東京理科大学工学部工業化学科
奈良女子大学研究院自然科学系化学領域
2024 年 24 巻 6 号 p. 249-253
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中性子小角散乱(SANS)は,時々刻々と変化する泡沫の構造を調べるのに有効な手法である。近年,筆者らは,SANSを中心にさまざまな測定方法を組み合わせることで,界面活性剤が形成する泡沫の膜厚や水量など,泡膜内部の情報を一度に定量的に得ることに成功した。本稿では,SANSを用いた各種界面活性剤によって安定化された泡沫のミクロ構造評価について紹介する。
日本油化学会誌
油化学
油脂化学協会誌
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