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クエリ検索: "西田二郎"
54件中 1-20の結果を表示しています
  • 八木 亜記, 水谷 聡, 鈴木 英之, 千原 直人, 野村 聡, 小峯 修, 吉野 雅則, 星野 有哉, 尾形 昌男, 渡邉 昌則, 内田 英二
    Progress of Digestive Endoscopy
    2011年 79 巻 2 号 118-119
    発行日: 2011/12/10
    公開日: 2013/06/07
    ジャーナル フリー
  • 今井 玄夫, 西田 二郎
    日本医科大学雑誌
    1961年 28 巻 3 号 853-855
    発行日: 1961/03/15
    公開日: 2010/10/14
    ジャーナル フリー
  • 土田 明彦, 木村 幸三郎, 小柳 泰久, 青木 達哉, 日馬 幹弘, 西田 二郎, 坂本 啓彰, 三宅 恒行, 阪内 正純
    日本臨床外科医学会雑誌
    1991年 52 巻 11 号 2663-2667
    発行日: 1991/11/25
    公開日: 2009/03/31
    ジャーナル フリー
    肺癌はその解剖学的特性により早期に遠隔転移を来しやすいが,小腸転移は極めて少なく,本邦では自験例を含めて124例を数えるのみである.
    症例は75歳,男性で腹痛,嘔吐を主訴として来院.胸部単純X線像にて右上肺野に3.5×3.5cmの腫瘤陰影を認めた.また腹部単純X線像にて右横隔膜下のfree airと異常小腸ガス像を認めたため,消化管穿孔と診断し緊急手術を施行した.回盲部より口側約2mの回腸に鶏卵大の腫瘤があり,中心にφ3mmの穿孔部を認めた.腫瘤を含め,約60cmの小腸切除を行い端々吻合を施行した.組織学的には,肺を原発とする転移性の低分化型腺癌であった.
    術後1カ月頃より癌性胸膜炎による右胸水貯留を認めた.また腹部CTにて転移性と思われる両側副腎腫瘍を認め,次第に全身状態不良になり術後47日目に死亡した.
  • 新川 智佳子, 小池 修治, 那須 隆, 野田 大介, 石田 晃弘, 青柳 優
    耳鼻咽喉科臨床
    2011年 104 巻 10 号 733-739
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/10/01
    ジャーナル 認証あり
    Zenker’s diverticulum results from increased intrapharyngeal pressure and is very rare in Japan. We report a case of huge Zenker’s diverticulum treated by diverticulectomy. A 73-year-old man seen for dysphagia and anterior neck swelling after eating was suspected of Zenker’s diverticulum from computed tomography (CT) and magnetic resonance imaging (MRI) findings. We diagnosed the Zenker’s diverticulum by barium esophagram play, conducting the diverticulectomy due to the lesion size and clinical symptom. Clinical symptoms disappeared after surgery and no postoperative recurrence or esophageal stenosis has occured. Zenker’s diverticulum is so rare in Japan that no guidelines exist now.
  • 片山 公実子, 熊本 牧子, 大屋 貴広, 森田 剛平, 大林 千穂, 木村 弘
    肺癌
    2015年 55 巻 2 号 113-118
    発行日: 2015/04/20
    公開日: 2015/05/19
    ジャーナル オープンアクセス
    背景.肺癌の小腸転移例は,発見されにくく,発見時に全身状態が不良のため化学療法が施行可能な症例は多くない.症例.66歳男性.上腹部痛,黒色便,貧血で近医を受診しCTにて左下葉に径6 cm大の腫瘍,小腸に多発ポリープと腸重積,腸閉塞を認めた.ダブルバルーン小腸内視鏡検査を施行したところ,径5 mm~3 cmの亜有茎性隆起が多発していた.内視鏡下の生検組織とその後施行された小腸部分切除組織の病理所見は,肺腫瘍に対する経気管支肺生検と同様の組織像・免疫表現型を呈しており,肺大細胞神経内分泌癌,多発小腸転移と診断した.Carboplatin+etoposide併用療法を2コース施行後,原発巣と残存する多発小腸転移は著明に縮小し,一時帰宅可能な状態まで改善した.しかし3コース目終了後に,肺腫瘍の直接浸潤による左主気管支と食道狭窄の増悪を認めたためcarboplatin+paclitaxel併用療法へ変更したが肺病変の改善は認めず,入院第178病日に死亡された.結語.多発小腸転移を伴う症例に対して化学療法が一時的ではあるものの,QOLの改善に寄与した症例を経験した.
  • 小川 透, 西田 二郎, 鈴木 多恵子, 尾中 のり子
    日本細菌学雑誌
    1952年 7 巻 1 号 53-56
    発行日: 1952年
    公開日: 2011/06/17
    ジャーナル フリー
  • 友藤 克博, 中川 祐輔, 石田 直樹, 今井 良典, 渡邊 常太, 梶原 伸介
    日本臨床外科学会雑誌
    2016年 77 巻 6 号 1570-1574
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/12/29
    ジャーナル フリー
    今回われわれは,direct Kugel法術後にイレウスを発症した1例を経験したため報告する.症例は,81歳の男性.右鼠径ヘルニアに対してdirect Kugel法を施行した.術後翌日よりイレウスを発症し,術後10日目に腹腔鏡下イレウス解除術を施行した.イレウスの原因は,初回手術により腹膜欠損が生じ,欠損孔から腹膜前腔へ小腸が迷入しメッシュと強固に癒着していたためと考えられた.虫垂炎術後の既往があり,右下腹部の腹膜癒着が腹膜損傷の誘因となったと推測された.下腹部手術歴のある患者では,腹膜前腔の剥離操作は慎重に行う必要性があった.鼠径ヘルニア手術による術後イレウスは稀な合併症であり,なかでも本症例のように腹膜欠損部に起因する発症形態も念頭に置き,早期の発見,治療が重要であると思われた.
  • 立石 一成, 小泉 知展, 漆畑 一寿, 山本 洋, 花岡 正幸, 久保 惠嗣
    肺癌
    2012年 52 巻 3 号 310-314
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/08/07
    ジャーナル オープンアクセス
    背景.生前中に肺癌患者の転移性小腸腫瘍の診断は困難であるが,ダブルバルーン小腸内視鏡によって診断される報告が散見される.症例.62歳男性.黒色便と貧血を主訴に受診された.胸部単純X線写真で異常影を認め,肺癌が疑われた.出血源の検索に上部・下部消化管内視鏡,腹部造影CTを行ったが,出血源は特定できなかった.カプセル内視鏡およびダブルバルーン小腸内視鏡を施行し,上部空腸に潰瘍を伴う隆起性病変を認めた.空腸組織の組織診断で異型細胞を認め,免疫染色でthyroid transcription factor-1(TTF-1)およびPE10が陽性であった.肺原発の低分化型腺癌および転移性小腸腫瘍と診断した.化学療法としてcisplatinおよびpemetrexed併用療法を4コース施行した.経過中に腹部症状は認めなかった.肺野病変は不変であった.化学療法後,ダブルバルーン小腸内視鏡を再検したところ潰瘍は瘢痕化し,輸血を施行せずに貧血は改善した.結語.肺癌からの転移性小腸腫瘍における化学療法の治療効果を内視鏡的に観察した報告はないため,報告した.
  • 安 英男, 間中 大, 池田 有紀, 大田 多加乃, 西川 泰代, 川口 清貴
    日本臨床外科学会雑誌
    2019年 80 巻 5 号 1013-1017
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/11/30
    ジャーナル フリー

    症例は80歳,男性.2017年3月に左鼠径ヘルニア(日本ヘルニア学会分類 ヘルニア分類:I-2)に対して腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術(transabdominal preperitoneal inguinal hernia repair;以下,TAPP)を施行した.2018年8月に腹痛を主訴に受診.CT画像よりTAPPでの腹膜閉鎖部への癒着による絞扼性腸閉塞と診断し,緊急で開腹手術を施行した.手術所見では腹腔内の癒着は1箇所しかなく,腹膜閉鎖部とS状結腸の結腸垂との癒着が原因となって発症した絞扼性腸閉塞であった.小腸切除ならびに癒着剥離を施行し,癒着剥離部と創直下に癒着防止剤を留置して手術を終了した.TAPP施行時に腹膜閉鎖部の癒着防止を心掛けることが必要と考えられた.

  • 久米 修一, 久保田 竜生, 平田 貴文, 平島 浩太郎
    日本臨床外科学会雑誌
    2011年 72 巻 9 号 2290-2293
    発行日: 2011年
    公開日: 2012/03/25
    ジャーナル フリー
    患者は84歳,女性.82歳時,右閉鎖孔ヘルニアに対し他院でメッシュを用いた手術を受けた.2年後に腹痛と嘔吐のため当科を受診し,腹部単純レントゲン,腹部CTにてイレウスの診断で入院となった.イレウス管にて改善しないため開腹したところ,シート状のメッシュに小腸の強い癒着を認め,イレウスの原因となっていた.メッシュを腹壁および小腸から剥離し,摘出した.
    ヘルニアの修復にメッシュを用いる機会は増えてきているが,これが腹腔内に露出すると,癒着の原因となる.ヘルニア術後のイレウス症例ではメッシュによる腸管癒着を念頭におく必要があると考え,文献的考察を加え報告する.
  • 山田 宏之, 養父 志乃夫, 中島 敦司, 中尾 史郎, 松本 勝正, 真砂 晋兵
    日本緑化工学会誌
    1999年 25 巻 4 号 571-574
    発行日: 2000/05/20
    公開日: 2011/02/09
    ジャーナル フリー
  • 榎本 義久, 島﨑 猛
    日本腹部救急医学会雑誌
    2022年 42 巻 7 号 777-780
    発行日: 2022/11/30
    公開日: 2023/06/01
    ジャーナル フリー

    症例は77歳,男性。左鼠径部の膨隆を主訴に受診となった。疼痛はなく,臥位で容易に還納された。CT所見では,左下腹壁動静脈内側から大網の脱出を認め,左内鼠径ヘルニアと診断した。腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術(transabdominal preperitoneal approach:以下,TAPP)を施行したところ,術後2日目に腹部膨満,嘔気を生じ,腸閉塞を認めた。イレウス管を留置したが,改善乏しく,CT所見では,血流障害はないが,closed loopが疑われ,術後7日目に腸閉塞解除術を施行した。腸閉塞の原因はTAPP時の腹膜閉鎖部から膀胱前腔への小腸の脱出であった。腸管の血流障害はなく腸管切除の必要はないと判断し,整復して腹膜を閉鎖した。再手術後は経過良好で,術後15日目に退院となった。TAPPは近年増加傾向にあり,それに伴い従来法では起こらなかった合併症の報告が散見されている。TAPP術後早期に発生した腸閉塞の1例を経験したため,若干の文献的考察を加えて報告する。

  • 長田 圭司, 中村 公治郎, 塩田 哲也, 松浦 正徒, 岩﨑 純治
    日本腹部救急医学会雑誌
    2021年 41 巻 5 号 319-323
    発行日: 2021/07/31
    公開日: 2022/02/03
    ジャーナル フリー

    腹腔鏡下ヘルニア修復術(transabdominal preperitoneal repair:以下,TAPP)は低侵襲でヘルニア門の確実な視認が可能であり,近年症例数が増加傾向にある。一方で腹腔内操作を伴わない従来のヘルニア修復術では起こり得ないTAPP特有の合併症が起こりうる。TAPP術後に腹膜縫合閉鎖部の裂隙に小腸が嵌頓し腸閉塞を発症した症例を経験した。症例は82歳男性。右鼠径ヘルニアに対しTAPPを施行した。術後2日目に腸閉塞の診断で緊急手術を施行した。腹腔鏡下に観察すると,腹膜縫合閉鎖部に生じた腹膜の裂隙を通して小腸が膀胱前腔に嵌入し,腸閉塞をきたしていた。腹膜縫合糸を切離し小腸の嵌頓を解除し,腹膜を再縫合閉鎖した。TAPP術後の腹膜縫合閉鎖部裂隙には腸管が嵌入しうるので,腹膜縫合閉鎖に際しては強度をもたせた隙間のない縫合を心がけるとともに,この病態を念頭に術後の観察を行う必要がある。

  • 金澤 周, 大島 貴, 山本 直人, 佐藤 勉, 高川 亮, 牧野 洋知, 永野 靖彦, 藤井 正一, 今田 敏夫, 國崎 主税
    日本消化器外科学会雑誌
    2009年 42 巻 5 号 499-504
    発行日: 2009/05/01
    公開日: 2011/12/23
    ジャーナル フリー
     症例は52歳の女性で,心窩部痛の精査のためのCTで膵頭部腫瘍を指摘され当院を紹介受診した.上部消化管内視鏡検査でVater乳頭の2.5 cm肛門側で乳頭側に4 cm大の粘膜下腫瘍を認めた.超音波内視鏡検査で十二指腸の第4層と連続する腫瘍を認め,十二指腸gastrointestinal mesenchymal tumor(以下,GIMT)と診断した.悪性も否定できないため,十二指腸分節切除術を施行.再建はTreiz靭帯より30 cmの空腸を切離し後結腸経路で空腸を挙上し,十二指腸下行脚と側々吻合した.空腸の口側断端は盲端とし,挙上空腸と側々吻合した.病理組織学的診断は平滑筋腫であった.術後経過は良好で,術後造影検査で吻合部の通過は良好であった.本邦においてVater乳頭対側のGIMTに対する楔状切除の報告は多いが,膵臓側のGIMTに対し分節切除後に再建した報告は少ないため,文献的考察を加え報告する.
  • 後町 杏子, 磯部 和順, 阪口 真之, 坂本 晋, 渋谷 和俊, 本間 栄
    肺癌
    2010年 50 巻 1 号 21-26
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/03/29
    ジャーナル オープンアクセス
    背景.肺癌回腸転移は生前診断されることは稀である.症例.症例1は61歳男性.非小細胞癌の術後再発で,化学療法中に急性腹症を発症した.胸部X線,腹部CTにて腹腔内にfree airを認め,消化管穿孔と診断した.緊急手術を行ったところ,回腸に腫瘍を認め,肺癌の回腸転移による消化管穿孔と診断した.術後3日目に敗血症で死亡した.症例2は72歳男性.非小細胞癌(cT3N2M1,stage IV)で,化学療法施行中に急性腹症と大量下血を認めた.保存的治療では症状が改善せず,開腹手術を行ったところ回腸に腫瘍を認め,肺癌回腸転移からの出血と診断した.術後1カ月で癌死した.結論.今後,急性腹症を生じ緊急処置を要する可能性のある小腸転移の早期発見を目的としたFDG-PETやPET-CT検査によるスクリーニング,さらに消化管に集積を認めた症例には,積極的な消化管内視鏡検査による診断が必要であると考えられた.
  • I Escherichia coli var. communisに対する醗酵乳の殺菌作用
    八木 直樹, 角野 武司, 福田 正彦
    日本畜産学会報
    1957年 28 巻 2 号 116-120
    発行日: 1957/06/30
    公開日: 2011/01/25
    ジャーナル フリー
    The bactericidal action of fermented milk on Escherichia coli var. communis was investigated experimentally.
    1) The sterilizing power of fermented milk, displayed when E. coli is inoculated directly in it, acts on E. coli very vigorously, and at pH 3.6, it takes about 30 minutes for the milk to sterilize the germs in it.
    2) When the latex in which both lactic-acid baceria and E. coli are contained, is made to fermented milk, the E. coli in fermented milk lives for a much loger period than that mentioned above.(SeeFigs. 3 & 4).
    3) The amount of viable E. coli fermented with lactic-acid bacteria in milk increases until the pH reaches 4. After that, it rapidly decreases to zero at pH3.5-3.6 if the fermentation continues (See Figs. 2 & 4).
    4) If the fermented milk is refrigerated during the process of fermentation for the purpose of suppressing or stopping the metabolism of E. coli, the E. coli lives for a very long time even in the pH range in which the bactericidal action might be displayed (See Fig. 5).
    5) The principal cause of the bactericidal action of fermented milk is lactic acid produced by lactic culture.
  • 上田 康二, 萩原 信敏, 野村 務, 松田 明久, 栗山 翔, 吉田 寛
    日本腹部救急医学会雑誌
    2022年 42 巻 6 号 699-703
    発行日: 2022/09/30
    公開日: 2023/03/31
    ジャーナル フリー

    鼠径ヘルニア手術において腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術(transabdominal preperitoneal hernia repair:以下,TAPP)を選択する施設が増加している。TAPPでは従来の前方アプローチ法と比較して発症率の高い合併症があり,術後の腸閉塞もその1つである。TAPP術後の腹膜閉鎖部間隙より腹膜前腔への小腸の嵌入が引き金となり腸閉塞を発症した2症例を経験したので報告する。症例は86歳男性と79歳男性。前者は術後18日目,後者は術後2日目に腸閉塞の診断で緊急手術を行った。いずれも腹膜閉鎖部の間隙より腹膜前腔に小腸が嵌入したことが契機となり腸閉塞を発症していた。前者は腸切除を要し,後者は腹膜間隙の再縫合のみで手術を終了した。TAPPを施行する際は,確実な腹膜閉鎖を行うことが肝要であり,腸閉塞が疑われた際には早急な対応が重要であると考えられた。

  • 倉田 徹, 片野 薫, 東海 竜太朗, 萩野 茂太, 庄司 泰弘, 佐々木 省三, 北川 裕久, 藤村 隆
    日本腹部救急医学会雑誌
    2018年 38 巻 7 号 1241-1245
    発行日: 2018/11/30
    公開日: 2020/02/06
    ジャーナル フリー

    症例は49歳,男性。近医で約2週間前に右鼠径ヘルニア(日本ヘルニア学会分類:Ⅱ–2型)に対しDirect Kugel法で修復術を施行された。前日からの腹部膨満感を主訴に当院受診し,ヘルニア修復のメッシュ部位への癒着が起点となった癒着性イレウスと診断し,緊急で腹腔鏡下手術を施行した。ヘルニア修復部に腹膜欠損を認め,同部位で小腸がメッシュに強固に癒着し腹膜前腔へ脱出し,イレウスを呈していた。メッシュごと腸管周囲剝離を行い,transabdominal preperitoneal hernia repair(TAPP法)に準じて再修復を行った。メッシュが癒着した小腸は小開腹下に切除した。初回手術時の腹膜損傷が原因と考えられ,腹膜前腔の剝離操作は慎重に行う必要があった。鼠径ヘルニア術後のイレウスはまれだが,腹膜欠損による発症形態を念頭に置き,早期診断と積極的な手術加療が重要であると考えられた。

  • 奥山 通雄
    産婦人科の進歩
    1971年 23 巻 5 号 400-405
    発行日: 1971年
    公開日: 2011/10/11
    ジャーナル フリー
  • 岸 知輝, 濱島 ちさと
    日本消化器がん検診学会雑誌
    2014年 52 巻 4 号 431-440
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/08/15
    ジャーナル フリー
    高濃度バリウムで誤嚥増加が報告されており, 偶発症調査が求められている。2012年度医薬品医療機器総合機構(以下, PMDA)報告を用い偶発症発症率を推計し, 2010年度精度管理委員会報告(以下, 委員会報告)と比較し偶発症調査の課題を検討した。偶発症発症率は分母となる検診受診者数を変化させ感度分析を行った。
    全国集計委員会報告が検診受診者の半数を把握していると仮定したシナリオでのPMDA推計値は, 偶発症死亡率(10万人対)は0.036であり委員会報告の0.032と同等の結果となった(P=0.91)。しかし誤嚥発症率推計値は委員会報告より有意に低く(P<0.05), 消化管穿孔発症率推計値は委員会報告より有意に高く(P<0.05)結果は乖離していた。
    非常に重篤な死亡は比較的正確に把握できているが, 誤嚥や消化管穿孔は正確に把握できていない可能性がある。偶発症を定義しモニタリングを継続する必要がある。
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