日本きのこ学会誌
Online ISSN : 2432-7069
Print ISSN : 1348-7388
ツキヨタケ(Omphalotus guepiniformis)由来物質illudin Sの毒性の再検討 : 抗菌および抗線虫活性
春口 佐知, 中島 清美, 増田 健太, 松永 洋平, モンコンタナーラク ウィヤダ, 金田 依子, 北村 直樹, 一柳 剛, 河野 強, 霜村 典宏, 會見 忠則
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2013 年 21 巻 2 号 p. 88-91

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抄録
毒きのこツキヨタケ(Omphalotus guepiniformis)は,嘔吐と下痢の徴候を引き起こすとされている.ツキヨタケ子実体中に検出されるilludin Sがその原因物質であると考えられているが,その作用については不明な点が多い.本研究では,ツキヨタケ自身の生存におけるilludin S産生の意義を考察する目的で,illudin Sの細菌,真菌,線虫に対する作用を検討した.抗線虫活性は,抗細菌活性と同様に検出できたが,真菌の増殖には全く影響しなかった.これらの成績は,illudin Sが抗線虫活性を持つことを記した初めての報告である.
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2013 日本きのこ学会
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