成できる GAM 培地を用いて 32 種を培養可能である系を作製した。

    次に、この培養系を用いてヒト腸内

    常在菌
    叢最優勢種の培養上清および菌体のポリアミンを定量し、ゲノム情報から予想される解析結果と比較したところ、ポリアミンの未知の代謝・輸送系が多数存在することが明らかとなった。また、GAM で培養可能なヒト腸内
    常在菌
    叢最優勢種のうち 5 菌種が多量のフェネチルアミンを産生することを見出し、このフェネチルアミンが宿主の末梢セロトニンの産生を促進することを明らかとした。

    さらに、本システムを用いてヒト腸内

    常在菌
    叢最優勢種には資化されず、ビフィズス菌に特異的に資化される「次世代型プレバイオティクス」であるガラクトシル-β-1,4-ラムノース(GalRha)をスクリーニングしたしたほか、微細化した「おから」がヒト腸内
    常在菌
    叢最優勢種の生育および代謝産物産生能に及ぼす影響を解析し、Roseburia intestinalis による酪酸の産生がおからを培地中に添加することで向上することを報告した。

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