東洋大学 食環境科学部 東京大学大学院農学国際専攻
東洋大学 食環境科学部
群馬県水産試験場
東京大学大学院農学国際専攻
2020 年 67 巻 3 号 p. 92-100
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アユ種苗生産において選別された,仔魚から成魚までの体成分を分析し,抗酸化能を調べ,その食品としての有効利用を検討した.アユ仔魚にはn-3系脂肪酸の存在割合が高く,遊離アミノ酸が多かった.抗酸化能もアユ仔魚で最も高く,可食部のみを分析した成魚に至るまでに有意な減少を示した.引き続きアユ可食部ならびに仔魚を用いた加工品としてアユせんべいを作成した.これを官能評価したところ,アユ筋肉,アユ仔魚,片栗粉で調製したアユせんべいが好ましいと判断された.
農産加工技術研究會誌
日本食品工業学会誌
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