日本食品科学工学会誌
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茹で稲庭うどんの破断強度に及ぼす空隙の影響
大久 長範大能 俊久熊谷 昌則
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2006 年 53 巻 2 号 p. 91-95

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抄録

1)稲庭うどんのタンパク質含量と茹で麺の表面の硬さ(H1),全体の硬さ(H2)及びH2/H1の関係を調べた.H2/H1とタンパク質含量とは負相関になった(r=-0.61).
2)同一企業でタンパク質含量(10.3%,9.6%)の異なる稲庭うどんの空隙を調べたところ,タンパク質含量が低い方が平均長径が大きくなった.
3)各種の稲庭うどんの横断面の空隙率とH2/H1には空隙率が8%から10%に最大値があり,それを越えるとH2/H1が低下するという傾向があった.

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© 2006 日本食品科学工学会
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