金沢大学附属特別支援学校
2024 年 47 巻 Suppl. 号 p. 21-24
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場面緘黙症の介入結果の評価方法は,介入者がビデオ観察やチェックリストなどを用いて目視による間接的観察法によって行われていた.そのため介入結果に対する評価には多大な時間を費やし,介入効果の客観的な評価に欠ける恐れがあった.本研究では,場面緘黙症の生徒に介入を実施した際の介入結果の評価方法として身体リズム周波数を用いた手法を提案する.場面緘黙症児1名に対する介入結果に対して実施したところ,身体リズム周波数によって場面緘黙児の発話に至るまでの介入結果を評価できる可能性が示された.
日本教育工学雑誌
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