日本水産学会誌
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ホタテガイ中腸腺を含む加工残渣からの亜臨界水処理によるカドミウム分離
梅木 千真, 吉井 盛詞, 齋藤 真敏, 今間 典子, 徳田 昌則
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2010 年 76 巻 2 号 p. 204-209

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抄録
ホタテガイ中腸腺(ウロ)に含まれるカドミウム(Cd)の分離除去方法として,亜臨界水処理法の確立を図った。ウロを含む試料を亜臨界水処理し,液相と固相に分離した試料について,それぞれ ICP 測定を行い Cd 濃度を定量した。
  150°C 以上の処理を行なうと,液相中の Cd 濃度は,4 倍希釈試料において 1 mass ppm 以下に低下し,Cd は固相へ濃縮した。本現象は処理温度及び試料の pH に強く依存し,pH 4.5 が最適であった。処理温度の上昇に従って Cd が濃縮した固相重量は減じ,200°C 処理を行なった場合には,原料湿重量に対して 20 mass% 以下となった。
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© 2010 公益社団法人 日本水産学会
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