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クエリ検索: "腹膜刺激症状"
6,307件中 1-20の結果を表示しています
  • 石森 加奈, 高桑 由希子, 大慈彌 久絵, 吉岡 拓也, 前田 聡彦, 大岡 正道, 山田 秀裕, 尾崎 承一
    日本臨床免疫学会会誌
    2013年 36 巻 5 号 418a
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/10/31
    ジャーナル フリー
     背景:従来Lupus腸炎と言われてきた中でLupus mesenteric vasculitis (LMV)は,悪化すると
    腹膜刺激症状
    を呈して腸壊死に至ることがある重篤な合併症である.腹部CTで腸管壁の全周性肥厚と腹水貯留を認めることで診断される.腸壊死に至る症例はSLE活動性と相関することが多く,治療はステロイドパルスとシクロスフォスファミド間歇静注療法を必要とする.今回,LMV様所見を合併した3症例を経験したので報告する.症例1:47歳女性.主訴は腹痛と嘔吐.
    腹膜刺激症状
    と,腹部CTで典型的なLMV様所見を呈し,ステロイドパルス,プレドニゾロン(PSL)50 mg/日とアザチオプリン併用にて寛解.症例2:40歳女性.主訴は軟便,腹痛,嘔吐.腹部CTで典型的なLMV様所見を呈し,PSL 50 mg/日にて寛解.症例3:39歳女性.主訴は腹痛と下痢.
    腹膜刺激症状
    と腹部CTで典型的なLMV様所見を呈し,ステロイドパルス,PSL 50 mg/日とタクロリムス併用にて寛解.3症例とも診断時にSLE disease activity index (SLEDAI)の上昇は認めなかった.結語:3症例ともLMVと矛盾しない所見を呈したが,PSL反応性良好であり,重篤な経過を辿らなかった.LMV様の所見を呈しても,SLEDAIが上昇していない症例では,比較的予後良好であることが示唆された.
  • 鹿野 敏雄
    日本腹部救急医学会雑誌
    2014年 34 巻 6 号 1119-1122
    発行日: 2014/09/30
    公開日: 2015/02/04
    ジャーナル フリー
    目的:門脈ガス血症は腸管壊死を示唆する予後不良の病態と認識されていたが,近年,軽症例や保存的治療例の報告もみられる。そのため,門脈ガス血症のどの症例に対して手術を行うか,判断に迷うことも多い。今回,門脈ガス症例の手術決定因子について検討した。方法:当院で経験した門脈ガス症例20例を手術必要群,手術不要群に分け各種所見を比較した。結果:手術必要群はほとんどが血流障害を伴う腸管壊死症例であった。WBC値,CRP値,門脈ガス量は二群間で差を認めなかったが,
    腹膜刺激症状
    は有意に手術必要群が多かった。結語:門脈ガス血症において
    腹膜刺激症状
    の有無こそが手術決定因子になり得ると考えられた。
  • 小佐見 光樹, 水谷 直也, 見坂 恒明
    日本プライマリ・ケア連合学会誌
    2019年 42 巻 4 号 205-208
    発行日: 2019/12/20
    公開日: 2019/12/27
    ジャーナル フリー

    目的:CT検査やX線検査における腹腔内遊離ガスは消化管穿孔を示唆する所見であり,手術を要することも多い.しかし稀に腹腔内遊離ガスを認めるものの,原因を同定できない病態が存在し,特発性気腹症と呼ばれている.無症状で発見された特発性気腹症の特徴を明らかにするため,自験例と過去の症例報告を検討した.

    方法:我々が経験した健康診断の二次検査で偶発的に腹腔内遊離ガスを認めた59歳女性の特発性気腹症の1例と,医学中央雑誌において1985年~2017年の期間に「特発性気腹症」で検索し本文を入手できた15歳以上の特発性気腹症の症例報告34例を集計し,検討した.

    結果:自験例は症状なく経過し,保存的加療のみで徐々に腹腔内遊離ガスは減少した.過去の症例報告では無症状で偶発的に指摘された,あるいは

    腹膜刺激症状
    を伴わない腹腔内遊離ガスのほとんどが手術を要さず改善していた.

    結論:偶発的に認めた腹腔内遊離ガスは保存的加療でよい可能性が示唆された.

  • 相川 崇, 根岸 駿, 福地 達, 堀口 英, 菅間 一乃, 野中 真知, 飯田 智広
    日本内科学会雑誌
    2023年 112 巻 5 号 836-843
    発行日: 2023/05/10
    公開日: 2024/05/10
    ジャーナル フリー

    24歳,男性.数日続く発熱と

    腹膜刺激症状
    を伴う右下腹部痛を周期的に繰り返した.CT(computed tomography)と全大腸内視鏡検査で遠位回腸に慢性炎症の所見があるが,診断に至らなかった.ほぼ1カ月毎に症状が生じることから家族性地中海熱を疑い,コルヒチンの内服を開始した.MEFV(Mediterranean fever)遺伝子検査を行い,非典型家族性地中海熱と診断した.
    腹膜刺激症状
    を伴う腹痛を繰り返す症例では鑑別疾患に家族性地中海熱を加える必要がある.

  • 橋本 隆, 奥野 敏隆, 小西 豊, 高峰 義和, 谷 友彦, 梶原 建熈
    日本臨床外科医学会雑誌
    1992年 53 巻 11 号 2610-2614
    発行日: 1992/11/25
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
    過去10年間の鈍的肝外傷から直死例6例を除いた43例をA群:緊急手術群(23例), B群:保存的治療群(20例)に分けて手術適応について検討した.来院時血圧はA群90±29mmHg, B群117±21mmHgで,急速輸液後の血圧はA群98±22mmHg, B群117±15mmHgであった.
    腹膜刺激症状
    はA群では61%, B群では15%に陽性であった.腹部超音波検査では腹腔内貯溜液はA群100%, B群47%,肝内血腫はA群25%, B群32%例,肝破裂部の描出はA群19%, B群5%に認められた.合併損傷では肋骨骨折,肺挫傷,血気胸の合併率に差はなく, A群では脾,膵等の実質臓器損傷が多く見られた.鈍的腹部外傷例では,肝損傷が軽度でも腹腔内他臓器損傷の可能性があり,輸液に反応しないショック,
    腹膜刺激症状
    陽性,超音波検査で多重または増量する腹腔内貯溜液を認めた例では開腹止血術が適応と思われる.
  • 伊藤 大輔
    月刊地域医学
    2018年 32 巻 5 号 65-
    発行日: 2018/05/10
    公開日: 2024/08/23
    解説誌・一般情報誌 フリー
  • 堀江 徹, 高木 和俊, 永田 仁, 多賀谷 信美, 窪田 敬一
    日本臨床外科学会雑誌
    2004年 65 巻 12 号 3125-3128
    発行日: 2004/12/25
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
    腹膜刺激症状
    を呈した劇症型A群溶血性連鎖球菌感染症(toxic shock like syndrome: TSLS)の1例を経験したので報告する.症例は67歳の女性.腹痛を主訴に当院救急外来を受診した.腹部全体に圧痛と筋性防御とを認め,血液生化学検査では著明なCRP値の上昇と代謝性アシドーシスを認めた.以上より汎発性腹膜炎の診断にて緊急開腹手術を施行した.黄白色の混濁した腹水を認めたが腹腔内臓器に異常を認めず,ドレナージ術のみを施行した.術後高体温,呼吸不全,腎不全を認め集中治療室にて管理した.第3病日に血液よりA群溶血性連鎖球菌が検出されTSLSと診断した.抗生剤・免疫グロブリン製剤の投与,持続的血液濾過透析,吸着療法を施行したが第11病日に多臓器不全のため死亡した. TSLSが急性腹症を呈し開腹手術となることは少なく,本邦ではこれまで4例のみの報告であり,本症例が5例目であった.
  • 石川 章, 柏崎 禎夫, 福井 光文
    日本内科学会雑誌
    1989年 78 巻 1 号 79-80
    発行日: 1989/01/10
    公開日: 2008/06/12
    ジャーナル フリー
    症例は57才,女性.高度の消化管運動不全を合併した全身性硬化症で,発症5年後に麻痺性イレウスとともに腹腔内遊離ガス像を認めるも
    腹膜刺激症状
    なく保存的治療で自然消失した.約3週間後,再び同様の経過をとった.証明は出来なかったが,腸管嚢腫様気腫の存在が考えられた.本症は,まれに全身性硬化症に合併するが,遊離ガス像が繰り返した症例は報告がなく,貴重な症例と考えられた.
  • 吹田 洋將, 浅木 努史, 豊水 道史, 足立 清太郎, 安田 伊久磨, 片倉 芳樹, 千葉 佐和子
    日本消化器内視鏡学会雑誌
    2013年 55 巻 9 号 3130-3136
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/09/28
    ジャーナル フリー
    症例は83歳,女性.主訴は下腹部痛.81歳時に肺塞栓症ありワーファリン内服中であった.今回突然の下腹部痛あり受診.下腹部に軽度圧痛を認めるも
    腹膜刺激症状
    は認めず.入院2時間後に血便が出現したため緊急内視鏡検査を施行.直腸に巨大な深掘れ潰瘍様の陥凹を認め,陥凹底には腸間膜の組織が観察された.内視鏡的止血は困難と判断し,外科的治療が施行された.手術で直腸S状部の腸間膜側に大きさ3cmの穿通を認め,病理所見では憩室穿通が示唆された.結腸直腸の腸間膜や後腹膜への穿通症例では,診断に注意が必要であると考えられた.またショック症状を呈する程の大量出血を来した症例は稀である.
  • 竹内 護, 小川 哲史, 西木 茂, 前川 眞輝
    日本消化器内視鏡学会雑誌
    1993年 35 巻 1 号 117-122_1
    発行日: 1993/01/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
     従来,消化性潰瘍穿孔は外科的手術の絶対的適応とされてきたが,近年,保存的治療の報告が増加している.しかし,その適応については(1)空腹時発症,(2)全身状態良好,(3)限局する
    腹膜刺激症状
    ,(4)経過とともに症状,所見の改善することなどが一般的であるが,治療開始時確実に適応を把握できる診断法はないのが現状である.われわれは十二指腸潰瘍穿孔の2例に緊急腹腔鏡,腹腔鏡下ドレナージを施行し,保存的治療の適応判断に有用であったので報告する.
  • 花城 徳一, 石川 正志, 西岡 将規, 菊辻 徹, 柏木 豊, 三木 久嗣
    日本臨床外科学会雑誌
    2003年 64 巻 1 号 198-201
    発行日: 2003/01/25
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
    Chlamydia trachomatis (CT)が急性卵管炎や骨盤腹膜炎を引き起こした際,急性虫垂炎の診断で手術が行われる場合がある.われわれは急性虫垂炎と診断し虫垂切除術を行った6例のCT骨盤腹膜炎症例を経験したので報告する.当院で平成6年4月から平成11年9月までに13歳以上の女性で虫垂切除術を行ったのは56例で,そのうちCT骨盤腹膜炎は6例であった.自験例のCT骨盤腹膜炎症例の主訴は右下腹部痛で, McBurney点の圧痛は6例中6例(100%),
    腹膜刺激症状
    は6例中5例(83%)に認められた.しかし白血球増加例は6例中3例(50%)にしか認められなかった.術中に腹水は全例に認められた. (まとめ)若年女性の右下腹部痛で,炎症所見が軽度なわりに腹水貯留を認める症例はCT骨盤腹膜炎の可能性が高いと考えられた.不必要な手術を避けるためにも女性の急性腹症患者を診察する際は, CT骨盤腹膜炎も考慮し外科的治療をも考えることが重要である.
  • 花畑 憲洋, 三上 達也, 福田 真作, 辻 剛俊, 石黒 陽, 佐々木 賀広, 村田 暁彦, 田中 正則, 棟方 昭博
    日本大腸肛門病学会雑誌
    2007年 60 巻 3 号 151-155
    発行日: 2007年
    公開日: 2008/10/31
    ジャーナル フリー
    腹膜刺激症状
    を呈した偽膜性腸炎の2症例を経験した. 症例1は72歳, 女性. 気管支炎に対しTFLX, CFPN-PI投与後, 発熱, 下痢が出現し当科紹介, 感染性腸炎が疑われLVFXを投与されたが悪化したため入院となった. 症例2は62歳, 女性. 当院泌尿器科にて腹腔鏡下右副腎腫瘍摘出術施行後2週間目より腹痛, 下痢が出現し当科に紹介となった. 2症例とも経過中に
    腹膜刺激症状
    が出現し, 腹部CT検査で著明な上行結腸の壁肥厚と下部消化管内視鏡検査で偽膜を認めた. ともに偽膜性腸炎と診断し, 各々MNZ, VCMを投与し軽快した. 偽膜性腸炎は, 下部消化管内視鏡検査やClostridium difficile (CD) toxinの検出により容易に診断されるが, 時に重症化し
    腹膜刺激症状
    を呈することがあるので注意が必要である.
  • 蜂須賀 康己, 三好 明文, 福原 稔之, 船津 隆, 小林 展章
    日本臨床外科学会雑誌
    1998年 59 巻 12 号 3158-3162
    発行日: 1998/12/25
    公開日: 2009/01/22
    ジャーナル フリー
    咳漱が誘因となって発症したと思われる特発性腹直筋血腫の1例を経験した.症例は72歳,女性.咳をした直後,突然,右腹部痛,嘔気が出現し来院.右腹部全体に圧痛と,
    腹膜刺激症状
    を認めたが,左側に所見なし.腹部CTにて,右腹直筋鞘内にレンズ状の腫瘤像を認め,右腹直筋血腫と診断.保存的治療にて約40日で軽快した.最近10年間における本邦報告例, 37例について臨床像を検討した.本症は,比較的稀な疾患であり,平均年齢58.6歳で女性が78.4%を占める.
    腹膜刺激症状
    を認めることが多いが,原則的には保存的治療が可能である.診断の際に,本症を念頭に置かないと腹腔内病変と誤診し,不必要な開腹手術となることがある.腹部US, CTおよび, MRIは本症の診断に極めて有用であり,本症例においても不必要な開腹手術を回避することができた.
  • 須藤 博
    日本内科学会雑誌
    2008年 97 巻 4 号 872-877
    発行日: 2008年
    公開日: 2012/08/02
    ジャーナル フリー
  • 大塚 恭寛
    日本プライマリ・ケア連合学会誌
    2016年 39 巻 3 号 166-169
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/09/21
    ジャーナル フリー
    症例は動脈硬化性疾患と虚血性大腸炎 (ischemic colitis : IC) の既往を有する82歳の男性. 腹痛・下血を主訴に発症5時間後に当院内科を救急受診し, IC再燃の診断にて保存的治療を施行されたが, 急激な全身状態悪化を来して発症26時間後に当科を紹介初診. 腸間膜動脈塞栓症による腸管壊死に伴う敗血症性ショック・多臓器不全の診断にて当科紹介1時間後に緊急手術を施行. 血性腹水と全結腸の色調不良を認めたが各結腸動脈の拍動は触知され, 全結腸型壊死型ICと診断. 結腸全摘・回腸瘻造設術を施行したが, 術後2時間目に永眠された. ICの大半は予後良好であるが, 急激な経過から不幸な転帰をとる症例が稀ながらも存在することを念頭におき, 厳重なモニタ監視下において
    腹膜刺激症状
    ・全身性炎症反応症候群・ショック・代謝性アシドーシス出現の早期発見に努め, これら所見が出現した際には直ちに緊急手術を決断することが重要である.
  • 大塚 恭寛, 吉田 英生, 松永 正訓, 菱木 知郎, 大沼 直躬
    日本臨床外科学会雑誌
    2000年 61 巻 9 号 2381-2385
    発行日: 2000/09/25
    公開日: 2009/02/10
    ジャーナル フリー
    比較的稀な小児S状結腸軸捻転症(以下,本症)を2例経験したので報告する. ‹症例1›腹部膨満を主訴とした12歳女児で,腹部単純X線と注腸造影にてS状結腸過長症に合併した本症と診断した.全身状態が良好で
    腹膜刺激症状
    を認めなかったため,大腸ファイバースコープによる内視鏡的整復を施行した.しかし, 1年後に捻転の再発を来したため,待機的にS状結腸切除端々吻合を施行した.術後7年の現在,経過良好である. ‹症例2›腹痛を主訴とした9歳女児で,腹部単純X線と注腸造影にて本症と診断した.全身状態が不良で
    腹膜刺激症状
    を認めたため,緊急開腹を施行すると,過長なS状結腸が腸間膜根部を軸に時計軸方向に360度捻転して壊死に陥っていた. S状結腸を切除の上,一期的吻合を避け,両断端を腸瘻とし, 3カ月後に端々吻合を施行した.術後2年の現在,経過良好である.
  • 佐藤 政広, 堀江 久永, 小泉 大, 石橋 敏光, 安田 是和, 永井 秀雄
    日本臨床外科学会雑誌
    2003年 64 巻 4 号 920-923
    発行日: 2003/04/25
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
    症例は68歳,男性. 2002年1月5日発熱にて発症した.近医にて抗生物質を投与されるも解熱せず,黄疸を呈してきたため急性肝炎を疑われ入院加療を受けた.しかし状態は改善せず,上腸間膜静脈血栓が認められたため, 1月21日当院消化器内科へ転院した.腹部は平坦,軟で,
    腹膜刺激症状
    は認められなかった.血液検査では,白血球, CRP,総ビリルビンの上昇を認めた.腹部USおよびCT検査で肝腫大,脾腫,上腸間膜静脈血栓が認められ,虫垂近傍に径5 cmの膿瘍が描出された.静脈血培養ではグラム陰性桿菌が検出された.以上より本病態の原因は虫垂炎によるものと診断され1月23日当科紹介となり同日虫垂切除術およびドレナージ術が施行された.虫垂は後腹膜に穿孔し膿瘍を形成していた.
    腹膜刺激症状
    を呈さずに,敗血症,上腸間膜静脈血栓症および高ビリルビン血症を呈するに至った虫垂炎の貴重な症例と考え,文献的考察を加え報告する.
  • 小林 啓一, 日野 健, 中村 正直, 塩川 芳昭, 原 充弘, 齋藤 勇
    杏林医学会雑誌
    2000年 31 巻 1 号 90-
    発行日: 2000/03/31
    公開日: 2017/02/13
    ジャーナル フリー
  • 松友 寛和, 飯田 豊, 松原 長樹, 嘉屋 和夫
    日本臨床外科学会雑誌
    1998年 59 巻 6 号 1573-1576
    発行日: 1998/06/25
    公開日: 2009/01/22
    ジャーナル フリー
    腹膜刺激症状
    を呈し緊急開腹手術を行ったCrohn病の2例を報告する.【症例1】42歳,男性. 1991年10月2日,腹痛が自制できず来院,汎発性腹膜炎の診断で緊急開腹術を施行した.回腸終末より約150cm口側の位置より約50cmにわたり回腸は結節状の狭窄と小児頭大の拡張が認められた.病理組織学的には,全層性の炎症細胞浸潤と浮腫を認め, Crohn病初期像と診断された.【症例2】61歳,女性. 1995年9月5日,腹痛が増強するため来院,汎発性腹膜炎の診断で緊急開腹術となった.回腸終末部より約80cm口側の腸間膜側に穿孔を認め,その肛門側には約60cmにわたり数カ所の輪状狭窄が認められた.病理組織学的には,全層性の炎症細胞浸潤,類上皮細胞よりなる小結節が認められ, Crohn病と診断された. 2例とも回腸瘻を造設することなく一期的に腸管吻合を行ったが,合併症なく経過は良好である.
  • 森 貞浩
    超音波検査技術抄録集
    2021年 46 巻
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/06/14
    会議録・要旨集 フリー
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