日本食品科学工学会誌
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ビタミンK3添加化学発光法を用いた細胞致死性の測定
山庄司 志朗一色 賢司
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1997 年 44 巻 6 号 p. 424-429

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抄録

(1) NIH/3T3細胞とビタミンK3の酸化還元反応で生じるH202の生成量の減少率から,食品および食品添加物の細胞致死性を測定することが可能であった.
(2) エタノールや蒸留水の細胞致死性が観察されない5%容量で検査したところ,一部のアルコール飲料や非アルコール飲料は細胞致死性を示した.
(3) 流動食品の液体を5%容量で直接培養液に添加して,細胞致死性の有無を調べることが可能であった.
(4) 抗酸化剤や保存料の細胞致死性が4時間以内で検出された.

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© 社団法人 日本食品科学工学会
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