2019 年 85 巻 3 号 p. 340-342
アユに病原性を示す3種の細菌Flavobacterium psychrophilum, Pseudomonas plecoglossicidaおよびVibrio anguillarumを同時に検出できる既報のマルチプレックスPCR (M-PCR)法を改良し,Edwardsiella ictaluriも検出できる新たなM-PCR法の開発を試みた。gyrB領域を標的としたM-PCR法は,陽性対照から目的とするPCR増幅産物のみが得られ,各細菌の検出限界値は10-100 fg/PCR tubeであった。また,E. ictaluri感染実験魚組織からも検出が可能であった。このように,主要なアユ病原細菌4種を同時に検出できるM-PCR法が開発できた。