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クエリ検索: "門脇知子"
29件中 1-20の結果を表示しています
  • 門脇 知子
    歯科基礎医学会雑誌
    2000年 42 巻 6 号 536-545
    発行日: 2000/12/20
    公開日: 2010/06/11
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  • 濱田 昌子, 五味 満裕, 吉田 明弘
    日本歯周病学会会誌
    2021年 63 巻 4 号 183-189
    発行日: 2021/12/28
    公開日: 2022/01/14
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    ヒノキチオールは殺菌効果を有し,歯肉炎及び歯周炎の抑制効果が認められている成分である。本研究では,ヒノキチオールが歯周病原細菌Porphyromonas gingivalis(以下,P.gingivalis)のクオラムセンシングに及ぼす影響について解析した。Vibrio harveyiを用いたオートインデューサー-2(以下,AI-2)バイオアッセイにより,20~300 μMのヒノキチオールにAI-2の阻害活性が認められ,P.gingivalisの培養上清由来のAI-2を阻害する可能性が考えられた。そこで,殺菌力を発揮しない低濃度のヒノキチオールを用いて,P.gingivalisのバイオフィルム形成及びジンジパイン産生に及ぼす影響について解析した。その結果,ヒノキチオールはP.gingivalisのバイオフィルム形成を抑制し,ウェスタンブロット解析により,ヒノキチオールは膜結合型Arg-gingipain,分泌型Arg-gingipain,Lys-gingipainの産生を抑制することが明らかとなった。以上の結果から,ヒノキチオールは,P.gingivalisのAI-2を介したクオラムセンシングの阻害によるバイオフィルム形成やジンジパイン産生の抑制により,歯周病の抑制効果を発揮している可能性が示された。

  • 山本 健二, 門脇 知子, 岡元 邦彰, 安部 直子, 中山 浩次
    炎症
    1998年 18 巻 4 号 259-264
    発行日: 1998/07/31
    公開日: 2010/04/12
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    The anaerobic oral bacterium Porphyromonas gingivalis is thought to be a major etiologic agent of progressive periodontal disease. Recently, two major cysteine proteinases responsible for trypsine-like activity from the organism were purified from the culture supernatant of various P. gingivalis strains, termed “Arg-gingipain (RGP) and Lys-gingipain (KGP) ”. The secretory RGP and KGP were shown to be associated with periodontal tissue breakdown and disruption of the normal host defense mechanisms. To further clarify their virulence, RGP-and KGP deficient mutants were constructed by gene disruption using suicide plasmid systems. The RGP-null mutant showed a remarkable loss of both the suppressive activity of PMN functions and the hemagglutinating activity observed with the wild-type strain, suggesting that RGP is responsible for these activities of the organism. The RGPnull mutant also showed the defect in fimbriation and processing of prefimbrilin and the 75-kDa surface protein precursor, suggesting that RGP is involved in processing and translocation of certain cell surface proteins of the organism. On the other hand, the KGP-deficient mutant, like the wild type strain, strongly retained the abilities to suppress the PMN bactericidal activity and to hemagglutinate, but it could not form the black pigmentation of colonies when grown in blood agar plate. P. gingivalis is known to stockpile heme from hemoglobin in blood agar, resulting in the black pigmentation. Therefore, KGP appeared to be involved in the adsorption and degradation of hemoglobin and the heme accumulation in the organism.
  • 西 隆四郎, 西 憲祐, 山野 貴史
    口腔・咽頭科
    2022年 35 巻 1 号 49-54
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/07/15
    ジャーナル フリー
    今回,ステロイド長期内服による免疫抑制状態患者において,歯性感染症を契機とした下顎骨骨髄炎に続発した急性化膿性耳下腺炎を経験した.初診時の臨床所見からは耳下腺悪性腫瘍を疑ったが,細胞診では炎症性変化で化膿性耳下腺炎と診断した.しかしながら,ステノン管開口部からの排膿はなく,頻度の高い逆行性感染は否定的であった.細菌検査で歯周病菌であるPorphyromonas gingivalisを検出したこと,CTで左下顎に歯根嚢胞および左下顎骨骨髄炎を認めたことから,歯根嚢胞の化膿を契機に発症した下顎骨骨髄炎の増悪により,炎症が隣接する耳下腺へ波及したと診断した.過去の報告に従って,4週間という長期間の抗菌薬投与を行い,骨髄炎の改善を認めた.免疫抑制患者における難治性耳下腺炎では原因として骨髄炎の関与を疑う必要があると考える.
  • 松本 妃可, 吉嶺 嘉人, 西垣 奏一郎, 小野 真紀子, 赤峰 昭文
    日本歯科保存学雑誌
    2007年 50 巻 3 号 379-385
    発行日: 2007/06/30
    公開日: 2018/03/31
    ジャーナル フリー
    歯内治療の結果を成功させるには,根管内を可及的に無菌化することが非常に重要である.機械的拡大や化学的清掃を補う手段としてのレーザーの可能性に着目し,本研究では,Er:YAGレーザーによる根管内殺菌効果に関して,ウシの歯根象牙質感染モデルを用いて,顕微鏡レベルでの形態学的な観察を行った.実験には,ウシの前歯歯根の象牙質を使用した.歯髄組織を除去後,試料をEnterococcus faecalis菌の入った培地中で5日間培養し,その後,根管内照射用チップR135T(先端内径135μmの円錐型チップ)を装着したEr:YAGレーザーを30,50,70mJのエネルギー量で照射した.殺菌効果の観察は,光顕と透過型電顕にて行った.5日間の培養後,多数のグラム陽性菌が約500μmの深さまで象牙細管内に侵入している様子が観察された.レーザー照射後,皿状の陥凹部が形成され,陥凹部はエネルギー量に比して大きくなる傾向にあることが光顕で観察された.陥凹部の表層直下では,いくらかの細菌が観察されたが,透過型電顕で観察すると,それらの細菌はその基本的形態を保持していた.また,コントロール群として5%NaOClに3分間浸漬した象牙質片の光顕像では,表層の象牙細管内にも多数の細菌を認めた.結果より,Er:YAGレーザーの殺菌効果は主に蒸散作用によることが示唆された.また,洗浄液を効果的に作用させるためには使用法や使用時間に配慮する必要があると考えられる.Er:YAGレーザーを用いて象牙質深部の細菌を完全に死滅させるのは困難であるように思われた.
  • 松本 妃可, 吉嶺 嘉人, 西垣 奏一郎, 小野 真紀子, 赤峰 昭文
    日本歯内療法学会雑誌
    2008年 29 巻 2 号 119-124
    発行日: 2008年
    公開日: 2017/12/30
    ジャーナル フリー

    Abstract : The purpose of this study was to investigate the antibacterial effects of Er:YAG laser on experimentally infected bovine root canals in vitro. After the pulp tissue was removed, samples were inoculated with a suspension of Enterococcus faecalis for 5 days, and subsequently irradiated by an Er:YAG laser equipped with a cone-shaped tip (core diameter : 400 μm) at a power of 50 mJ. The disinfecting efficacy was evaluated using scanning electron, light, and fluorescence microscopies. Bacteria stained with Gram staining were seen in the dentinal tubules at the mean depth of 500 μm after incubation for 5 days. Scanning electron microscopic investigation revealed that the bacterial layer of the inner dentin surface had been eliminated. On the other hand, some bacterial colonies were seen immediately adjacent to the lased surface. However, live and dead staining showed that bacteria seemed to be dead at least 100 μm from the inner dentin surface. These results suggest that the Er:YAG laser has bactericidal effects not only on the ablated dentin surface, but also on the deeper dentin layer.

  • 藤田 孝, 梶川 好輝, 西村 あずさ, 福井 博一
    植物環境工学
    2008年 20 巻 4 号 247-252
    発行日: 2008/12/01
    公開日: 2009/09/04
    ジャーナル フリー
    サンダーソニアのクローン増殖を目的として,生殖成長器官である花茎の頂端分裂組織からの形態形成に及ぼすサイトカイニンの影響を検討した.NAAとサイトカイニン(BAP,TDZ,あるいはCPPU)を組み合わせて添加した培地で培養した結果,NAA 0.0μMとTDZ3.2μM,NAA3.2μMとTDZ 1.0μM,NAA3.2μMとTDZ3.2μM,NAA3.2μMとCPPU 3.2μMを組み合わせた4培地区において,供試したすべての花茎の頂端分裂組織から多芽体が形成された.多芽体のなかには多数の微細な不定芽によって構成されているものがあり,それを分割することで,多芽体が増殖した.多芽体からはシュートの伸長がみられるとともに,伸長したシュートの基部には子球の形成が観察されたことから,サンダーソニアの花茎の頂端分裂組織をこれらの培地区で培養することによって,サンダーソニアのクローン増殖が可能となると判断された.
  • 稲垣 みずき, 大谷 浩淑
    日本歯周病学会会誌
    2021年 63 巻 3 号 143-150
    発行日: 2021/09/30
    公開日: 2021/09/30
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    歯周病原細菌Porphyromonas gingivalisは歯肉上皮細胞へ感染することで,歯周病の病因に関与することが知られている。本研究では,ヒノキチオールおよびシャクヤクエキスの,P. gingivalisの歯肉上皮細胞への感染に対する影響を調査した。

    精製したP. gingivalis培養上清中のジンジパイン活性を測定したところ,ヒノキチオールおよびシャクヤクエキスはジンジパイン活性を抑制した。P. gingivalisとヒト歯肉上皮細胞(Ca9-22)を共培養し,細胞表面に付着した生菌数を計測したところ,シャクヤクエキスはP. gingivalisのCa9-22表面への付着を抑制した。P. gingivalisとCa9-22を共培養し,細胞内に侵入した生菌数を計測したところ,ヒノキチオールおよびシャクヤクエキスは,Ca9-22細胞内に侵入したP. gingivalis生菌数を減少させた。

    ヒノキチオールはジンジパイン活性を抑制することで,シャクヤクエキスはジンジパイン活性およびP. gingivalisの細胞への付着を抑制することで,歯肉上皮細胞内に侵入したP. gingivalis生菌数の減少に寄与することが示唆された。

  • 藤田 孝, 杉村 謙一郎, 門脇 知子, 畑本 均, 高橋 哲也, 久保木 篤, 大川 恵子, 不破 規智, 桜井 聡子, 福井 博一
    植物環境工学
    2006年 18 巻 2 号 123-129
    発行日: 2006年
    公開日: 2007/06/01
    ジャーナル フリー
    サンダーソニアの効率的な大量増殖法を明らかにするために,生長調節物質の組み合わせおよび濃度とL-プロリンの効果を検討した.胚珠からの不定芽形成はNAAとBAPの組み合わせた培地で観察され,NAA 0.27 μMとBAP 2.22 μMを添加した区で最も高かった.NAA 0.27 μMとBAP 2.22 μMを添加した初代培養後にNAA 0.54 μMとBAP 11.1 μMを添加した培地に継代培養することで,不定芽および多芽体を効率よく増殖することができ,培養4.5か月後には不定芽形成率は69.6%,多芽体形成率は34.8%に達した.L-プロリンの添加による不定胚形成促進効果は認められなかったが,継代培地へのL-プロリンの添加によって不定芽および多芽体形成は促進され,不定芽形成率は91.3%,多芽体形成率は43.5%に達した.
  • ―とから列島口之島の事例―
    鈴木 継美
    民族衛生
    1979年 45 巻 3 号 85-91
    発行日: 1979年
    公開日: 2011/02/25
    ジャーナル フリー
    For each individual in the family-register on Kuchinoshima in the Tokara Islands, Kagoshima Prefecture and the list of deceased registrants in the family-register, the date of demographic events; birth, death, emigration and immigration, was transcribed in 1973. Population size and vital statistics including migration in the family register were reconstituted from the transcribed information. When compared with the historical population size of inhabitants on the island (PS-I), the population size in the family-register (PS-R) differed differently according to the time-period. PS-I and PS-R were identical in1885.1900, and thenceforth up to 1944, PS-R exceeded PS-I to a small extent in 1900-1930 and to a great extent in 1930-1944. A sharp increase in PS-I happened around 1950?when PS-I exceeded PS-R. In 1960s, PS-I decreased and PS-R stayed rather constant. High birth rates with some fluctuation (30-44 per 1, 000 of population) were observed in 1885.1944, and thenceafter the birth rate turned to decrease with a transient increase in 1950-1954. The highest death rate was observed in 1945-1949 and in the period of 1885-1944 the death rate was in an estimated range of 8-16 per 1, 000 of population. The population of the register exchanged the female to and from the other part of Japan; Kagoshima Pref. in the early time and Kyushu and Honshu in the recent time, but only exported the male.
  • ファルマシア
    2023年 59 巻 6 号 603-611
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/06/01
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  • 筑波 隆幸, 山本 健二
    日本薬理学雑誌
    2003年 122 巻 1 号 15-20
    発行日: 2003年
    公開日: 2003/06/24
    ジャーナル フリー
    カテプシンEは免疫細胞や皮膚などに限局的に存在する細胞内アスパラギン酸プロテアーゼである.我々はカテプシンEの機能を解析するために遺伝子欠損マウス(ノックアウトマウス)を作成した.カテプシンE欠損マウスは無菌(Specific pathogen-free, SPF)環境下で飼育しても,全く異常は認められなかったが,コンベンショナル(Conventional)環境下で飼育するとアトピー性皮膚炎様症状を示した.このマウスは病理組織学的にもアトピー性皮膚炎の特徴である表皮肥厚と皮下組織への好酸球,マクロファージ,リンパ球,肥満細胞などの細胞浸潤が認められた.また,血液学的解析でも,高好酸球血症と高IgE血症が見られ,脾臓細胞からのIL-4,IL-5などのTh2サイトカインの産生上昇が観察された.さらに,血清でのIL-1βおよびIL-18濃度の上昇とこれらのサイトカインの生物学的半減期の遅延が認められた.アトピー性皮膚炎患者においても,カテプシンE量が健常者とくらべて有意に減少していることから,ヒトおよびマウスともにカテプシンEの欠損あるいは低下によりアトピー性皮膚炎発症を惹起することが分った.
  • 化学と生物
    2002年 40 巻 2 号 72-81
    発行日: 2002/02/25
    公開日: 2009/05/25
    ジャーナル フリー
  • 日本歯周病学会会誌
    1990年 32 巻 Supplement2 号 92-101
    発行日: 1990/10/08
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 日本歯周病学会会誌
    1990年 32 巻 Supplement2 号 102-111
    発行日: 1990/10/08
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
  • 國松 和司
    岩手医科大学歯学雑誌
    2003年 28 巻 3 号 145-157
    発行日: 2003/12/24
    公開日: 2017/03/21
    ジャーナル フリー
  • 化学と生物
    1994年 32 巻 12 号 758-768
    発行日: 1994/12/15
    公開日: 2009/05/25
    ジャーナル フリー
  • 日本細菌学雑誌
    2018年 73 巻 1 号 156-170
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/02/25
    ジャーナル フリー
  • 日本細菌学雑誌
    2017年 72 巻 1 号 173-188
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/02/24
    ジャーナル フリー
  • 日本細菌学雑誌
    2016年 71 巻 1 号 166-180
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/02/25
    ジャーナル フリー
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