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国際教養大学 アジア地域研究連携機構研究紀要
Online ISSN : 2433-5657
Print ISSN : 2189-5554
ISSN-L : 2189-5554
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巻号一覧
14 巻 (2022)
13 巻 (2021)
12 巻 (2021)
11 巻 (2020)
10 巻 (2020)
9 巻 (2019)
8 巻 (2019)
7 巻 (2018)
6 巻 (2018)
5 巻 (2017)
4 巻 (2017)
3 巻 (2016)
2 巻 (2016)
1 巻 (2015)
5 巻
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子が語る父親の戦争 −秋田の農村における記憶の継承−
椙本 歩美
2017 年 5 巻 p. 1-14
発行日: 2017年
公開日: 2018/09/27
DOI
https://doi.org/10.24687/iasrc.5.0_1
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戦争を体験した者が高齢化していくなかで、戦争体験の語り手は体験者から次世代へと移りつつある。ここでは、戦争中に幼児期を過ごした世代による記憶の継承を取り上げる。具体的には、秋田県の農村において、出征した父親の戦争体験についてその子が 語る記憶の継承である。語り手は、父親から聞いた体験と自らの体験を織り交ぜながら、語りを紡ぎだす。子の視点で戦争体験を語る行為は、語り手が同時に聞き手としての立場を有する特徴があり、それにより父親の帰りを待つ家族の様子や心情が多く伝わる内容となる。本稿は2 人の語り手のストーリーを記録することを通して、子が父親の戦争について語るとはどういうことなのかを考察する。
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(1151K)
タイから秋田県への観光誘客の可能性
佐藤 朋紀
2017 年 5 巻 p. 15-29
発行日: 2017年
公開日: 2018/09/27
DOI
https://doi.org/10.24687/iasrc.5.0_15
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秋田にはタイ人が日本観光に求める要素の多くが揃っており、秋田県がタイ人旅行者の誘致に精力的に取り組んでいるにもかかわらず、未だ十分な成果は挙がっていない。本稿は、主に2017年2月から3月にかけてバンコクで行ったヒアリング調査に基づき、秋田県がタイ人旅行者を誘客するための方策として、国際観光地としての認知度向上キャンペーンおよび魅力的な観光コースの設定における広域連携の有用性と個人旅行者に照準を合わせた受け入れ態勢強化の必要性を指摘するものである。
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(973K)
外国人看護・介護人材受け入れに関する調査研究プロジェクト 公開シンポジウム「インドネシア・フィリピンからの介護人材受け入れ −秋田での可能性と課題−」 パネルディスカッションの記録
秋葉 丈志, 橋本 洋輔, 嶋 ちはる
2017 年 5 巻 p. 31-46
発行日: 2017年
公開日: 2018/09/27
DOI
https://doi.org/10.24687/iasrc.5.0_31
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アジア地域研究連携機構では、2014年度より「外国人看護・介護人材受け入れに関する調査研究プロジェクト」を機構内外の教員で組織し、外国人材受け入れに関する研究 会や県内外での実地調査を行ってきた。2016年3月には調査研究をもとに「介護人材受け入れに関する提言」をまとめ、公表した(秋葉・橋本・嶋 2016 )。本年度はこれまでの取り組みを関係者と共有し、意見交換を行うべく、秋田市で公開シンポジウムを開催した。そして、先進事例等の報告に続き、日本語教育関係者や介護福祉士候補生を含む関係者によるパネルディスカッションを行った。以下は、そのやり取りを記録したものである。
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(1048K)
文化遺産観光研究プロジェクト 2016 年度 JR 東日本寄附講座概要報告
根岸 洋
2017 年 5 巻 p. 47-64
発行日: 2017年
公開日: 2018/09/27
DOI
https://doi.org/10.24687/iasrc.5.0_47
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国際教養大学と JR 東日本秋田支社が 2016 年に締結した連携協定に基づき、2016 年度秋学期に同社寄附講座として「遺産観光論:持続可能な東北観光」を開講した。本講座はアジア地域研究連携機構の文化遺産観光研究プロジェクトの一事業として位置づけられ、秋田県の国際観光力向上と地域づくりに貢献する人材育成を目的とした産学連携の取り組みである。本講座においては通常の講義に加え、同社からの寄付金を活用したフィールドワークやゲスト講師による講義を行うことで、東北地方が抱える社会的課題に実践的にアプローチする課題解決型学習(PBL)の形式を採用した。講義目標として東北地方におけるインバウンド観光の振興を掲げ、秋田県を含んだ広域文化観光ルートと、少子高齢化や人口減少が続く地域において文化遺産を持続していくための観光のあり方について、講座受講生に提案してもらうことを目指した。本学で開催した公開成果報告会や講義成果を踏まえ、来年度以降、より地域に根差した観光教育を実践して行きたい。
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